SCAPOLITE


オーバル ミックスカット 1.20ct


SCAPOLITE(スカポライト)/和名 柱石/結晶系 正方晶系/モース硬度 6/別名 ウェルネライト メイオナイト ミッゾナイト マリアライト スキャポライト
ホワイト(無色)・ピンク色・藤色・淡黄色・青色など、含有成分によって様々な色調がありますが、概して淡い色のようです。名前の由来はギリシア語のSKAPOS(シャフトの意)から来ています。
柱石はマリアライト(曹達柱石)とメイオナイト(灰柱石)の間で連続的に成分が混ざり合った固溶体の鉱物グループを形成しています。そのため含有する成分の微妙な違いにより、蛍光性やテネブレッセンスを示し、性質の異なった幾つかの鉱物として分類される事になります。ニュージーランド産の赤紫の柱石をウィルソナイト、中間型をミッゾナイト、ウェルネライト、無色をメイオナイト等と区別して呼んだりしますが、同じ固溶体の長石族に比べて、まったく持って知名度が低く個体価格差も無いので、気にするのは鉱物学者や熱心なコレクター位だと云う所が、マイナーな鉱物の悲しい宿命なのかもしれませんね。
オーバル ミックスカット 1.20ct
一般的な淡黄色のスカポライトです。


TOP  /  INDEX  /  RANDOM