京王5000系特急


多摩川を渡り聖蹟桜ヶ丘に進入する5000系特急

 昭和38年に登場した京王5000系は京王線の近代化に大いに貢献しました。しかし、昭和47年登場の20m車6000系がその後の標準となったため、18m車の5000系は昭和50年代以降は急速に優等列車運用から外れていきました。ここでは昭和60年頃の写真を中心に5000系特急の活躍を偲びたいと思います。

調布
ハイキング特急”陣馬号”

調布


布田ー調布


初台ー幡ヶ谷


調布
ハイキング特急のヘッドマークは陣馬号が6000系に置き換わった昭和57年に新デザインに変更にされました。新デザインヘッドマークによる5000系特急自体大変珍しいのですが、編成自体も5000系史上最長の9両編成でした。
昭和63年頃撮影

調布
特急運転20周年

明大前
特急運転20周年

明大前
非冷房車・釣り掛け車5107の臨時特急(東京競馬開催時)

明大前
5019臨時特急(東京競馬開催時)

中河原ー聖蹟桜ヶ丘
昭和62年の夏は6000系の特別修繕が行われたため、朝のラッシュ時に8連の5000系が優等列車運用に入りました。

新宿


調布
東京競馬開催時の5000系上り臨時特急

調布
5100系さよなら運転 5000系の増結車である5100系の内つりかけ車は昭和63年に引退しました。

府中競馬正門前
5100系さよなら運転 社員の記念撮影時には昔の特急板が付けられました。

初台ー幡ヶ谷
初台ー笹塚間の地下化完成間際の光景。折り返しは『陣馬号』

高幡不動ー南平
5015編成 ハイキングダイヤと東京競馬が重なる午後の高幡不動ー京王八王子間には5000系の4連特急が走りました。

高幡不動ー南平
5015編成

高幡不動
5015編成

高幡不動
5016編成 5016編成は通風機上に冷房を載せる改造をしたために中間車では1両あたりの冷房機が4台しかなく、後に集中式に再改造されました。
写真は冷房再改造前の姿

高幡不動
5018編成 5018編成は試作分散クーラーの搭載車

東府中
競馬場線開通20周年
5013編成

東府中
競馬場線開通20周年
5121編成は飛田給事故で5821号車を失い、残った2両は5013編成に連結されていました。

調布
5000系さよなら運転
さよなら運転では5722号車のみ『ひげ』が復活しました。



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