特集:制度研ヒロシマ集会
発行:2002年9月
A5判 64ページ 500円(送料160円) |
7月下旬に広島市で行われた制度研の26回目の研究集会の特集です。 今年の研究集会はメインテーマに 「学校に子どもの夢と願いを −子ども・保護者・住民とともに生きる学校事務職員像の創造−」をかかげ、 集会テーマを「子ども発、子ども行き」として行われました。 |
今日の学校事務職員をめぐるさまざまな状況を取り上げ、 学校事務職員が学校で活躍するうえでは、ピンチばかりでなくチャンスでもあることを熱く語りました。 |
児玉辰春さんによる記念講演の記録です。 児玉さんは現在は児童文学作家として『ひびけ月光の曲』『しんちゃんの三りんしゃ』『よっちゃんのビー玉』など たくさんの作品を上梓していますが、もともとは中学校の数学の教師でした。 児玉さん自身の戦争体験、被爆体験、中学生による演劇と「まっ黒なお弁当」の出会い・出版などが、 感動的に語られています。 あの悲劇を再び繰り返さないために、この講演記録から学ぶことはたくさんあります。 |
各地で行われている「共同実施」加配を「32年通達」や「任用一本化」政策との関連で論じ、 学校事務職員制度の歴史の中で共同実施」を考える手がかりを提供しています。 |
子どもの学習権と修学保障/学校予算と教育費/学校環境と施設づくり/教職員の権利と学校事務/
学校情報の活用と公開/学校づくりと子ども・地域/学校事務職員制度のありかた の7つの分科会の報告です。 各分科会でのレポートの概要と討論の概要、まとめなどが記されています。 |
ヒロシマ集会のテーマ別学習会からの紹介です。 子ども・教職員・地域にかかわる24のさまざまな取り組みから、 子どもに向ける気持ちを受け止めてください。皆さんの学校で実践する際のヒントもいっぱいです。 |
組織・運営、集会内容、現地広島の実行委員会、それぞれの立場からの発言です。 それぞれの立場からの発言を通して、ヒロシマ集会を共有してください。 |
集会参加者が集会を振り返った文章です。 実行委員の一員としてかかわった思い出、戦争の体験談の重さ、 教員として集会に参加しての想いなど、各人の夏が熱く語られています。 |
高知県の教育長が執筆した本です。 名刺にも「子どもという希望」と印刷しているそうですが、そんな教育長の教育論の紹介です。 |