岐阜県海津郡平田町(まさに田んぼの中にある)にあるお千代保稲荷(通称:おちょぼさん)。

 南口大鳥居から、参道を望む。

 京都の伏見稲荷、豊川の豊川稲荷とならび、日本三大稲荷の一つといわれる。

 毎月1日(月末の深夜から)、15日が縁日。

 商売の神様ということで、岐阜の柳ヶ瀬や名古屋方面からも「水商売」「自営業者」「営業マン」「農家」等でにぎわいをみせる。

 はじめて行かれる方は「こんな田舎になぜ・・?」という感じ。

油揚げ(お稲荷さん=狐)とロウソクをまず買う。だいたい30円。

 まずロウソクをたてる。

 風がある時は消えないように注意。人のロウソクは消えてもかまわないが、自分のロウソクは消えないように。

 商魂たくましく・・

 ここが本殿。賽銭箱の前に油揚げを入れるところがある。一合徳利を入れる人もある。

 正月など箱のまわりに小銭が散乱しているが、誰も拾おうとはしない。

 本殿裏にある2番目にお参りをするところ。前にあるのはキツネ。この右脇におみくじを引くところがある。

 本殿右脇にある「願い石」

 願いごとをして「この石を持ち上げて、軽く感じると願いごとが叶う」といわれる。

 「宝くじが当たりますように」と願って、軽いと思うのだがなかなか当たらない。

 願い石の奥にある拝殿。

 賽銭を入れるところがたくさんあるので小銭をお忘れなく。

 裏を一周回ってここが最後の拝殿。

 キツネの石像がたくさんある。右下に見えるのが、「お百度石」

 いかにも「お稲荷さん」といった感じの、鳥居が続く。ここを潜ると出口へ。

 参拝を済ませ、鳥居をくくったところの右手にある建物。ふだんは戸が閉っている。中には、白馬の象が安置されていた。 通常、表のガラス戸には「名刺」が一杯差し込まれる。商売繁昌を願うたくさんの人の願いが込められている。

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