2018年3月・・・東京は桜の開花宣言がありましたが
今日(3月21日)は雪が降っています。
明日から少しずつ暖かくなるそうですが
ここの所、季節の変わり目を味わうこと無く
いきなり暑くなってしまうのではないかと心配しています。


ダークミラーのサンドブラストに専念しておりましたが
ガラスの厚さが5mmだけなので深彫りが出来ません。
そこで、今度は透明ガラスA3サイズ厚さ10mmを
購入して色々試しています。

 阿修羅像を彫ってみました。
先ずは顔と胴体部分を一度彫り、その後正面の顔と合掌部分を再度彫り立体感が出るように試してみました。

顔の部分は別の厚さ10mmのガラスで試作済みです。


次に阿修羅用に額縁を作りました。これは化粧角材でシンプルに・・・
 

ガラスを写真に撮ると反射して自分や背景が写ってしまいます。
ダークミラーの撮影は暗い部屋でストロボを使い下から撮り後で台形を長方形に修正していました。そうしないと黒さが出なかったのです。

しかし、透明ガラスにはこの手法は通用しませんでした。
そこで、下の写真の左側の盾のような物を作ってみました。真ん中に穴を開けそこにカメラのレンズを入れて撮影します。
 57cmX68cmの黒いパネルを余り物で作ったのですが、もっと大きい方が良かったようです。A3サイズの作品ははみ出してしまいます。 左の写真の右側に立てかけてあるのは今までの額縁ですが、今回は建築用の装飾材を見つけて それを使ってみました。LEDライトを下に取り付けオリジナル額縁を3個作りました。


厚さ10mmの板ガラスの作品 第2弾はアングルの「泉」です

 
 この「泉」の裸婦も顔の部分だけ別の板ガラスで試作品を作ってから取りかかったのですが顔は難しいです。
以前 浮世絵の「ビードロを吹く女」を彫った時 髪の毛の部分に仕上げ材を塗って成功したので 今回も塗ってみましたがイマイチ・・・

これはもう少し工夫してみます。
 
第3弾は「人物と花 」を彫ろうと色々考えて・・・
「花と妖精」を彫ることにしました
自分で描くことは出来ないので
大人の塗り絵の「花の妖精」春・夏・秋・冬4冊を購入しました。
第1作目に選んだのは「バラの妖精」です。
  これも貼り戻しで全体を彫った後 顔や頭部を再度貼り戻したり 苦労しています。

今回は影を入れようと現在実験中です。
薬品3種類で透明度 広がり具合 乾燥時間等、一番効果的な物を探しています。

 
 

 
 

トップ アイコントップページへもどる

直線上に配置