TOPAZ(OHtype)


オクタゴン ステップカット 2.02ct

TOPAZ OHtype(OHタイプ・トパーズ)/和名 黄玉/結晶系 斜方晶系/モース硬度 8/別名 インペリアルトパーズ プレシャストパーズ
トパーズには水酸基(OH)とフッ素(F)が含まれていますが、そのどちらが優勢かによってOHタイプ、あるいはFタイプに区別されます。今日市場に溢れているブルーのトパーズは、Fタイプトパーズに科学的な処理をして色を改変させたものです。
色数が豊富で和名からもお判りの通り、代表的な色合いは黄色や黄褐色でした。最も希少な真紅のトパーズを頂点に、シェリーと呼ばれる赤が噛んだオレンジやピンク、ピーチ、黄色と稀に無色や淡青色、紫と色幅があります。ふじもりが裸石の収集を始めたばかりの頃、手元の少ない資料でかつてのロシア、そしてパキスタンの赤いトパーズの存在を知った時は既に門外不出との処置で、即座に夢破れたのが思い出されます。現在インペリアルトパーズの主要な産地は、ブラジルのオゥロプレートですが、鉱山の閉鎖が囁かれている昨今、インペリアルトパーズは益々希少になってゆくばかりです。
ブラジルのトパーズ
オクタゴン ステップカット 2.02ct
ブラジル オゥロプレート産
ペア ノーマルカット 0.47ct
ブラジル オゥロプレート産
ベルメーリョ(赤)と云われるタイプのシェリーカラーです。憧れた赤とは遠い色合いですが、これが精一杯……(´・ω・`)でも非加熱ですー。
ホーザ(ピンク)と云われるピンクのトパーズです。少し紫が噛んでいる様な気がします。
その他の産地のトパーズ
オクタゴン ステップカット 0.72ct
パキスタン カトラン産
パキスタンのカトラン渓谷は、ピンクトパーズの古典的産地です。淡い色が殆どですが、かつては深い赤色のトパーズを産しました。非加熱です。


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