祝 山陽新幹線博多開業30周年!
0系ひかり号

『0系ひかり号 新大阪』

 2005年3月10日に山陽新幹線は博多開業30周年を迎えました。これを記念して0系ひかり号が運転されるなど山陽新幹線エリアはお祭りムード一色でした。

山陽新幹線
博多開業30周年記念
0系ひかり号の動画
47秒2.38MB150Kbpsrm形式0系ひかり号の回送列車が早朝の新大阪駅に入線します。

0系ひかり号はヘッドマークを掲げた他に1号車と5号車にはロゴマークが貼られました。またJRマークやリニューアル編成用のステッカーが貼られていない点も特筆されます。


フルスピードで走る0系ひかり号
ビュフェのスピードメーターはATC頭打ちスピードぎりぎりを示していました。

ビュフェ
ビュフェはグッズの販売スペースとして終始賑わいました。

車内販売
車内販売は開業当時の制服を着用したパーサーが乗務しました。3月10日の下り列車(新大阪ー岡山間)では親子2代による車内販売イベントも行われました。

記念乗車証
記念乗車証は国鉄時代の硬券特急券を模したものが配られました。

復刻駅弁 新神戸駅『神戸の味』
山陽新幹線の各駅では開業当時の駅弁の復刻版を販売していますが、0系ひかり号では各停車駅の復刻駅弁が積み込まれました。

復刻駅弁 福山駅『御弁当』
福山駅や博多駅の復刻駅弁の掛け紙は0系の写真が持ち入れれており、マニア心をくすぐりました。

特別弁当
0系ひかり号乗車ツアー参加者には特別弁当が配られました。

「博多開業30周年記念缶ビール」
確認しただけで3社から記念缶ビールが発売されていました。

『記念パネル展』
主要駅では記念パネル展が催されました。写真は新大阪駅

 山陽新幹線博多開業の昭和50年3月10日は気動車王国の砦であった千葉気動車区や元祖寝台特急電車の月光が廃止となりました。それ以外には157系あまぎの183系化など私にとっても感慨深いダイヤ改正でした。それから30年が経ちました。博多開業に合わせて登場した新幹線食堂車は既に廃止されました。開業時は東京ー博多間を速達ひかりでも6時間56分かかっていましたが、今は4時間58分で結びます。時代は変わりました。今後は九州新幹線博多開業で山陽新幹線も大きく変わることでしょう。


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