さよならグランドひかり
復路のラストランとなる9563Aでは新大阪駅で盛大に出発セレモニーが行われました。
(博多到着後にも引退セレモニーがありました。)
100系V編成グランドひかりは食堂車を含んだ2階建車両を4両連結させたJR西日本の看板列車として平成元年に登場しました。山陽区間では最速230Km/hの速度を誇っていましたが、後継車両の高速化に伴い序々にその活躍の場が狭まり、平成14年11月23日の運転で引退しました。
さよなら運転では特別な装飾はありませんでしたが、速度種別S26による230Km/h運転と食堂車の復活営業があり、新幹線ファンを満足させる運転になりました。
V2編成入線(9886A)
セレモニーが始まり、駅長さんの挨拶が終わったところで本日の主役であるV2編成が新大阪駅20番線に入線。
往路の9568A博多入線!
平成12年に営業を終了した食堂車もこの日は特別に復活営業
往路9568Aの食堂車で出された『玄界灘御膳』
往路の9568Aでは博多→新大阪間をグランドひかり最速の2時間49分で運転のため(速度種別はS26)スピードメーターも久しぶりに230Km/hを見せました。
なおスピードメーター横の非常扉に飾られていた造花が無くなっていました。
また今回の編成はV2編成でしたが、食堂車を含んだ2階建車4両はさよなら運転に際して比較的綺麗なV9編成のものと差替られていました。
復路9563Aの新大阪入線(9886A)と出発時には食堂車ではクルー全員の整列も見られました。
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