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『ある所』のあるキャットファイトの裏側

 

 

 

現在の序章

薄暗い建物の中で、一点だけ、光が集まっている。
その光の中にあるのは、プロレスなんかで使われるリングと二人の人間だけ、
『それ』は、一見するとプロレスのようだが、違いは良く分かる。
それは、レフェリーがおらず、リングの上にいるのがどう見てもレスラーに見えない二人だからだ。

リングの上に居るのは、高校生ぐらいの少女と二十歳を過ぎたばかりくらいの女性、
どちらも、この場所に居るだけで違和感がある、そう思わずにはいられない、そんな二人だった。
高校生ぐらいの少女は、今時珍しいロングの黒髪の、おとなしそうで、線の細い、思わず守ってあげたいと思わせるタイプだった、
もっとも、荒い息をはき、肩紐の片方が千切れ、片胸の見えている状態で、目の前にいる人間を食い殺そうとするような、殺気のこもった目をしていなければ、の話だが。
もう一人は、ショートカットの黒髪の、アイドルとしてでも通用しそうな美貌と、抜群のスタイル、そして、全体的に活発な印象のある、そんな女性だった、
実際に街中で声をかけられた事が数え切れないほどあるらしい。
こちらも、もう一人程では無いが、かなり疲労の色が見え、余裕を見せてはいるが、それ以上に、心の中では、相手に対する憎悪が潜んでいるのが分かる。
そして、彼女こそが、『ここ』での女王のような存在だった。


Queen’s Battle  〜kana〜
眩しいライトが当たる、その中心で、疲労した重い体を引きずり、こちらを睨み付ける挑戦者の方へ向かう、最初に付けていた黄色いビキニは脱がされて、上半身は裸になっていた。
もっとも、その程度の事で動揺はしない、
その動揺が、相手の付け入る隙になるからだ。
なにより、動揺するぐらいならビキニなんて着て出てこないし、そもそもこんなところでこんな事はしない。
『相手』に近づくと、一瞬ひるんだように一歩下がるが、すぐにこちらに向かって来る。
度胸があるというか、何度か『これ』をしたことがあるみたいだ、
以前どこかで経験があるのだろうか?
そう考えていると、足にタックルされてこかされてしまった、
もっとも、これぐらいなら簡単に返せる。
彼女もこちらも格闘技の経験は無い、こちらが有利なのは場慣れしていることだけ、
体をひねると、彼女の方が疲れていたので、意外と簡単に返せた。
マウントを取って、2、3度頬を平手で叩く、

「きゃっ」

と言う悲鳴を聞き、頑張って抜け出そうとしている様子の彼女を、体重をかけて抜け出せないようにする。
これから何をしよう、そうだ、私は女王なんだ、どんな人かも、見た事も無い客にサービスするのもいいけど、やられっぱなしなのも気に入らない、

「きゃあっ」

彼女のセパレートの水着の上を引き上げて、両胸を見えるようにしてみる。
水着を着ている時は気付か無かったが、なかなか大きく形もいい、
細い体の線と比べると、不釣合いな位に、
どうやら、きつめの水着を着ていたらしい、
恥ずかしいからだろうか。
しかし、だから破かれたらすぐに片方がはみ出たし、
なにより今のように脱がされたら直せない。
今も直そうと下に引っ張っているが、胸が邪魔でそれ以上下げれないでいる、
少し悪戯心が出て、それを腕のほうまでずり上げる、
「あっ」
驚いたように声を上げるが、もうちょっとやそっとじゃ直せないし、腕の動きが制限される、
改めて、注意を彼女の胸に向ける。
そして、今まで何度もしていたようにそれを揉んで見る、

「あっ、・・・うぅ・・」

必死で耐えようとするが、声に出てしまっている。
疲労のせいか、直に揉まれたせいか、さっきよりも感じやすくなっているみたいだ。
次にその先端を口に含んで転がす、
長いことこんな事をしていれば、レズファイトの経験もある。
どうすればいいのかは体が覚えているし、どれだけ効果があるのかも身をもって知っている。

「あっ、・・あうっ、・・・めて・・・ゃめて」

必死で逃れようとするが、水着が手に絡み付いているし、
あまり経験が無いのだろう、逃れられないでいる。
もう少しこうしていたいような気分だが、こっちも体力の限界が近い。
一気に下も下ろしてしまうと、そのあらわになった大事な部分を左手の指で触ってみる、
少し湿っているようだ、

「あらら、感じちゃってたのね。」

そう言うと、反応はすぐに現れた、

「ちっ、違う・・感じてなんか、ひゃうっ」

言葉の途中で、左手をそこに押し付けてみる、
敏感なのか、それだけで体を反らせて言葉が詰まる。

「うそは、いけないわよ、」

そして、ゆっくりと指を入れてみた、

「あっ、・・・くぅ・・」

最早、されるがままになっていた。
それからは、もう堪えられなくなったのか、声を我慢出来ず、不慣れな印象を与える声で鳴きつづけた。
ひとしきり感じさせた所で、そろそろフィニッシュにする事にしよう。
一度立ち上がり、彼女の顔の上で中腰になる、向こうも、何をされるか分かったのか、顔が引きつり震えている。

「どうするの、ギブアップ?」

できるだけ優しい声で聞いてみる。
彼女、もう勝てないと分かったのだろう、屈辱に耐える震える声で、

「ギ、ギブアップ」

と言った、しかし、

「残念ね、ここではギブアップはないの、それじゃあいくわよ。」

「そ、そんな。」

相手の顔が驚愕に引きつり、這ってでも逃げようとする。
もっとも、そんなので逃がしはしない、
お腹にヒップドロップを決めて動きを止め、その後、顔を押しつぶす。

「ふぐっ」

どこにそんな元気があったのか、じたばたと手足を動かすが、その程度で離しはしない。

「そういえば、さっきあなたに同じ事をされたわね。・・・・仕返しよ。」

そう、私は彼女にフェイスシッティングをされて失神寸前まで追い込まれたのだ、
どこで覚えたのか、グラインドまでして、こっちの胸を揉んだり、お尻を少し上げてまた落としたり。
しかも、余裕の表情でわざとはずしたのだ、
『この程度なんですか?女王様』と言いながら、明らかに嘲笑の響きをこめて。
ここまでされて屈辱を感じていないわけが無い。
さっきからずっとそれ以上の屈辱を与えてやりたいと思っていた。
何よりフェイスシッティングというのが許せない、
以前、最初にこのリングに上がった時、散々弄ばれて、最後にフェイスシッティングで失神させられた。
そしてその後散々恥ずかしいかっこをさせられたりもした。
そうだ、この後、あの時やられた事と同じ事をしよう。
少しずつ動きの遅くなる彼女に、時折、胸や股間に刺激を与えながら、そう考えていたら。
一度『ビクンッ』と体を震わせて、まるっきり動かなくなった。
胸を揉んでも反応は無い、
頬を平手で打っても動かない。
その時、どこからとも無く鐘の音が聞こえた。
試合は終わった、これからは、サービスタイムだ、
リングの周りのカメラに向かって彼女の胸を揉んだり、股を開いたまま持ち上げてぐるっとリングを回ったり、私の自慢の胸で彼女の胸を押しつぶしたり。
何度もそんな事を繰り返す、今まで何度もし、されてきたそんな事を、
7、8年前からずっと繰り返してきた事を。


Eight Years Ago

芳野加奈という人間を表す言葉は、ほとんどが誉め言葉であり、それ以外は嫉妬、または妬みというものだった。
市立○○中学校の2年生だった加奈は、アイドル顔負けの容姿と、抜群の運動神経で、学校一の美少女と噂されるほどだった。
在籍していた水泳部でも、あまり顔を出さなかったにもかかわらず、常に大会で上位に入っていた。


1学期の終わり、蝉の鳴き声の響く暑い空の下で、加奈はクロールの練習をしていた。
もうすぐ大会があり、そこでは、加奈は優勝候補だった。
一通り泳いだ後、プールの調子が悪かったため、、一旦水を抜いてみることになり、泳いでいた部員はプールから出ることになった。
狭い更衣室にいっぱいに女生徒が入り、もう入る隙間が無くなったために、加奈は、上着を羽織って外で待つことにした。
しばらくして、大分空いてきたころを見計らって、加奈が更衣室で着替えようとしていると。

「加奈さん、ちょっと話があるんだけど、ついて来てくれない?」

と呼ばれ、振り向いていると、部長の神野ひびきが水着のままで立てっていた。

「じゃあ、着替え終わったらで良いですか。」

そう言っても、ひびきは、

「すぐ済むから、すぐに来て欲しいの。」

と言い、丁寧な中にも有無を言わさない雰囲気があり、加奈は仕方なく、競泳用水着のままでひびきに付いて行った。


First Battle  〜kana〜   
部長に呼ばれて連れて行かれた場所は、プールサイドだった。
部長は、私の方を向いて、真剣な顔で話し出した。

「加奈さん、分かっているでしょ、私たちは次の大会が最後かもしれないの。だから、個人の部では手を抜いて欲しいの。」

私は、それを聞いて、なんとなく可笑しくなって笑ってしまった。
そして、それを見ていた部長の顔に戸惑いと怒りが浮かんでいる。

「どうして笑うの、こんなに真剣に頼んでいるのに。」

顔を真っ赤にして叫ぶように言ってくるので、言い返してやった、

「だって、それって自分がどうやっても下級生に勝てないって言ってるような物じゃないですか。」

「な、そんなこと」

「ありますよ、それと、私はどんな時でもベストを尽くす主義なので。」

そう言って立ち去ろうとした時、

「あんたさえいなければ!」

そう叫びながら部長は飛び掛ってきた。
運動神経に自信があるといっても、不意を突かれては避けようも無く、縺れ合ってプールに落ちた、

「ぐぅっ」

落ちた時にぶつけたのか、左肩が痛い、その痛みをこらえて、部長に叫んだ、

「何するんですか。」

「うるさい。」

そういい返すと、手を無茶苦茶に振り回して、殴ってきた、

「いたっ」

顔を殴られない様に、腕でガードしてみるが、左肩が痛くて上がらず、何度も顔を殴られる羽目になった。

「このっ」

殴られている内に、湧き上がった怒りを発散させるべく平手で頬を叩いてみた。
それが、思ったより効果が大きく、部長の動きを一瞬止めれた。
しかし、こちらの怒りはまだ収まらず、自由に動く右手で何度も殴りかかる。

「いたいっ、止めて。」

向こうから先に仕掛けてきたくせに、頭を抱えてうずくまる。

「何言ってるんです、そっちが先に手を出したんでしょう。」

所詮、勢いと怒りに任せた攻撃だったのだろう、こちらが手を出すとすぐに形勢が入れ替わった。
しばらく、されるがままだった先輩だったが、顔を真っ赤にして涙を流しながら反撃に出た。

「ぐぅっ、・・・・げほっ」

「はあっ、はあっ、何を、するのよ、後輩の癖に、前から気に入らなかったのよ。」

腹筋を張ってない柔らかいお腹にパンチを喰らい、息が詰まってしまった。
そして、こちらが動けないで屈みこんでいる時に、関を切ったように私に対する不満を叫びながら、髪を引っ張ったり、肩を叩くような形で無茶苦茶に殴ってきた。
しかし、私も、やられっぱなしでは無く、反撃に出ることにした。
引っ叩くぐらいではもう効果が薄いと思って、足を取るようにしてタックルを仕掛けた、
盛大な水しぶきが上がり、私が上に覆い被さるようにして倒れこんだ。

「あっ、ガボッ、グッ、ガハッ」

下には水が少しだけどあるので、鼻に水が入ったらしく、苦しんでいる。
それから、マウントの取り合いになり、顔を水に押し入れたり、髪を引っ張ったり、そんな事を繰り返しているうちに、思わぬ事が起こった、

「ぎゃうっ」

そんな悲鳴が思わず私の口から出た。
思わず痛みの元を見てみると、部長の膝が私の股間に突き刺さっていた。
今まで感じた事の無い変な感覚が脳を襲う、

「あう、な、何を、」

そこまで言うのが精一杯で、後は言葉にならなかった。
部長は、そんな私に気付か無いのか、それとも気付いていて、好機だと受け取ったのか、攻撃を続ける。
このままではさすがにやばいので、痛みをこらえて、1つ賭けに出てみた、

「このっ」

手を伸ばすと、そこには部長の水着がある、それを掴んで思いっきり引っ張る。
すると、多少伸びていたからか、それとも薄い素材で出来ているからか、思ったよりも簡単にずり下がり、それが隠していた二つの白い膨らみを露出させる、

「きゃっ、くっ、っくしょう、何しやがる。」

さすがに恥ずかしいのか、両胸を隠して動きが止まる。
その好機を逃がしはしない、
硬く握った拳をさっきのお返しとばかりに相手の股間に何度も叩き付ける。

「ぐうっ」

低くうなって、前のめりにかがみこむ。
こうなってはもう、形勢は決まったような物だった、

「この、よくも、今まで、散々、やったな、このっ、このっ」

「うっ、やめっ、ぐ、うぅ、あんっ、くっ」

何度も何度も蹴り続け、相手が動けないようになるまで、それを続けた。


Watch  〜Natuki〜
足元ではさっきまで暴れていた『お友達』が倒れ、体を小刻みに震わせながら、荒い息をついている。
思ったよりも早く片が付いてしまって暇になった。
何もない、雑草だらけのその場所は、『あること』をするにはなかなか良い所だ。
何より、外からは見えず、それでいて、屋外ならではの良さがある。
かび臭い体育倉庫とは違った良さがあって気に入っている。
しかし、この娘も最初は元気が良かったのに、すぐに力尽きたし、
これでもこんな私の数少ない『お友達』だったのに。
いや、『仲間』、それより『同類』かな、何にしても、また新しい 鴨、もとい『お友達』を探さないと。
あんまいないからな、
こんなに元気のいい娘は、
ん、?
何だろう、近くから叫び声みたいなのが、プール?
一体何を?

「この、よくも、今まで、散々、やったな、このっ、このっ」

あれは、たしか隣のクラスの。
スタイルいいし可愛いし、
あの顔が苦痛にゆがむのや屈辱をこらえる顔、今までの誰よりよさそう。
よし、決めた、次の『お友達』
あの娘は特別に、『あの場所』へ連れて行こう。
断られたら、今日見た事で脅せば、
よしっ、決まり。
さてと、そろそろ帰ろうかな、
明日の楽しみも出来た事だし。


その日の夜、加奈は、今日の出来事が頭から離れず、その一部始終をのぞき見ていた少女、芳野夏樹は、加奈を自分のしている『あること』に染めるための計画と、『ある場所』への確認をしていた。
二人の少女の夜はふけていく。

School Life
一時間目、二時間目、三時間目、瞬く間に時間が過ぎてゆく。
加奈は、今日はいつもよりも疲れきった面持ちで、それらの時間を消化していった。
二時間目と、三時間目の間の休み時間に、水泳部の部長のひびきと鉢合わせになったが、お互い気まずくて、そそくさと駆け抜けていった。
加奈は、昨日の精神的なショックから立ち直れずにいた。
いくら、向こうから仕掛けてきたと言っても、先輩をあんなに殴って、蹴ってとしたのだ。
何より、あの後から続く、何か良く分からないもやもやした気持ちが、いっそう疲労を濃くしていた。
どうして自分はあんな事をしていたのか?
そして、その時感じた気持ちは何だったのか。
その答えが出ないまま、放課後を迎えた。
そして帰ろうとした加奈を、昨日のバトルの唯一の招かれざる観客である夏樹、高野夏樹が呼び止めた。


Second Battle  〜Natuki〜
放課後になって、隣のクラスを覗き見たら、友達候補、芳野加奈が帰ろうとしている。
帰られては不味い。
昨日から考えているプランが水の泡だ、

「ちょっと、加奈さん、だったっけ?あのさ、付いて来てくれない。話があるの。」

自分で言っていて気持ち悪くなるぐらいの丁寧な口調で言ってみた。

「あなた、だれ、ごめん、今日はちょっと体調が優れないの、話ならまた今度に。」

思った通り、断ってきた、まあ、別に切り札を使えば良いんだけど。

「昨日、プールで何をしていたの。」

「そ、それは。」

これも思った通りだ、あとは、駄目押しに、

「ばらされたくないのなら、」

「くっ、わかったわ。」

まるで三流悪役のような台詞、自分で笑いが堪えられなくなりそうだ。
まあ、何はともあれ、彼女をある所まで連れて行った、
もっとも、本当の目的地の、『ある場所』ではない、
私の所属する陸上部の部室だ。

「こんな所に連れてきてどうしようっていうの?」

「あなたが昨日していた事と同じ事をするためよ。」

「なっ」

「だから、見ていたのよ、」

彼女は絶句して、一歩後ろにさがった。
その隙に、腰を軽く落としてタックルを仕掛ける、

「えっ」

完全に隙を衝かれたらしく、簡単に倒れた、
ゴン、という音がして、彼女が頭を押さえるのが見える。
どうやら頭を床で打ったみたいだ。
マウントを取ってすかさず攻撃に入る、
私は、格闘技をしたことは無いし、とある理由でみようみまねのプロレス技すら使えない、
それでも、そんじょそこらの人間には負けない自信がある。
それは、禁じ手を使うから、

「な、何を、」

そんな悲鳴に似た声が上がる、
上半身はブラだけという格好で、
さすがにブラウスを破くのは骨だったんで、
頭を押さえている隙に上にずりあげて、ちょっとしたコツで脱がしただけだ、
それにしても、何か敗北感を感じるぐらい胸でかいし、
何食べてこんなんなったんだろ、
何かショックだ。
まあ、そんな事はどうでもいい、殴り合いならともかく、
『これ』では私に勝てないだろう、
彼女のブラを引き上げて胸をあらわにする、
うわ、形も良いし、
思わず自分の胸を見下ろす、なだらかな、
『あの場所』で何度も言われた、「貧乳」、「お子様」、「幼児体型」、etc
中学生だから、と思うようにしていたけど、目の前にあるのも中学生のだ、
何か気に入らないから徹底的にしよう、

「な、何を、」

さすがにブラまで取られては恥ずかしいのか、悲鳴を上げかけた、が、私の異常な目に恐れを抱いたのか、思ったより冷静、ちっ、つまらない。

「別に、ただなんか胸でかくてむかつくんで潰したら小さくなるかな、なんて。」

「えっ、あうっ、くぅっ・・・・んっ・・・はぁっ」

両手で強く押さえつけたり揉んだり、引っ張ったり、面白いぐらい形が変わる。
しばらくの後、手を伸ばして殴ってきた、
思わず飛びのいてしまう、まあ、別に問題ないけど。

「はあっ、はあっ、よくも、よくもやりやがったな、」

おいおい、口調変わってるよ、早くも。

「なに、もしかして初めてだったとか?胸触られんの?」

「う、うるさい」

叫ぶなり飛び掛ってきたが、簡単にかわ、せなかった。

「この、この、」

何が気に入らなかったのか、昨日以上のエキサイトぶりだ。
お尻をついたのはちょっとキツイかも、やられっぱなしだ、
うわっ、目の前で胸が揺れてる、動揺してブラ直してない、
って、そんな事考えてる場合じゃなかった。

「こんのっ」

殴られるの覚悟で手を伸ばす、狙いはもちろん股間だ、
この体制では普通に殴っても威力が無い。
だから、ここしかない、この世界にいる人間の常識、

「へぐっ、」

変なくぐもったうめき声と共に、股間を押さえて前かがみになって動きが止まる、
チャンス、
頭にけりを入れて仰向けに倒す、
ここからが私の真骨頂だ、
スカートを脱がそうとすると、片手で掴んで脱がされまいとする、
そんなのはお見通し、足を掴んで90度に上げる、

「きゃあっ」

いい反応、そしてスカートを掴む手が、予想外の展開だったのだろう、あっさりと外れる。
その瞬間、私はスカートを脱がしていた、
ブルマが見える、それはひとまず脱がさないで、もう一度足を掴む、
股間に私の足を押し当てて、細かく振動を加える。

「あっぐ、うぅ、あんっ、あぐ、ぐ、ぐぅ・・・・」

必死で耐えようとする、初めてされた技にあまり驚かないのは意外だけど、
もう勝負は決まったかな、
まあ、やるからには徹底的に、ってね、
私は、一旦電気アンマを止め、彼女の胸への攻撃を再開した、

「あぁっ、くぅっ・・・・あっ、・・・・あんっ」

そうしてから、ブルマをパンツごと脱がし、大事なところに手を伸ばす、お決まりのパターンだ、

「ひやっ、ひぃやぁ、」
涙ながらに訴えてくる、
いいねぇ、その表情だけで満ち足りた気分になれる、
たどり着いた手でそこを触ると、濡れていた、
まあ、アレだけやれば当然ともいえる。

「やめっ、あっ、・・ぐぅぅ、・・・おねっ」

「だーめ、ちゃんとイってもらうから、」

「ひっ」

彼女の大事なところに指を入れる、年上だろうがなんだろうが、
私のテクにはかなわない、ましてや素人には耐えられないだろう。
喘ぎ声をBGMに、指を動かし続けていると、

「ひぐっ」

という声と共に、一気に大量の液体がアソコから迸った。

「はあっ、はあっ、はあっ、」

荒い息をつき、放心状態の彼女に私は言った、

「どう、悔しい、悔しいんだったら、私に付いて来なさい、もっとも、拒否権はないけどね、」

彼女のその体をポラロイドカメラで写した、コレクションが増えたのと、弱みが握れたので、得した気分だ、

「どうする、これ、コピーしてばらまいてもいいのよ?」

「・・・・・・・・・・・・、行く・・・・・」

沈黙の後に、ポツリとそれだけを言って、彼女は、加奈は黙ってしまった、

「ようこそ、『こちら』側に、」

これから、彼女にいろいろと教えてあげないと、せめて、私と勝負ができるぐらいには、



終章

それからの加奈は、夏樹に案内された『ある場所』で数々のバトルを繰り広げる、
何度かは勝てたが、それ以上に何度も失神し、何度もいたぶられ、何度もイかされた。
しかし、それは彼女が弱いのではなく、むしろ、初めてなのに、何度かは勝っていた事の方が脅威なのだ、
そして、夏樹とは何度も戦い、ライバルのような存在にもなっていた。
また、高校3年の時、あるイベントでの出来事が、その存在を決定的なものにした、

加奈は様々な人間と戦った、その中にはアイドルや女優も少なくない、特にグラビアアイドルは、
それ以外にも、海外でキャットファイトビデオに出演している人や、
その他、顔が良いという事と、格闘技経験の無いという条件にあっている人とは。
もっとも、不思議な事に、そのファイト中、客はリングの回りにいなかったし、
半数はアダルトビデオにもなっていない、しかし、加奈には金が入ってきていた、
どうしてかは、すぐに考えなくなった、
加奈は、自分の欲望と、プライドと、金の為に戦い、勝ちつづける事となる、
ある挑戦者が現れるまで、そして・・・・・
To Be Continue?


  すいません、何かいろいろと真似になってしまった所があったり、文が稚拙だったり、
  一人称と三人称を使い分けた文を作ろうと思って書いたのですが、失敗でしたし。
  パターンはお決まり、登場人物は趣味に走っただけ、『、』と『。』は使えてない。
  そんな駄作でも読んで欲しいので、投稿しました、
  暇な時にでもチラッとでいいから見てやって下さい。
                        坂本(仮)


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