列車供食事情5

きらきらうえつ号


『日本海を眺めて』

 「きらきらうえつ」は新潟から日本海沿いに羽越本線を酒田まで走る4両編成の全車指定快速列車です。中間車には和風ラウンジカーが連結されており、地酒や茶を嗜むことが出来ます。

『モハ484−702』
ラウンジカー外観です。手前側窓3つ分が売店スペースとなっています。

『和風ラウンジカー車内』
車内にはフリースペースとして18名分の茶屋風のボックス座席が並んでいます。

『和風ラウンジカー売店”茶屋”』
登場時の売店は”茶茶屋”(ささや)と名付けられていましたが、今は”茶屋”(ちゃや)と改称されています。

『お茶セット』
村上茶と和菓子のセットです。お茶はお湯のお替りが出来ました。

『銘酒呑みくらべセット』
用意された数種の銘酒の中から好きな物を3種選べます。コースターにはそれぞれ銘酒のシールが貼られていました。

 このきらきらうえつ号の和風ラウンジカーは新しいリゾート列車の在り方を示した点では魅力的列車です。車内で嗜む”お茶”や”地酒”は列車の付加価値を大いに高めることに成功しました。しかし、おつまみ関係が積み込み弁当やNRE共通のワゴン販売品しかない点が残念です。予約制でよいので列車オリジナルのおつまみセットや和菓子セットなどの軽食類が充実するとさらに魅力的な列車になると思うのですが。


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