出会い                                                

初めての出会いが小学校。家にあったいくつかのカトレヤ。

デパ-トでの蘭展の見学。小学生が会場をうろうろしている姿を見て当然声をかけられた。Dendroの高芽の説明だった。知った振りして 高芽ですね。なんて言って 好く知ってるね坊や 屋上でジュ-スおごってもらったりして。

高校で蘭友会に入会。当時、宮田氏が会長だった。横川副会長との駆け引きも面白く、いろいろの方と知り合った。紙上交換会もたのしみの1つだった。

いつの間にか正当派から離れ、最初に買ったのがEria punnea.やはり今考えても変。

本と言えば、蘭友会で頒布のGolden nature guide.世の中妙なものがある。未だに心を揺さぶる1冊。時々本棚から引っ張り出されている。

大学3年で八王子に越してきた。そのころからROCK音楽で知り合った現在国際園芸の風間氏、未だにお世話になりっぱなし。いまだにROCKと蘭と。。。。

プロとして海外から輸入を始め、はじからリストを送ってもらった。どこに何があるか。インドは半年かかった。それらのリストは宝物。

輸入の難点、いつ入れたら枯れないか。未だに難問。現地はいつ雨が降っているのか、日本ではいつ水をやればいいのか。蘭は現地をしっている。

特に八王子は寒い。マイナス10度は超える。蘭はどこまで寒さに耐えられるだろう?冬場15度18度は誰でも設定する。霜が降りるまで外においておこう。現在冬場設定4度。暖地生の蘭があれば。冬場に凍るような場所もある。1種1場所、1000種1000場所。遊ばれてはいけない、遊んでやろう。

大きいものに対する抵抗。限られた場所で限られた温度。鉢が小さくなり、小さな種が見つかり、栽培がややこしくなる。生えてる場所は皆違う。コンビニにある冷蔵ショ-ケ-スが高地産の珍品を救った。これでお客もできる。4000mでもOK.。1寸の鉢がどんどん増える。

先の見えない広がり。ANDES系初めてから他にない色合い、未知が迫る。登録4500種のPleuroの親戚。まだまだ発見される楽しみ。いつまで続くかIcons Pleurothallidinarum。一生到達できない世界。

斎藤亀三氏との出会い。普通にしてたら出会うことのできない天上の人。分類学の権威。そして現地の話、いまStelisを分類中。

人がどんどんふくれる。資生堂の福原氏。香り部門の中村氏、NHKの濱田氏、各趣味の会の方々、各業者さん、そしてワザワザ遠いところを訪ねてくださるお客さん。、、、、そして今1本の線が世界を結ぶ。    感謝

お客さんとして現れた文京区の飯田氏、その友人の渡辺氏。渡辺氏並びに風間氏、内田氏にPCでは大変お世話になった。訳の分からない質問をしたり全部入れ替えたり、新しい機械つくってもらったり。
おかげさまでPCの世界に入り込むことが出来た。大大大感謝。

映像の魔術師、捧氏との出会い。ミニランの本自作で作ったりCDに焼いちゃったり、暑い練馬のク-ル人

開発され幻になって行く種、人間100年、蘭、数100年。滅ぼせない貴重な楽しみ。

そして蘭に関わって40年。

蘭が乱になった。                                 松 本 洋 ラ ン 園
                                              松 本 正 昭

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