ビュフェ廃止後のつばめ2

九州新幹線開業直前レポート


車内には九州新幹線開業のPRが各所に見られました。

 2004年の元旦を迎えた時点で九州新幹線開業まであと72日に迫っていました。そこで少し早いのですが元旦につばめ号のお名残乗車をしてきました。
 

今回はJR九州のどこへ行っても九州新幹線の開業ムードで一杯でした。
写真は西鹿児島駅のボードです。元旦時点で開業まで72日を示していました。

普通車のマガジンラックにも九州新幹線開業PRステッカーが貼られていました。


つばめ最大の魅力は客室乗務員による良質のおもてなしサービスです。特にグリーン車には専属の乗務員がいるので鉄道界国内最高レベルのサービスが受けられます。新幹線開業後もこのサービスが継続されることを祈るばかりです。


正月イベント
元旦のみグリーン車利用者を中心に手作りカレンダーが配られました。


東シナ海を望む
新幹線開業に伴って廃止される区間では八代海や東シナ海の海岸線区間が含まれています。新幹線はその大半がトンネル区間のためこれらの景色もつばめ号からはまもなく見納めになってしまいます。

黄昏の八代海を見ながらの一杯はビュフェ時代の楽しいひとときを思い出させます。

 「2004年3月13日に九州新幹線開業」そして「つばめは新幹線”つばめ”と”リレーつばめ”に生まれ変わる」この事実はつばめファンとして真摯に受け止めなければなりません。しかし、つばめはJR化以降培ってきたJR九州フラッグシップトレインとしての良質なおもてなしサービスがあったからこそ日本一あるいは世界一を名乗るにふさわしい特急列車でありました。九州新幹線開業に伴い、時間面では大幅なサービス向上が期待出来ますが、それ以外の面、特にグリーン車サービスのサービスダウンが起こらないことを願うばかりです。
 

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