地域を変える/子どもが変わる/未来を変える〜居場所でおせっかいの連鎖を生み出す〜
NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの事務局長さんから、子どもの冒険遊び場(プレーパーク)に始まり、 無料の学習支援、孤食の子どもたちに食事を提供する子ども食堂、夜の児童館など 困難を抱える子どもと親を支援する活動を続けるWAKUWAKUネットワークの活動を紹介していただきました。 「困っている子の後ろには困っている家庭がある。困っている家庭は孤立しがちである。 困っている子(家庭)の居場所をたくさんつくり、居場所で繋がっていく。居場所でネットワークが作られていく」と語られました。 「私たちにできることは?」の質問にも、 「子どもの貧困、格差の問題は所得の再配分をやらないと解決しない。児童扶養手当を充実させることでひとり親家庭は楽になる。 でも待っていては間に合わない。一人でもいいのではないでしょうか。始めてください。 気になっている子に声を掛ける。一人が一人をサポートできれば多くの子どもが救われます。」と訴えられました。 |
都内小学校勤務。3・11後、避難してきた児童を数名受け入れています。 浪江から避難してきた児童、当時は不安定で給食も少ししか食べられませんでしたが、 今は六年生。身長が伸びて、友だち思いの素敵な男の子になっています。 他に父子家庭の貧困家庭(避難家庭ではない)もあり、就学援助費も受給できず未納が続いています。 今日のお二人のレポートはとても良い刺激になりました。 いのち暮らし子どもを大切にするために私たちは何ができるのか、声を出し、 まず近くの人たちに伝えていくこと(今日、この会に行くことを話したら、そういう学習会が必要だと言ってくれた先生がいました)、 そして何かできることを小さいことでもやってみようと思いました。ありがとうございました。 |