六波羅蜜

ろくはらみつ 又は ろっぱらみつと読みます。仏教の修行法の1つです。

この修行をすることで、迷いの岸[此岸(しがん)]から、悟りの岸[彼岸(ひがん)]へと到ることができます。

幸福に生きることへの6つのキーワードです。

キーワード内容具体例
布施(ふせ)精神的・物質的施し優しい言葉で話した。笑顔を誰かに見せた。親切にした。…など
持戒(じかい)戒めを守ること約束を破らなかった。規則正しい生活をした。決まり事を守った。…など
忍辱(にんにく)耐え忍ぶことがまんできた。怒らなかった。許すことができた。…など
精進(しょうじん)一生懸命努力すること一生懸命がんばった。目標に近づく努力をした。続けている事をやめなかった。…など
禅定(ぜんじょう)精神を集中して、静かに考えること心を落ち着けて行動した。今日の行いを振り返る時間を持った。今日の反省点を明日に生かそうと思っている。…など
智慧(ちえ)心理を見抜く洞察力のこと物事をよく見て判断した。心理を見抜く目を持とうとしている。正しい判断に基づいた行いをした。…など
仏教の教え「六波羅蜜」記載の訳
私は、仕事柄いろいろな原因で怪我・病気で体を病んだ方々と日々対面しております。
また、その中には未病の時点で疲労を解消される方もいらっしゃいます。
思うに最も厳しい姿は、心を病む事ではないでしょうか?・・・ご存知の通りレントゲン でもCTでも見た目にも心の中は分かりません。しかし体と心は一体なのです。・・・例えば、 神経を使い過ぎると眠れない又は、胃が痛い、下痢をした等々……。
心の豊かさは、決して物質やお金が沢山あっても埋められません。
実は、アタリマエ・フツウと感じて過ごしている暮らしの中に豊かさは有るのです!。
従って、日々不満と愚痴を言葉にする事は我が身を、病んで行く原因に思うのです。
そこで「六波羅蜜」が心の持ち方に大いなるヒントになるのではないかと思いました。
感謝