Speed Star (Pocket Car, V Style)

株式会社大創産業が展開する「ポケットカー」のうち、「スピードスター」を入手しました。組立を開始します。

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まず「パーツシャーシ」にプロペラシャフトを組付けたところ、前輪の受け部分が狭くて入れにくくなっていました。また取扱説明書の「グリス塗布ポイント」に、前後の受け部分への指示がありませんでした。プロペラシャフトは車軸よりも高回転であり、製品の寿命を考慮してグリス等を塗布すべきなのは、もはや論を待ちません。

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車輪の取付において、左右から締め込みすぎると、その回転がしづらくなるようです。金属ハトメが長く、ギヤーを押しているようなので、加減が求められる作業となります。

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「 A7_端子ホルダー」への、「スイッチ金具 B, C 」のはめ込みが上手くくいきません。取扱説明書には「※上手くはまらない時は ドライバーなどで押し込んでください。」とあり、納得のいく状態にするには、何らかの工夫が求められるようです。

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その配色により錯覚が起こりそうですが、ピニオン → カウンタ → スパーに至る減速比は 4.025 : 1 となっています。「カウンターギア」のザグリ穴の直径は 6.5 [mm] 程度であり、620 ボールベアリングを挿入し固定するには、工夫が求められます。

フロントバンパや「 A1_リアステー」に、タミヤ製 GUP をあてがってみたところ、組付け自体はできそうですが、全幅は 0.5 [mm] 程度小さいようであり、微妙に穴位置が合っていません。また、サイドステーの取付穴位置についても、取付できるタミヤ製のステー・プレート類がすぐに思いつきません。

「 A10_ローラー」を取付の際に使用する段付きビスは、タミヤ製キット等に付属のものと見分けがつきにくいようですが、そのアタマに偏心が生じているものが見受けられました。そのほかの組付けに使用されるビスは、タッピングビスが付属していましたが、将来ナベネジ等との混合使用の際にネジ穴の破損の恐れがあるので、今回は使用を見送りました。

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電池を搭載しない素組みの状態ではシャーシに歪みがあり、右側前輪は 1 [mm] 以上浮いていました。前述も考慮し、走行前には慣らし運転が必須と考えます。