特集:学校施設
発行:2003年7月
A5判 64ページ 500円(送料160円) |
福島の皆さんによる座談会「学校の施設設備を考える」です。
学校事務職員ばかりでなく、母親や市教委の職員も加わった座談会です。 子どもたちにとっての学校の施設設備とは、学校をよりよい環境にするためには、 子どもの願い・大人の願いなどを中心に、それぞれの参加者が自分の想いを語りながらも、 ほかの人の想いとも重なっていて、読んでも楽しい座談会の記録です。 |
自称ナイスミディ5人が訪れた山梨県内の学校の訪問記です。 この学校は地域住民の強い要望で14年がかりでやっと分離・開校した小学校で、 母体校の教職員や子ども・保護者・住民の声も生かして建設された地域開放型の学校です。 バリアフリーの校舎、ランチルーム、太陽熱の利用、木を生かしたつくりなどを紹介しています。 |
小学校の学校事務職員の実践です。 養護教諭と一緒に取り組んだ低学年トイレとプール横の外トイレの改修, 障害を持つ子の立場に気づいた学級担任との連携によるトイレの改修について, 職場の合意をつくりながらの取り組みの様子がまとめられています。 |
東京の板橋区で試みた学校改築にあたってのワークショップ(住民参画)の紹介です。 まだなじみの薄いワークショップですが,参加した4人の学校事務職員による率直な感想からは, ワークショップの雰囲気とその貴重な機能が伝わってきます。 |
5月に横浜市で行なわれた制度研関東ブロック交流会でのトイレコンサルタントの村上八千世さんの講演を中心にした記録です。
学校におけるトイレの位置づけ,子どもの心理,トイレのメンテナンス,トイレ改修のポイントなど,参考になる内容です。 参加者が紹介したトイレアンケート(市教委が実施したもの,設問がとても参考になります)も掲載しています。 |
人員削減や不補充,事務処理の外部委託化,劣悪な賃金・待遇, 不況下で就学困難な生徒たちなど,私学ならではの問題が語られています。 |
昨年12月に行なわれた民教連(制度研も加盟)の研究交流集会の様子です。 制度研の仲間の実践を教員たちがどう受け止め,どう評価しているか,当日の分科会の雰囲気を描写しながら伝えています。 |
学校事務職員・事務室が扱う情報,情報の活用・発信,情報民主主義の観点, 電子自治体と情報民主主義を主な項目として論じています。 80号の特集(情報と学校事務職員)と併せてお読みください。 |
自分の公務災害手続きなど生々しい出来事が語られています。 書きにくいことを思い切って書いてくれた筆者に感謝感謝です。 |
何年にもわたって発行している中での読み手の反応の変化や,発行をめぐっての管理職とのやりとり, 「アダージョ」と題する事務だよりが紹介されています。 |
今夏の制度研東京大会3日目に「自治体・自治体財政のゆくえ」と題して講義をしていただきます。事前学習にも最適です。 |