西武の旧型車


武蔵関付近を走る477編成”準急 新所沢行”

 西武鉄道の電車を塗装で見ると黄色に塗られた101系以降の車とそれ以前の赤電と呼ばれる車の二つに大別することが出来ます。ここでは20年前の高校通学時にお世話になった赤電451系を中心とした西武旧型車の活躍を写真で振り返りたいと思います。
 そもそも西武電車は小学校遠足で多摩湖に行く際に知りましたが、好きなタイプは国鉄101系に似た切妻タイプの451系でした。高校入試の際にはクハ16改造の制御車にも乗ることが出来ました。高校入学後の趣味活動が楽しみでしたが、入学後の昭和56年4月以降は見ることはありませんでした。当時の新宿線はそれでも1/3位が赤電でした。当然私の毎朝乗る”急行 拝島・西武遊園地行き”は701系4連+451系2連×2による赤電でした。通い慣れるうちに451系6連組成車の中で唯一原形ライトであった477編成を追いかけるようになりました。

武蔵関ー東伏見
477編成を先頭にした夕方の”準急 拝島・西武遊園地行”

所沢
西武球場からの”臨時快速急行 西武新宿行”
477編成は末期の451系6両組成車の中で唯一の原形ヘッドライト車

武蔵関ー東伏見
477編成を先頭にした”急行 西武新宿行”

東伏見
477編成”普通 西武新宿行”

東伏見
477編成”普通 西武新宿行”

田無


上石神井
通学で毎朝乗っていた”急行 拝島・西武遊園地行”

花小金井
477編成”普通 拝島行”

萩山
477編成”普通 拝島行”

萩山
普段は351系3連が活躍する多摩湖線国分寺口に入る454編成

一ツ橋学園ー国分寺
454編成は末期の451系2連組成車唯一の原形ライト車

一ツ橋学園
454編成

西武柳沢
551系を先頭にした朝の”準急 西武新宿行”

武蔵関ー東伏見
休日設定の西武遊園地からの551系”臨時快速急行 西武新宿行”

武蔵境
571系

東村山
クハ1601
601系は西武初のカルダン車となりましたが、クハ1601の台車は旧型車からの流用品でありました。701系が6連冷房化される際に中間車のみ701系に組み込まれました。残されたクハはつりかけ車クモハ551(その際551系のサハを廃車)と組んで2連で活躍しました。

国分寺
351系は多摩湖線国分寺駅のホーム延長工事が完了した平成2年まで生き残りました。



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