眠りと私の独り言 | |
木 内 容 子 |
簡単に見えて、
簡単でないのがプロの道。
だからプロなのです。
気力・体力・忍耐力と旺盛な研究心にやがて光明をもたらします・・・正
に性根を据えて取り組む前途に道は必ず開かれて来ます。
私にとって、生活の原動力は睡眠。
睡眠の有り様は今日一日の自分を映す鏡と思っています。
睡眠時間の長短よりも中身(質・充足感)が重要なので毎日の寝覚
めの良さは何より嬉しい・・・本当にありがたいと思っています。
単純に言って良く努めると良く眠られます。
これまで、ビワ・DENにいらして頂いた皆様の体調不良のお話を伺う限
りにおいても、病気の原因の1つに睡眠不足が必ず当てはまります。
タフな体と心に鍛えなければ、不安ばかりが付きまといます。
睡眠不足解消は、生活習慣を反省し各々の生活スタイルの工夫と努
力が必要になります。
ちなみに、2005年9月私の両親の葬儀が相次ぎました。母が(87才) 肺炎で亡くなり、母の葬儀を仕切った父が17日後、9月15日(91才) 自宅で静かに逝ってしまいました。父は、日頃より老人仲間の集まりが あると皆さんから健康長寿のお手本とされていた存在でおりました。 人生の終焉は、いかなるものか誰にも分かりません・・・そのように思 うと父は実に最期まで理想通りの人生を生きた人でした。(弔問の ご近所の方々が口々に「あんなふうに、死ねたらいいな・・・」とおっ しゃった言葉が今も耳に残ります。)
人様から生き方のお手本とされた父を誇りに思う時、良い人生とは、 良い時も悪しき時も、場に気持ちを切り替えられ、集中する能力を 養い、健康で情熱を傾注出来る仕事に感謝し暮らせる事が幸せと 両親の姿に教えられた気がしています。