ドミニカ共和国産 |
ドミニカ共和国産 |
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クリスタルクリアタイプのブルーアンバーで、蛍光はスカイブルーです。カットはラフですが、アンバーとしては地色と蛍光が高品質といえますね。 |
多少の内包物はありますが、準クリスタルクリアタイプでディープブルーの蛍光があります。こちらも高品質です。 |
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ドミニカの琥珀は、絶滅樹種Hymenaea protera(ヒメナエア属ジャケツイバラ科)の広葉樹の樹脂が長い年月を経て化石化したもので、凡そ2〜3千万年前のものだと云われています。サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス(北部地域)とサントドミンゴ(東部)が主な産地です。 |
ドミニカ共和国産 |
ドミニカ共和国 |
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クリスタルクリアタイプで、蛍光はディープグリーンブルーです。
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絶滅樹種ヒメナエアの花弁と虫入りです。虫入りのブルーアンバーで、超レアだと思われます。蜂蜜色の地色にディープグリーンブルーの蛍光で、内部のグリッターが虹色に輝きます。イリスアンバー?Σヽ(゚Д゚;
)ノ
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ラフ 3.1g
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ノジュール 8.5g
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マリーゴールドの様な濃い地色にディープグリーンブルーの蛍光です。 |
内部の状態が見える様に一部研磨してある琥珀原石です。判り難いですが、ディープブルーの蛍光です。 |
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産地が特定されたアンバーは中々に珍しいのではないかと思われます。ロスカカオスの鉱山は首都サントドミンゴの西側にある鉱山で、ブカラはサンティアゴの北にある鉱山です。北部では他にラクンブレ、トカ、PaloQuemado鉱山はブカラに近い新産地だそうです。南東部ではバヤグアナ、サバナ デ ラマール等。 |
ミャンマー産 |
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多少の内包物はありますが、準クリスタルクリアタイプで、蜂蜜色の地色にブルーの蛍光があります。上手く撮れなかったので蛍光写真は保留中。 |
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バーマイトはビルマ(現ミャンマー)カチン州北部の奥地フーコン(フカワン)渓谷で産出される凡そ一億年前の琥珀です。生成時期は白亜紀だそうです。バーマイトと云えば赤と云われる様に、赤い琥珀が最も珍重され人気がありますが、ブルーアンバーの命とも云える青い蛍光は、赤い琥珀よりも蜂蜜色の琥珀の方が強いそうです。虎を初めとした野生動物の自然保護区でもあり、他の産地に比べて産出が少ないのが現状です。 |
インドネシア スマトラ島ランプン州産 |
ラフ 38.4g
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ラフ 40ct
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艶々としていて、良く磨かれた煙水晶の様な外観をしています。クリスタルクリアタイプで、蛍光はブルー。スマトラ島の南端に位置するランプンは、比較的新しい産地だそうです。
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赤と黄色の二層構造で、蛍光はダークブルー。スマトラ島の中央に近い位置に在り、他には翡翠に似た緑色のスマトラアゲートが有名らしいですよ。 |
赤い地色で蛍光はダークブルー。
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インドネシア、スマトラ島で産出する凡そ1500〜2000万年前とも3〜5000万年前とも云われる琥珀です。インドネシアでは他にカリマンタン島(ボルネオ島)でブルーアンバーが産出しますが、スマトラの方が高品質らしいです。どちらの島も島全体の広範囲でアンバーが産出しますね。素晴しい土地だわ。 |