国内線でファーストクラスを味わう4
ANA New Style B777−300ER
NH2179便
”夢の世界へテイクオフ!”
国際線機材を使用することで有名なANAの成田ー伊丹便も2006年4月の伊丹空港へのジャンボジェット機乗り入れ禁止に伴ってB747−400(F・C・PY・Yの4クラス機)からB767−300ER(C・Yの2クラス機)に変更となりました。
この変更により、これまでファーストクラスシートが利用出来たスーパーシートプレミアムの設定もなくなりました。
ところが、06年11月よりF・C・PY・Yの4クラス機の最新鋭B777−300ERが成田ー伊丹便に入ることになり、7ヶ月ぶりに成田ー伊丹便にスーパーシートプレミアムの設定が復活すると共に、B777−300ER国際線仕様機が初めて国内線に入ることになりました。
そこで早速B777−300ERのファーストクラスシートを体験しに出かけてみました。
今回も撮影にあたりましてはチーフCAさん並びにスーパーシートプレミアム担当CAさんに多大なるご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
『First Class』
縦2列・横4列の計8席のファーストクラスシートが並びます。
『First Class』
ファーストクラス区画は窓8つ分(一人あたり窓4つ分)のスペースがあるので縦2列の座席配置にも関わらず狭さを感じることはありません。
『New First Class Seat』
B777−300ERのNew First Class SeatはB747−400New Style機とほぼ同等の座席ですが、背ずりから座面に掛けて薄いマットが敷かれる等、微妙に改良が加えられているようです。
B777−300ERは国際線仕様機のため、離陸前に行われる非常用設備の案内もビデオではなく、客室乗務員自ら行いました。
『スーパーシートプレミアム こだわりの軽食』
空の旅の一番の楽しみは機内食サービスです。今回は出発時間が夕食時間よりも5分早い出発でしたが「軽食」が配られました。
『ANA SKY BAR』
B777−300ERのバーカウンターはビジネスクラス”クラブANA”の後方にありました。
国際線で運用される際はドリンクやスナック類が並びます。
『New Style,CLUB ANA』
B777−300ERのビジネスクラス「New Style ,CLUB ANA」はB747−400と比べると座席間に大型パーテーションが追加されるなどの変更が加えられています。
ANA国際線ファーストクラスは現在Super Style機ではB747−400とB777−200ER、そしてNew Style機ではB747−400と今回搭乗したB777−300ERの4機種あります。
今回B777−300ERを搭乗したことで4機種全制覇したことになりますが、あくまでも国内線での利用です。
やはり国際線でファーストクラス専用搭乗カウンター、ラウンジ利用に始まり、フルコース料理などの全サービスを享受出来る本当のファーストクラス体験をしてみたいものです。
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