Avante 2001 Jr. Black Special ("VS Evo.I"VS/Silver)

組立開始。

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特製プレートによるフロントバンパとシャーシのガチガチ感とは裏腹に、リヤーローラステーの貧弱な構成はその「たわみ」を考慮しておおむね目論見通り。ただコースアウトなどで過大な力が加わった場合の破損が懸念されます。

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事前に、説明書通りにアルミカラーをはさめた場合に、シャーシ - プレート間にスキマが生じる事がわかっていたので、代りにローラ受け、スプリングワッシャ、ワッシャをはさめておきました。個体差などでテンションが違ってきそうなので他の組合せなどで調整すべきです。

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フロントバンパにローラマウントを固定するには、従来では一般的にビスを上から貫通させていますが、下部の特製プレートの固定を兼ねて、下からビスをスタッド状に立たせている都合により、おもにナットの使用が求められます。

傾斜が付加されている箇所にアタマが小さく平面の少ないビスによる固定では、そのネジの中心付近に締付けられ、バンパにマウントが追従しその傾斜が保たれる傾向にあるようですが、垂直に立てられたネジにナット固定では、そのナット平面とバンパが平行とならず、ネジの中心から比較的離れたナットの「カド」や「辺」といった外周で締付けられ、密着せずスキマが生じ、視覚的には傾斜の保持に疑問を感じることがあります(平面の大きい「トラスビス」でも同様)。

鉄工業界を参照してみますと、鋼材のうち「溝形鋼」などには、その断面にナナメになっている箇所があり、その固定に際して傾斜に合致した「傾斜座金」を使用し、ボルト・ナットの平面に確実に密着させて締付けています。

今回は傾斜座金の代りに GUP にある角度調整部品のうちその傾斜に合いそうなものを採用し、ナットの適切な締付けによりフロントバンパにローラマウントを追従させ、確実な傾斜の保持に努めてみました。

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特製プレートの固定において、左右間 76[mm] の孔にこのキットの皿ビスを用いた場合、上部にツキ出ることにより、さまざまなローラマウントのセッティングなどに制限が生じることにもなります。短いビスを用いるなどの方策も考えられましたが、せっかくプレートに「皿モミ」されているので、( MS GUP ) 「N-03・T-03 バンパーレスユニット」に付属の 6[mm] を採用してみました。

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ボディは余っていたものに、VS に合わせて 1.5[mm] の Low Down を施しました。