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第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話

ウルトラマンA ストーリーガイド

第7話 怪獣対超獣対宇宙人

地球に妖星ゴランが接近。衝突すれば地球はひとたまりもない! TACは迎撃用ミサイルマリア1号を発射して妖星ゴランを破壊することにする。 ミサイルの秒読みを担当するのは山中の婚約者でもあるマヤだった。 緊張するマヤに対して山中はお守りも兼ねてと婚約指輪を渡す。 マヤは幸せを噛み締める。

秒読みが開始されマリア1号の発射直前、地底からメトロン星人Jrが出現してマリア1号を破壊し、さらに発射基地にも潜入しマヤを殺害して憑依する。 山中は炎上する発射基地からマヤを救出する。 負傷したマヤはTAC基地の病院に運ばれ、そこで山中の口からマリア1号の設計図は無事でマリア2号の作成されることを聞き出す。

TACはヤプールに加え、メトロン星人まで出現したことを危惧する。 北斗と夕子はこの非常事態にヤプールが超獣を送り込んできた場合はエースバリアを使うしかないと考える。 だがエースバリアは大量にエネルギーを消費し、北斗か夕子のいずれかの体に大きな負担がかかることになる。

その頃、マヤはメトロン星人Jrとなり、金庫室の設計図を狙う。 北斗がメトロン星人Jrを発見してタックガンを発射、右腕に命中する。 北斗はメトロン星人Jrを追ってマヤの部屋へ! マヤはメトロンは来ていないと否定するが、右腕から出血が! 北斗はマヤの正体を見抜いて銃口をマヤに向ける。(ここでのマヤの怪しい微笑が良い) そこに山中が止めに入り、山中と北斗は口論となり山中は北斗を殴る。そこへ超獣出現の報告が入る!

超獣ドラゴリーをTACが攻撃するが、さらに暴れまわるドラゴリー!北斗と夕子はAに変身!

その頃、メトロン星人JrはTAC基地を破壊して、設計図を燃やして連絡員も殺害する。

Aはドラゴリーの火炎攻撃に苦しみながらもエースバリアを使用して、バリアの中にドラゴリーを封じ込める。 変身を解くと夕子が倒れている。エースバリアは夕子のエネルギーを使用するのだった。

破壊されたTAC基地を見ながら山中と北斗は再び口論となる。(ここでは北斗が山中に謝るが) 設計図は燃えてしまったが、設計図の内容は梶が完全に覚えていた。マリア2号の作成は続行される。

妖星ゴランの衝突まで後3日、マヤはマリア2号が見たいと山中に言い出す。 山中が許可された人間以外は無理といっても聞かない。 さらに北斗がまた私が宇宙人と言い出したら撃ってくれる?とまで聞いてくる! あまりのマヤの変わりぶりに山中も一瞬疑念を抱くがマヤを信じたい気持ちが勝り、 警備をしている北斗と夕子にマリア2号をマヤに見せてくれるように頼む。 山中と北斗は三度口論となるが、そこへ夕子が指輪を渡してくれたら通すと条件を出す。 躊躇することなく指輪を夕子に渡すマヤ。 それを見て山中は愕然とし、そしてマヤを責める。

マヤは山中のタックガンを奪って攻撃、山中はもう1丁のタックガンでマヤを撃つとマヤは正体を表す。 山中は怒りに燃える。

外に出たメトロン星人Jrは巨大化してTACと戦う。 そこをチャンスと見たヤプールは再びドラゴリーを出現させる。 北斗と夕子はAに変身。しかしメトロン星人Jrとドラゴリーと2対1では苦戦は免れない。 メトロン星人Jrが羽交い絞めにして、そこに怪力のドラゴリーが殴りかかる。 そこへ怪獣ムルチまで現われた。怪獣、超獣、宇宙人に囲まれたAはどうなるのか!

第8話 太陽の命 エースの命

メトロン星人Jr、ドラゴリー、ムルチはAを攻撃するが、ムルチの体当たりがドラゴリーに誤爆! 怒ったドラゴリーはムルチを引き裂いてしまう!(超獣のパワフルさを印象付ける) だがAの苦戦はなおも続き、このままではやられてしまうと北斗は夕子の体調が完全に復調していない状態でエースバリアを使用。 メトロン星人Jrとドラゴリーをバリアに封じ込める。 夕子は重傷を負って病院へ運ばれる。

北斗はエースバリアを使ったことを夕子に詫びる。 (バリアの効力は1日、その時間だけではマリア2号はまだ完成しない) そんな北斗に「ああしなければAがやられていた。使命をはたせれば満足よ」と夕子は応える。

その後、パトロール中の北斗と吉村はバリアの中で昏睡状態のメトロン星人Jrを発見して報告。 攻撃を主張する山中に対し、竜隊長は眠れる獅子を起こすことはないと監視を命じてマリア2号の作成基地に向かう。

だがマヤをメトロン星人Jrに殺されている山中は命令を無視して攻撃を開始。 バリアが破れてメトロン星人Jrが復活。 それまで山中を止めていた北斗もやむを得ず攻撃するがメトロン星人Jrは反撃し山中のタックスペースを撃破して姿を消す。

命令違反に対し竜隊長は激怒、マリア2号の作成に1秒でも集中する時間がほしい状況だ。 山中の気持ちを思い北斗は庇うが「作戦に私情を挟むのはTAC隊員として最も恥ずべき態度」と戒める。

そこへ病院から夕子が危篤状態になったとの電話が! 竜隊長は山中たちに引き続きメトロン星人Jrやドラゴリーの調査や監視を、北斗には夕子のそばにいて励ますことを命じる。

意識を回復した夕子は地球が滅亡してからでは遅いと、マリア2号の作成基地に連れて行ってほしいと北斗に懇願。 北斗は医者の制止を振り切って夕子とともに基地に向かう。

マリア2号の発射寸前にドラゴリー、さらにメトロン星人Jrが出現。マリア2号に迫る。 北斗と夕子はAに変身してメトロン達を食い止める。そしてついにマリア2号が発射された。 だが夕子が重傷のためAは普段の半分しか力が出ない。 それでもなんとかメトロン星人Jrをバーチカルギロチンで倒すが、 さらにエネルギーを消耗したAはドラゴリーの攻撃を受けてカラータイマーも停止してしまう。

だが妖星ゴランが爆破されて、すさまじい太陽エネルギーがAの体に降りそそぎ、Aは復活。 ドラゴリーを抱え上げ空中で投げ飛ばし、パンチはドラゴリーの体を貫通。 エースブレードでドラゴリーの首を切断して、さらにメタリウム光線で爆破した。

地球の平和が戻ったことをマヤの形見の指輪に呟く山中。 夕子の体調も元に戻り、TACのメンバーは大きな深呼吸をして生きていることを実感するのだった。

第9話 超獣10万匹!奇襲計画

多摩地区で乱気流が発生し、超獣出現の前触れと判断したTACは待ち伏せして攻撃しようとしていた。 今野は戦闘調査用に写真を撮る準備をしていたが、そこへ超獣の写真を撮ってスクープを狙う雑誌カメラマンの鮫島純子が現われた。 今野は注意するが、純子は「北斗から教えてもらった」などと嘘をついて一歩も引かない。 そうしているうちに超獣ガマスが出現。

TACは攻撃するが、純子が写真を撮るとガマスは消えてしまった。 写真を撮り損ねた今野は写真を1枚譲ってくれと頼むがそれじゃスクープにならないと断られてしまう。

TACは作戦会議を開くが超獣が消えた原因は掴めない。 そして今野に超獣の写真を見せてくれと頼むが、隊長に怒られるのが怖くて「まだ現像していない」と今野はごまかす。 そして純子に再び頼みにいくが、「北斗に渡した」とまた騙される。 (この時の会話で純子が初恋の人に似てると今野は告白する)

純子はガマスの写真を編集部に持っていこうとタクシーに乗る。 だが細かいお金がなく、一度タクシーを降りて(写真はタクシー内に)売店でくずそうとしていると、 タクシーの無線の音でガマスの写真が実体化して再び出現。 (まだ写真から実体化したことにはTACも純子も気付いていない)

TACは出撃してRXミサイルをガマスに使用する。 ダメージを受けたガマスは再び純子の写真の中に消える。 そしてヤプールはガマスを強化するために武器を与えた。

ガマスが消えた後、今野から純子が自分の名前を使ったことを聞いた北斗は今野とともに純子のマンションに行く。 純子は謝るどころか報道の自由を盾に北斗と口論になる。 今野は2人をなだめようとするが、両者は益々エキサイトして「じゃじゃ馬!」「ガリガリ頭のとっつあん坊や!」と 罵り合いに発展して北斗は純子を引っぱたいて先に出て行く。 北斗に叩かれた後から純子は泣き出して今野に甘えるような声を出してガマスの写真を一枚渡すのはすこしかわいい。 (だが写真には持ってなかったはずの刀がある)

刀が写っていたことでTACは写真に様々なテストを行ない、音波によって実体化することを知ると、 竜隊長は今野に竜隊長は今野に写真のネガを焼くことを指示。 ごまかしきれなくなった今野は事実を伝える。

だがガマスの写真は編集部で印刷される直前で、慌てて編集部に向かうTAC。 もし印刷されたら10万部の雑誌からガマスが出現することになってしまう。 その頃、編集長の電気かみそりの音からガマスがまた実体化!

今度はRXミサイルも通用しない。北斗と夕子はAに変身。 手裏剣をつかうガマスにAはパンチで対抗。吹き矢も見事投げ返す。 それならばとマキビシを使いさらに煙幕や刀を使ってAを苦しめる。だがなんとか刀を奪い取るA! 姿を消したりしてガマスは抵抗するが、ついに自分の刀で倒され、さらに光線で爆破される。

今野は純子からネガを渡してもらい、山中のタックガンで処理された。 「よくネガを渡してくれましたね!」と不思議がる北斗に対して、にやけながら適当に返事をする今野。 そして飯を食べに行くと言って純子とのデートに向かっていった。

第10話 決戦!エース対郷秀樹

坂田次郎は街中で郷秀樹に似た人を見かけた。 「郷さんがここにいるはずないでしょう」とルミ子はいう。 そんな2人の前に超獣ザイゴンが出現。ビルに突進したり、火炎を吐いて暴れる。 「こんな時、郷さんがいてくれたら...」と思いながら次郎は逃げる。 TACは出撃し、ザイゴンに攻撃をするが、効果はなく次郎とルミ子に危機が迫る。

北斗は梶の新兵器を使って地上攻撃することを提案。そして攻撃するが、ザイゴンの火炎でピンチに! 態勢を立て直し新兵器を再び発射しようとする北斗に長身の男の背中が見えた。 発射できないので「退け!」と体当たりをする北斗。その長身の男は郷秀樹だった。 郷は手に持っていたウルトラレーザーを発射してザイゴンを追い払ったが、顔に怪我をする。 (このシーンで「帰ってきたウルトラマン」の主題歌のBGMが流れる)

TACによって治療を受けている郷に飛びつく次郎。 だが美川隊員はMATのファイルによると郷はゼットンとの戦いで死んだことになってることを思い出す。 (このシーンはMATもなくなってしまったみたいな感じがして少し寂しい) だが郷が死んでないことを知っている次郎とルミ子はそれを否定する。

竜隊長は郷にメディカルセンターで休養してもらうことにする。 そしてその間、郷をTACに入隊させるかどうするかで議論が続く。 山中や吉村は賛成、北斗は反対という状況で竜隊長は北斗と夕子と梶に郷の様子を見てもらってから判断することにする。

その頃、次郎とルミ子はメディカルセンターにお見舞いにきたが、 センターの人が入ることを許してくれない。 そこへ北斗たちが来て、北斗は2人も一緒にお願いしますと頼む。 その様子を部屋の中から見て、「とうとう来たか...」とつぶやく郷。

次郎とルミ子は郷の大好物であるおはぎを持ってきたが、郷はあまり喜ばない。 さらに利き腕ではない左手で食べようとするので不思議がる次郎。

そこへザイゴンが再び出現。北斗と夕子は部屋を出でザイゴンを攻撃。 その後、郷はウルトラレーザーを持って飛び出す。そして次郎、ルミ子、梶を室内に閉じ込める。 TACはメディカルセンターの人々を非難させる。だが攻撃の最中に次郎達が残っているのを発見。 北斗が救助に向かうがドアのノブをタックガンで破壊しようとする北斗にウルトラレーザーを向ける郷。 郷はヤプールの使者アンチラ星人が化けた偽者だったのだ!夕子も北斗の後に救助に向かっていた。 そして夕子がウルトラレーザーを撃ち落した。

次郎は北斗から事実を聞くとセンターの屋上に向かう。 そしてザイゴンに指令を出す偽者に飛び掛ろうとするが人質になってしまう。 だが噛み付いて脱出すると北斗と夕子の攻撃でアンチラ星人は死亡。 だがザイゴンの火炎による煙が迫ってきた。北斗と夕子は次郎を抱え込んで変身。 (正体もろバレじゃないか?オイオイ!)

次郎を安全な場所に置くと、Aはそばにあった赤い旗をつかって闘牛士のように戦う。 最初はザイゴンの攻撃を避けていたがついにザイゴンの体当たりが命中。 しかしAも反撃、光球を発射してダメージを与えてウルトラナイフでザイゴンの首を切断した。 そしてザイゴンの火炎を消化した後、首を地面にドカッと置いて去っていった。

夜、公園にいる次郎とルミ子、そして北斗と夕子。次郎は裸足になって夜空を見上げる。 次郎とルミ子には郷の姿が移る。 そして本当の郷の帰りを待つ次郎は夜空に向かってウルトラ5つの誓いを叫ぶ。

ウルトラ5つの誓いは「帰ってきた」51話では

  1. 腹ペコのまま学校に行かぬこと
  2. 天気のいい日にふとんを干すこと
  3. 道を歩くときには車に気をつけること
  4. 他人の力を頼りにしないこと
  5. 土の上を裸足で走りまわって遊ぶこと

という順番だったがこの話では 5. 1. 2. 3. 4. の順番で言っている。 深い意味はないと思うけど少し気になります。

第11話 超獣は10人の女?

第12話 サボテン地獄の赤い花

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・更新日:2011/03/18・ページ製作者:トータス砲