キウチヨウコ
ビワ療法研究家
木内容子

ストレスは自分の心の未熟さを指して思うのです。

8月に、日本気功協会の北京での気功合宿に参加をし、つくづく学んだことは、 人間は常日頃の暮らしの中で、自身の心と体の静かな対話をもって反省と自然との 共存に感謝の気持ちを忘れてはならない大切さを確認しました。

そこで重要な所は、自分の永い間の性格や決め付けた価値観が問題になる…。 ストレスは不満分子の塊ではないでしょうか?

つまり我侭な性格、強情で協調性のない性格、また真からに頑固者な どなど、誰でも完璧な人間などなく、時にその不完全も愛すべき人間の 証かもしれない…。
しかし社会も家庭も共存で成り立っているのだから当然、自己主張の 強い性格もストレスを自身で生産することになります。

ストレスの正体は、生き方を誤れば心も体も病む自分自身が最大の敵 であることに気付かなくてはなりません。

愚痴と不平をなくして楽しく暮らす心がけが健康の基本だと思います。

日本気功協会会報誌“チゴン”(平成5年(1993年)11月15日発行)
に掲載された、木内容子の投稿談話より抜粋しました