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第2期ウルトラシリーズ時代設定

まず、第1期ウルトラシリーズの時代設定について「ウルトラQ」については私が持っている資料等からでは推測はむずかしい。 ただ「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」と異なり主要登場人物が「万城目淳」などと漢字表記になっているため、 現代(初回放映時の1960年代)の可能性もあると思われる。

「ウルトラマン」は話の中で出てくる年号から未来の話であることは確実なのだが、話数によって○○年後か大きく異なる。 また主要登場人物が「ハヤタ」「ムラマツ」等とカタカナ表記なのも未来のイメージを出すのに一役かっている。

「ウルトラセブン」は1987年(初回放映時の20年後)という近未来の設定。 「ウルトラマン」同様に主要登場人物はカタカナ。

では「帰ってきたウルトラマン」〜「ウルトラマンレオ」の第2期ウルトラシリーズはというと、現代(初回放映時の1970年代)である。 ただちょっと時間のねじれ現状(?)が起きていて「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」より後の時代ということになっている。 それは第1期の怪獣・宇宙人が再登場したときなどに顕著である。 (「帰ってきた」41話・51話、「A」7話・8話・42話、「タロウ」27話・28話)

また、「A」の20話で北斗が「TACに入隊して3年」。 「レオ」1話はレオが地球に着てから1ヶ月。 47話では3年が経過しているので時間の経過には少し幅があるようだ。

また第2期シリーズの放映順と地球で活躍した順番も一致しているのかどうか考察してみる。

「A」7話・8話で「帰ってきた」33話のムルチが旧知の存在になっているし、「A」10話は明らかに「帰ってきた」51話の後日談。 「タロウ」29話と30話でヤプールやベムスターなどが復活し、旧知の存在となっている。 「レオ」は少し悩んだ(笑)。 でも「レオ」34話に新マンが郷秀樹の姿でも出ているし、「レオ」39話でウルトラマンキングが ウルトラ兄弟に向かって「ウルトラ7番目の弟になるかも知れないレオを...」と語っていることから、まず「タロウ」の後で間違いない

しかしこの「レオ」38話と39話はウルトラの星と地球が衝突寸前までなってしまうのだが、この時、地球にまだいるはずの東光太郎こと ウルトラマンタロウはこれだけの非常事態に何をしていたんだー!と言いたくなるのは私だけか(笑)。 ウルトラバッジをウルトラの母に返してしまったため何かしたくてもできなかったのかもしれないが...。

上記のように思っていたが、「ウルトラマンメビウス」ではタロウは出ているので、 この時は、光太郎と分離して他の星で戦っていたのかもしれない(苦笑)。

・更新日:2011/03/19・ページ製作者:トータス砲