サンドブラストは砂を圧縮空気で吹き付けるため
作業は通常BOXの中で行います。
そののぞき窓に厚さ3mmの板ガラスを使用しております。
直接当てることはありませんが、どうしても反射した砂が当たってしまい
曇ってきます。静電気防止スプレーをかけたり車用の保護スプレー
をかけたりしますが、最終的に曇ってしまい処分することになります。
もったいないので 再利用は出来ないかとズーと考えていました。
そこで思いついたのは、曇った面にペイントを塗り板ガラスのサンドブラスト!!
ところが、何をブラストするかテーマがなかなか決まらなかったところ
友人が「組木細工」にはまっているとの事!「コレダ!」っと
色々試しながら、陰を入れることによりガラスは薄くても立体的に
出来ることに気がつきました。


れは手作りのBOXです。

上蓋をアクリル板にして部屋用LED照明を上に固定しております。手元にLEDバーライト、奥に可動LEDランプ。年のせいか見づらいのでBOXの中は明るくしています。

板ガラスの曇った面に塗るペイントは黒に近い方が効果があり、今は黒ばかりです。、
 
 


ここからは、組木細工で得た技法の応用です。
試行錯誤で頑張っておりますが、時間に制限が有り
少しずつですが、まだまだ試していきたいと思います。


 
 
 

 
上の能面が陰を入れると平面から立体的になったのでここでも試してみました。
  NHK朝ドラで牡丹の絵が出ていたので参考に描きました。
牧野富太郎の植物画で愉しむ「大人の四季ぬり絵」を即購入しましたがテレビの絵とは違ったので葉を描き足しオリジナルです。
   
   
   色を付けたらどうなるか?
どのように色を付けるか?

先ずはミラー反転させたレジストペーパーはサンドブラストした絵とガラス越しに重なるように貼ります。四隅の四角い穴は、この穴をガラス越しに合わせれば正確に絵が重なると考えたからです。
色もガラス越しに見える色から塗りその上から重ね塗りをして、最後にレジストシートをはがして黒のペイントを塗って終了です。
   思ったほどうまくいきませんでしたが、初めてにしては上々でしょう。

他の図柄でも色を入れてみようと思っていますが、再利用のつもりで始めたのぞき窓の使用済みのガラスが底を突きそうです。

試みとしての作業だったので、これから本格的に新品の板ガラスにに彫ってみようと思います。

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