カーテンのお手入れ方法

カーテンは素材や加工法によって洗濯などの取り扱い方法が変わります。カーテンに縫い付けててある取扱い表示の表示を守り、カーテンを長持ちさせてください。

日常のお手入れ

カーテンの汚れは、室内のチリや外気のホコリ、また手あかやたばこの煙などが原因です。いずれも時間がたつと落ちにくくなるので、日ごろから汚れをためないよういに心がけてください。特にヒダの折山やタッセルで縛った部分はホコリがたまりやすいもです。カーテンの表面に軽く掃除機をかけたり、たたいてほこりを落としてください。

ご家庭で洗濯する場合

取扱い表示に従ってください。
洗剤は、中性洗剤を使用し、漂白剤は、洗濯絵表示に従ってご使用下さい。すすぎのときに柔軟剤を入れると仕上がりがきれいになります。

@洗濯機で洗濯する場合
・カーテンに付いたホコリをよく払い、フックを全部取り外します。
・ヒダ山にあわせたヒダたたみにし、大きな洗濯ネットがあれば、ネットに入れて洗います。一度に洗濯するカーテンの枚数は1〜2枚程度が適当です。
・水量は最大で、水流は弱水流にし、40℃以下のぬるま湯か水で洗濯して下さい。
・素材にポリエステルを含むカーテンは、洗いすぎると落ちた汚れが逆に付いてしまう場合がありますので洗濯は5〜10分以内にして下さい。
・素材が合成繊維のカーテンは、脱水の時間が長いとシワがとれにくくなり、生地をいためます。ドレープカーテンは30秒〜1分以内、レース・ボイルカーテンは8〜13秒以内を目安にして下さい。

A手洗いの場合
・30℃以下の水で押し洗いにします。もみ洗いはシワの原因となるので避けて下さい。
・その他は洗濯機洗いと同じです。

Bつけ置き洗いの場合(汚れのひどいカーテンに効果的です)
・水温は50〜60℃位、30分〜1時間程度が適当です。洗剤濃度は洗剤に表示されている濃度をお守り下さい。(素材・つけおく時間・洗剤濃度により、一度とれた汚れが逆についてしまう場合がありますのでご注意下さい。)
・つけ置き後は、洗濯機洗いか手洗いをしてください。

C乾燥方法
・屋外で干す場合は必ず陰干しにして下さい。洗濯ばさみをたくさん使い、ヒダを作る感じで干します。
・水気がだいたいとれていれば、室内で元のレールに吊って自然に乾かすのが一番よい方法です。
(収縮・シワの原因となる乾燥機の使用は避けて下さい。)

クリーニング店へ出す場合の注意点

・信用のおけるクリーニング店を選びましょう。
・フックは必ず外して出すようにしましょう。
・ドライクリーニングの場合も、結構トラブルの多いものです。クリーニングに出す場合は必ず寸法と取り扱い表示を双方で確認しましょう。


取扱い表示の見方

洗い方
液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯処理ができる。
洗い方
液温は、40温度を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。
洗い方
洗濯処理はできない。
漂白
酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。
漂白
漂白処理はできない。
乾燥(干し方)
洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
乾燥(干し方
つり干し乾燥がよい。
アイロンの掛け方
底面温度110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。
アイロンの掛け方
底面温度150℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。
アイロンの掛け方
アイロン仕上げ処理はできない。
業務クリーニング
石油系溶剤(蒸留温度150〜210℃、引火点38℃〜)での弱いドライクリーニング処理ができる。
業務クリーニング
ドライクリーニング処理ができない。
業務クリーニング
弱いウエットクリーニング処理ができる。
干し方
非常に弱いウエットクリーニング処理ができる。
業務用クリーニング
ウエットクリーニング処理はできない。



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