「令和」になって2ヶ月が過ぎようとしておりますが
すでに なじんだ感じがします。
今回は、孫へのプレゼントとなかなか進まない板ガラス。
切り子風ブラストのための道具の作製です。



サンドブラストはガラスだけで無く陶器や石にも堅い物に彫刻することが出来ます。
彫った上からガラスペイント用の絵の具で色を塗ってみました。
このペイントは乾いた後オーブントースターで160度40分で定着します。その後は色落ちも無く安全です。

ただ、持っている色の種類が少なく、塗りむらもあって失敗でした。
 
  A4サイズ厚さ10mmの板ガラスの続きです。
「獅子図」・「龍図」に続き今回は現代にいる動物「とら」を彫ろうと決めてからなかなか進みません。
近い部分を深く彫るために先ずは全体を彫って、順番に遠い部分からマスクを貼り戻しながら彫ってゆくのですが、全体を彫るのが時間がかかるし楽しくないんですヨネ。
全体を彫り始めて3日目でしっぽを貼り戻し、しっぽ以外をまた彫ります。
5回貼り戻す予定です。
それから、本来のガラス彫刻の始まりです。

次は「切り子風」模様の試みです。
はじめはマスキングシートを細く切って貼ってみました。
その前に等間隔ににするために同心円を書き、等間隔の
放射線を引き、グラスにマジックで印を付けて
先ほどのマスキングシートを貼ります。


 

ブルーのワイングラスは隙間のバランスが悪く縦の線も入れてみました。
赤のワイングラスは曲線だけで出来ましたが、貼る間隔などが難しかったです。
 最初に下部ブラストして、次に上部をサンドブラストです。
そして、出来上がったのが下の写真です。
赤いワイングラスが先に出来たのですが、色のバランスが悪いので、ブルーのワイングラスは色の帯を広めにしてみました。
 
   どうもしっくりこないので、以前花瓶の下部で行った「切り子風」デザインを再現する事にしました。
そして出来上がったのが左の写真です。
但し、このカット部分を等間隔にするために、下の上下の線を引くための装置を作ってみました。
これはまだ使っていませんが、以前の「七宝模様」や「麻の葉柄」にも使える様に上下の線だけで無く回転させて左右の線も引けるように組み合わせてみました。
 
 

 
 

 

マジックインキは輪ゴムで前後に動きます。
グラスなどのカーブに沿って接触面を維持できるようになっておりますが少しずれるので まだ改良の余地があります。

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