JAL国内線のファーストクラスサービス

日本の空に初めて流れる上質な時間。


”特別にしつらえた、至福の空間。”

 日本航空は2007年2月に07年12月から国内線にファーストクラスを導入する旨の発表をしました。 そして8月末にサービス内容の概要が発表され、12月1日待望の国内線ファーストクラスがついに誕生しました。そこでファーストクラスの名にふさわしいサービスが行われているかどうかを見るべく、サービス開始直後の12月初旬に早速搭乗してきました。
 撮影にあたりましてはチーフCAさん並びにファーストクラス担当CAさんに多大なるご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 

空港サービス

専用チェックインカウンター
空港にはファーストクラス専用のチェックインカウンターが設けられました。

ダイヤモンド・プレミア ラウンジ(北ウィング1)
今回の国内線ファーストクラスでは空港でのラウンジサービスが提供されるようになりました。 特に羽田空港では「ダイヤモンド・プレミア ラウンジ」が使用可能です。

ダイヤモンド・プレミア ラウンジ(北ウィング1)
北ウィング1のDPラウンジは11月に改装により、パーテーションのある個室感覚の座席が用意されました。

ダイヤモンド・プレミア ラウンジ(北ウィング1)
ラウンジではソフトドリンク、アルコール類が無料で提供されます。

鉄道では考えられないサービスが航空会社では当たり前のように展開されています。

ダイヤモンド・プレミア ラウンジ別館(北ウィング2)
15番ゲート付近のサクララウンジ内にもDPラウンジが別館として設けられています。

ダイヤモンド・プレミア ラウンジ別館(北ウィング2)
別館では飛行機を眺めながらラウンジサービスを堪能することが出来ます。

ファーストクラスシート

B777−200では14席のファーストクラス席が設置されました。

シートピッチは約130cmありますが、この数字は鉄道の特急グリーン車の標準シートピッチが116cmですのでかなり広いサイズです。
また隣席とは大形センターコンソールで区切られているので隣席はほとんど気になりません。

機内食

メニュー
各座席にはメニューが用意されていました。

『機内食:夕食(07年12月1日〜10日)』
エプバンタイユのスシ風フランスオードブル(鮑・とり貝・いか・穴子)

『飲み物:今月のおすすめ(シャンパン)』
テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン1998

『機内食:軽食』
クロワッサンサンドイッチ(プロシュートハム、チーズ)

『飲み物:ソフトドリンク』
コーヒー(レインフォレストアライアンス認証ブレンド)

『機内食:軽食』
チーズ盛り合わせ

『飲み物:アルコールドリンク』
[焼酎]森伊蔵

『機内食:軽食』
うどんですかい

『飲み物:ソフトドリンク』
ミネラルウォーター

『機内食:スナック』
茶菓”フォンダンショコラ”

『飲み物:ソフトドリンク』
コーヒー(レインフォレストアライアンス認証ブレンド)


ファーストクラス専用搭乗カウンター、搭乗前のラウンジ利用、優先搭乗で入った機内には豪華ソファのような大形の座席、陶器やガラスの食器を使用した機内食サービスなどは国内線とは言えまさに別世界でした。 ただ料金的にはプラス8000円をうたっていますが、格安運賃が主流な現在では普通運賃で普通席に搭乗することは稀ですので、実質的には普通席の倍額の料金設定と言っても過言ではないでしょう。それでもこれらの至れり尽くせりな極上のサービスを総合して見れば国内線ファーストクラスサービスは割安な価格設定かもしれません。

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