旅のレストラン 日本食堂

鉄道博物館


クハ481−26

 2007年10月14日大宮に世界最大級の規模を誇る鉄道博物館がオープンしました。 鉄道博物館内にはレストランが2箇所ありますが、その内の1階にはNRE直営の「旅のレストラン 日本食堂」があります。 ここでは食堂車のメニューを中心にした料理が楽しめるというので出かけてみました。

「旅のレストラン 日本食堂」
メインゲートを入った所にあります。 NREの前身である「日本食堂」がレストラン名に採用されています。

「ハチクマライス(期間限定 東北本線Ver)」
乗務員用の賄い食として存在した幻のメニューの再現です。


「懐かしの食堂車のカレーライス」



「鉄道博物館開館記念弁当」
NREで通常販売されている東日本の名物を詰め合わせた「うまいもん」をアレンジした弁当です。

「モハ484車内」
展示車両の内、485系と455系車内は飲食可能なスペースになっています。
こちらに駅弁を持ち込めば昭和40年代から国鉄末期までの旅情気分を味わうことが出来そうです。


「メニュー」



 鉄道博物館のレストランは保存車両による食堂車や、交通博物館の「レストランこだま」に見られたような車両を模したものでなかった点は残念でした。
食事の味自体はさすがはNREだけに食堂車の再現と言えるのですが、盛り付ける容器が現役時とは全く違うので完全な再現になっていない点も残念でした。
今後は単に博物館内のレストランということだけではなく、食堂車を後世に伝えるための文化活動としてのレストラン運営、そして食堂車を知る世代からも絶賛される内容となるように期待します。



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