国鉄時代の食堂車・ビュフェのいろいろ


「ひばり号サシ481食堂車車内」

 食堂車をはじめとした日本の鉄道における供食サービスは明治時代の山陽鉄道の食堂車が起源です。その後の国鉄時代には特急や急行の大半の列車に食堂車またはビュフェが連結されるまでになりました。しかし、昭和50年代から様々な理由により徐々にその数を減らして、JR化した現在では一部の寝台特急やリゾート列車を除いてはすっかり姿を消してしまいました。
 ここでは昭和55年以降にたまたま記録した食堂車・ビュフェ車の写真から往年の姿を偲びたいと思います。

「サシ481−17」
大宮
ひばりに連結されたサシ481

「サシ481−57」
大宮
つばさに連結されたサシ481

「キシ80」
大阪
本州最後のキシ80として活躍した「まつかぜ」の食堂車です。

「キサシ181」
岡山
キサシ181は昭和57年の「やくも」の電車化で役目を終えました。

「サハシ165−1」
三鷹
急行アルプスのビュフェ車は営業廃止後も昭和57年春頃まで連結されていました。

「サハシ165−52」
三鷹
サハシ165−50番代はサハシ153からの改造編入車です。車体断面や台車に153系の面影を残していますが、他に窓やルーバー位置からもサハシ165との相違点を見ることが出来ました。


  • 列車供食事情TOPページへ