特急はまかぜ号のグリーン車
キロ180
外部塗装は変れども車内は昔ながらの特急グリーン車を堪能出来ます。
気動車特急キハ80系の強力形として開発されたキハ181系は中央西線、奥羽、山陰、四国で活躍しましたが、今では大阪と鳥取(大半は浜坂止まり)を結ぶ播但線経由の「はまかぜ」だけになってしまいました。そのはまかぜ号にはノスタルジックムード満点のキロ180グリーン車が連結されていますので、迫力満点な500馬力DML30HSCエンジン音を堪能しながら最後のキロ180グリーン車を楽しんでみました。
はまかぜ1号 大阪発車時 車窓ビデオ | 7分 | 4.11MB | 80Kbps | rm形式 | 特急はまかぜは強力500馬力エンジンを唸らせながら大阪駅をゆっくりと走りはじめました。 |
はまかぜ1号 須磨ー塩屋 車窓ビデオ | 1分42秒 | 1.00MB | 80Kbps | rm形式 | 車窓から見える海は心が和みます。はまかぜは500馬力エンジンをフル回転させて海岸線区間の須磨ー塩屋を高速走行します。 |
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『グリーン車車内』
座席モケットの色こそ青色系に変わりましたが、昔ながらのR28シートが並びます。通路の赤絨毯もいい感じです。
『R28 リクライニングシート』
最新特急グリーン車の座席に比べるとさすがに古さを感じますが、シートピッチやリクライニングの角度など普通車よりは居住性がいいことだけは確かです。1番席は窓自体が非常口の役目をしていたので他の窓に比べて一回り小さいサイズになっています。
『ワゴン販売』
ワゴン販売は姫路から乗車しました。
『車内販売のホットコーヒー』
車内販売は一部区間のみです。各席に装備された折りたたみ式の小テーブルやリクライニングのレバーがなんとも懐かしく見えます。
『神戸デリカ』淡路屋
大阪駅のKIOSKで淡路屋の弁当を購入しました。
『えきそば』姫路駅
姫路駅の名物である中華麺を使用した「えきそば」は今も健在です。姫路の短い停車時間で食すのは難しいですが、食べる価値が十分にある逸品です。
追加乗車次第随時更新!
特急はまかぜ号のグリーン車はグリーン車としての特別なサービスがあるというわけではありませんが、今となっては国鉄時代の特急グリーン車を体感出来る貴重な列車ということで乗車してみました。
R28型リクライニングシートはモケットが張替えられていますが、肘掛への白カバー取り付けや、肘掛横に装備された折りたたみ式小テーブルなど往年の特急グリーン車の雰囲気を十二分に味わうことが出来ました。
大阪発車から姫路までは山陽本線の高速走行を楽しみたいところですが、強力500馬力エンジンも各車1台しか装備されていないのでキハ183のようなエンジン音に比例した走りっぷりは見れません。しかし、速度が落ちないようにエンジンを回し続けるので迫力あるエンジン音だけは楽しめました。
姫路からは待望の車内販売が乗車してきますので、車販コーヒーを楽しみながら播但線の車窓を楽しみました。車内販売のワゴンには豊岡「たで川」の駅弁が数種積み込まれていましたので次回は「かにずし」あたりに舌鼓を打ちながら生野越えを楽しみたいと思いました。
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