列車供食事情13

JR西日本 瀬戸内マリンビュー号


穏やかな瀬戸内海を眺めながらの一杯は最高でした!

 快速「瀬戸内マリンビュー号」は2005年に開催された「ええじゃん広島県デスティネーションキャンペーン」に合わせて05年10月1日より運転を開始しました。車内では快速列車ながら観光列車にふさわしく車内販売が実施されています。瀬戸内海の穏やかな海を眺めながらのホットコーヒーは旅の気分を大いに盛り上げてくれました。

『瀬戸内マリンビュー号』
近郊型キハ47がモダンに生まれ変わりました。指定席の1号車では車内販売を担当する客室乗務員がグリーティングであたたかく迎えてくれました。

『1号車指定席 キハ47−7001』
合成レザー張りの座席が並ぶサロンカー風の指定席車内は海側は大型テーブル付きのクロスシート、山側は海を眺望出来るようにソファータイプの座席が海を向いて並びます。


『フリースペース』
指定席車の車端部はフリースペースとなっており、カウンターにスツール、ソファーが置かれています。

『乗車記念のボードとなんでも帳』
観光列車らしく記念撮影用のボードや思い出を記すことが出来るなんでも帳も備えれれていました。

『車内販売カウンター』
フリースペース横には車内販売用のカウンターが設置されています。車内販売はワゴンではなくカウンターで行われていました。

『車内販売メニュー』
各テーブルには車内販売メニューが常備されています(自由席は未確認)。


『ホットコーヒーともみじ饅頭』
広島らしく名物”もみじ饅頭”が単品売りされていました。


『ハーフサンドとホットコーヒー』
軽食にはサンドイッチが積み込まれていました。


『缶ビールとグルメチーズランド』



 瀬戸内マリンビュー号の運転は05年10月1日から06年3月31日までとなっています。船をイメージしたモダンな瀬戸内マリンビュー号から眺める穏やかな瀬戸内海の多島美は見事なものでした。列車に乗っているだけでも十分に楽しめますが、沿線には観光地も多いことから4月以降も運転が継続されることを切望します。


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