CUPRITE


トリリアント ミックスカット 2.10ct


CUPRITE(キュープライト)/和名 赤銅鉱/結晶系 等軸晶系/モース硬度 3.5/別名 クプライト レッド・カッパー・オア/
最近ちらほらと見掛ける様になりました。ナミビアで300キャラアップの産出があるまでは、1ct前後の小粒なものが主流でした。脆い石なので、カットが難しく、収集家用にカットされるのが殆どです。ラテン語の銅を意味する言葉が由来の様に、濃く深い赤色が特徴で、光が当たらなければ黒い石と間違えてしまいそうです。事実、カット面が変化して黒くなる事もあるようです。
宝石質の結晶の殆どは、アフリカのナミビア又はコンゴからの産出です。ですがコンゴ産は暗く透明度が低いため、宝石としてカットされたキュープライトの殆どは透明度に優れたナミビア産と云う事です。
トリリアント ミックスカット 2.10ct
東アフリカ産
このキューブライトがナミビア産なのかコンゴ産なのかは不明ですが、宝石質としてはナミビアが唯一と云う事で、ナミビア産と思われます。が、もしかしたらカッターが遊び心でコンゴ産をカットしてみたと云う事も考えられます。これしか持っていないので比べると云う事ができないのが悩ましいですねー。
ブラックライト下では、ギラギラと赤く発光して、ちょっとビックリします。


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