佐倉機関区 9.3.21




平成9年3月21日、機関区最後の日をレポートします。


1455列車到着

当時、下り列車は午前中に到着の1455レにて次の機関車に受け渡される運用を取っていた。
最後の鹿島行きのカマ換えは874号機から1804号機だった。874号機は仕業庫にて着検をうけ1804号機を見送った...

下り1455レから離れ仕業庫に近づく874号機。
左で停車中なのは1804号機。

874号機(右)、最後の着検が行われる。

予潤滑のかすかな音の後、轟音をたててエンジンを始動させた1804号機。

下り最後の牽引機が仕業庫をはなれた..

連結作業終了後、運転士と地上の車掌によってブレーキテストが行われる。


テスト後機関車に乗り込む車掌。
当時は東千葉より旅客会社の車掌が便乗していた。

1094列車到着

上りのカマ換え列車は午後に鹿島からやってくる1096レ(現1094レ)、最終出区車は1801号機だった。
偶然にも1801号機は千葉機関区のDD51撤退時も最後の転配発送車となっている。
運用を明けて停車中の874号機を回送するため次位に引き連れ佐倉を発車、佐倉には機関車がいなくなった...

旅客会社の操車係に誘導されて機関区入り口のてっさまできた1801号機。
同機は午前中に1099レで一旦佐倉を通過、鹿島スタジアムで折り返してきた。こう見ると佐倉も非電化駅のようだ。


佐倉機関区にカマがいる、最後のシーン。
右がたった今入区した1801号機・左は874号機。
この後、この2両は重連で1096レの先頭に立ち佐倉を後にした。
そして機関区にはカマがいなくなった...