以前作った額縁に入れる作品ができあがりました。
A4サイズ厚さ10mmの板ガラスです。
2月に額縁、3月に北斎の「龍図」と「獅子図」
そして今回「虎Tiger」がやっと出来ました。

リューター・ミニルーター・マイクログラインダー等
色々な名前で呼ばれている彫刻機械を
取り入れた彫り方を考えています。
サンドブラストでは出来ない所に応用したり・・・

 
 


リューター等でガラスを彫るとガラスの粉が舞い上がるので
水を垂らしながら彫っているのをよく目にします。
見よう見まねでその彫刻台と水を垂らす装置を作ってみました。

  左の写真は私が持っているリューター(マイクログラインダー)です。
先端に取り付けるビットには色々な種類がありますが、問題はその軸の直径です。大きく分けて2.35mmの物と3mmの物があります。
私のリューターは2.34mmで3mmのビットは使えません。別途アダプター(チャック)も販売されてはいますが、機械によってはフリーサイズでどちらも使える物もあるようです。これから購入される方は気にとめておいて下さい。
また、消費電力が弱いと途中で回転が止まってストレスになることもありますのでご注意下さい。ガラスを彫るには10W以上は欲しいと思います。
 
  「虎Tiger」の髭 や 尻尾に使ってみました。

また、以前の作品で「アングルの泉」の顔の表現が出来なくて何度かサンドブラストしているとますます変になって作品にならなかった物を試しに彫ってみました。


 
 
サンドブラストは細かい所が難しいし、やり直すのも大変で何度もやっていると余計に変な顔になってしまいました。

成功したとは言えませんが、左の写真よりはベッターです。但し彫った線が残るので最終的に仕上げのブラストしました。

 前回のワイングラスの続きで「切り子風」グラスを彫ってみました。

このグラスも作業を2回に分けて先ずは切り子風の下部を彫り、上部は七宝模様にしました。七宝模様は以前にも彫った事があるので、今回は真ん中に「+」をプラスしてみました。
 

 真ん中にブルーの帯を残すのは私の中ではブームになっていますが、この中間の色調は切り子では出来ないだろうなと思っています。

サンドブラストをやっている人は皆さん思っているかもしれませんが、切り子の仕上げのつや出しを出来ないかと言うことです。

ネットで磨き仕上げの方法は分かっているのですが、その機械等はネット上では販売されていません。

私も何度となくガラス磨きの薬品を使ってドリルにブラシを付けてみたりバフ仕上げをやってみたり・・・まだ成功していません。最悪の結果で、摩擦熱で板ガラスが割ってしまったこともあります。

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