07’新春こだま&ワイドビューフリーきっぷの旅

2007年1月1日


今年も300系グリーン車で大いに飲んで食べてきました!

 2007年元旦は2006年元旦に引き続いて「新春こだま&ワイドビューフリーきっぷ(グリーン車用)」を利用して新幹線三昧の一日を送りました。

『のぞみ1号』
東京6:00→名古屋7:39

旅のスタートは元旦の初乗車にふさわしい東海道新幹線の1番列車「1A=のぞみ1号」(別料金)を選びました。東京駅14番線に前日より駅留置されていたのはW8編成でした。

「500系グリーン車」
東京駅には5時過ぎに到着しましたが、乗り換え改札付近は大混雑でした。指定券の発売状況を見るとのぞみ1号だけは普通車の全区間が×印(見た限りでは他列車は全て○印)。5時半の入場開始と共にのぞみ1号の自由席争奪戦が開始されました。こちらはグリーン車を奮発しましたのでのんびり入場です。

「モーニングセット」
まずはモーニングサンドBとホットコーヒーのセットをいただきました。

「1Aから眺める富士山」
元旦の1A乗車中の日の出時刻は6:54(静岡県内)です。 ちょうど新富士手前の富士山を撮影する絶好のポイント付近で御来光を拝めるはずと期待していましたが、週間予報では元旦の静岡県東部は「北の風 後 南の風 くもり 後 一時 雨」という予報。 三島から富士にかけては日が昇る方向に雲があって残念ながら見れませんでしたが、富士山は立派な姿を見せてくれました。

「1Aから見た初日の出」
初日の出は掛川付近で見ることになりました。

「名鉄名古屋駅」
のぞみ1号を名古屋で下車し、短時間ながら名鉄名古屋駅へパノラマカーを見に行きました。
やってきたのは7005編成。電笛を聞くと名古屋へやってきたという実感が湧きます。

『こだま599号』
名古屋8:46→京都9:40

名古屋から新春こだまグリーン大会を開始しました。乗車したのは599A=J20編成。
元旦は新春こだま&ワイドビューフリーきっぷの影響で東京発の1番列車と最終到着列車はかなり混雑します。乗車した599Aは三島発のこだまですが、グリーン車は禁煙車に限ってはほぼ満席に近い状態でした。

「JRCP 名古屋サンド」
599Aは車内販売の乗務がないので、ホーム売店で名古屋限定サンドイッチとホットコーヒーを購入してから乗り込みました。 名古屋サンドは名古屋らしく、海老かつサンドとみそかつサンドが入っていました。

『こだま534号』
京都10:39→東京14:23

なぜ新大阪まで行かずに京都で下車したか。それは萩の家の駅弁を購入したかったからです。萩の家の駅弁は古風な京都の街並みとは裏腹に洋食系の駅弁が多いことで駅弁ファンからは熱い視線を浴びています。
乗車したのは534A=J52編成

「萩の家 デリシャスランチ 洋食弁当」
京都ではほぼ全部の売店を見ましたが、元旦の特別体制のためか購入出来たのはこの「デリシャスランチ洋食弁当」だけでした。期待のカツサンドやサンドイッチはまたの機会に狙うことにしました。

「萩の家 うなぎめし」
うなぎのメッカ”浜松”に縁のある私としては各地のうなぎ弁当に興味があります。
萩の家さんのうなぎめしは値段が安いのですが、うなぎの量はご覧の通りです。

「井筒屋 ステーキ弁当」
米原では近江牛大入飯を購入予定でしたが、534Aの到着時間である11時ではまだ未着でした。そこでステーキ弁当を購入。各弁当には元旦らしく「あけましておめでとうございます」のシールが貼られていました。

「松浦商店 幕の内こだま」
名古屋で友人のひかりN99編成さんと合流。新幹線ファン歴30年以上のひかりN99編成さんらしく持ち込まれた駅弁も名古屋駅で古くから売られている伝統の幕の内弁当「こだま」でした。

「壺屋弁当部 稲荷寿し」
豊橋では日本最古の駅弁いなり寿司を購入。いなりと言えば豊川稲荷ですが、朝に見た名鉄は元旦にも関わらず豊川稲荷行き臨時特急が一本もありませんでした。セントレア開港で名鉄はすっかり変わってしまいました。

「東海軒 うなぎめし」
静岡では東海軒のうなぎめしを購入。浜松や豊橋のうなぎに負けず劣らずのおいしいうなぎでした。

「東海軒 サンドイッチ」
静岡ではうなぎめし以外にサンドイッチも購入しました。色鮮やかな紙箱が駅弁マニアの購買意欲をそそってくれます。

「JRCP 焼き菓子(フルセック)」
JRCPの車内販売では2005年夏頃より焼き菓子(クッキー)の販売が始まりました。お腹も一杯になっているのでしばしティータイムにしました。

『こだま547号』
東京14:56→名古屋17:46

「JRCP バームクーヘンとガトー・オ・カカオ」
東京からは534Aの折り返し547Aに乗車したので先程と同じJ52編成です。
東京駅ではシャムシャムで売られていたミニスイーツのみを購入。東海道新幹線改札内にも東京エキッチンのようなエキナカ的な駅弁売店を誕生させて欲しいものです。

「JRCP 新幹線のお弁当」
車内販売で新幹線のお弁当を購入。蓋を開けると「あけましておめでとうございます」のしおりが入っていました。今日のJRCPのお弁当には全てこのメッセージが添えられていたそうです。

「JRCP スジャータのアイスクリーム」

一眠りした後はスジャータのアイスクリームをいただきました。

「名鉄名古屋駅」
名古屋到着後は再度名鉄名古屋駅に行きました。写真はパノラマSuper「快特 岐阜行」です。この「岐阜」表示もかつては簡略標記として当たり前に見られましたが、昭和57年の簡略標記の廃止と共に見れなくなりました。それがセントレア開港に伴う駅名変更で再び「岐阜」「名古屋」の簡略標記が見れるとは思ってもいませんでした。

『こだま588号』
名古屋19:01→東京21:56

「JRCP 名古屋みそかつ弁当(あったかバージョン)」
最後は588A=J3編成です。
同行のひかりN99編成さんが予約にて購入しました。588A発車前の弁当売店はまだ19時前にも関わらずほとんど空に近い状態でした。

「JRCP さくさくチーズ&マカデミアナッツ」
SPSの新幹線で出逢ったこの「さくさくチーズ&マカデミアナッツ」は私の一番お気に入りのおつまみですが、今日はまだ食べていませんでした。いつもはワインでいただきますが、今回はビールと一緒にいただきました。

「JRCP スジャータのアイスクリーム(抹茶)」
そして最後はスジャータのアイスクリームで締めました。

こだま588号は定刻通り21時56分に東京に到着しました。今回の新春こだまグリーン大会は乗車時間にして10時間23分(のぞみ1号含めると12時間2分)、営業距離で1393キロ(のぞみ1号含めると1759キロ)となりました。
2007年はN700系の営業運転開始と共に500系が東海道から撤退する変革の年です。その幕開けの日に栄光の1Aに乗れたことが一番の収穫でした。こだま号もグリーン車とはいえ、10時間もの長時間に亘って同型車に揺られたのでさすがに飽きましたが、各停車駅での売店探索をしながら飲んで食べまくれば楽しい元旦の一日となりました。


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