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遅刻の宴

 

 

 

とても広大な敷地面積と、贅を尽くした建築様式の宮殿、そこは『後宮』と呼ばれている。

皇帝専属のハーレムともいうべきこの宮殿に暮らす女官の数は、およそ3000人ともいわれていた。

今日も今日とて後宮内の一角では、いつもの様に華やかな宴が催されている。

芳しい香を焚きつめた宴席には、豪勢な料理と最上級の美酒が供えられ、軽やかな雅曲が奏でられる。

そして可憐な舞妓や、料理を運ぶ女官達の姿で、宴席は女一色の華やかでかしましい賑わいだ。

これらの宴は、たった一人の男性をもてなす為に催されているのである。

男に生まれたならば、この様な宴席に一度は招かれたいであろう贅沢ぶりだ。

この宴の主賓である人物の名は、玄宗(げんそう)。

時に西暦740年代の中国は唐王朝が隆盛を誇り、その頂点に立つ皇帝こそ、この玄宗である。

彼の側には宦官(かんがん)が数名控えているだけで、事実上この宴席に出席している男性は玄宗1人だ。

ちなみに宦官とは、男性機能を去勢された下僕のことで、彼らは後宮内の雑役を任されている。

男子禁制の後宮に出入りできる男性は、皇帝以外では彼らだけである。

さて、宴も始まって半刻(30分)も経った頃、ふと玄宗は酌をする女官に尋ねてみた。

「今は何刻かな?」

その玄宗の問いに、周囲の女官達が顔を見合わせる。

失笑を堪えている様子の女官達に、玄宗は不思議気に理由を問うた。

「おそれながら陛下、そのお尋ね事ならば、先刻より数え切れぬほど繰り返していらっしゃいます」

1人の女官にそう言われて、玄宗の表情にも苦笑が広がった。

玄宗が1人の美しい愛人の到着を待ちわびている事は、この場にいる全ての者が察している。

その愛人の名を『楊玉環(ようぎょくかん)』という。

美女に貪欲な玄宗は、もともと人妻だった彼女を工夫を凝らして入宮させ、『楊妃(ようひ)』の愛称で可愛がった。

数多い愛人の中でも1・2を争うほどのその美しい寵妃(ちょうひ)が、本日の玄宗のお相手役に選ばれていた。

(それにしても、遅いのう)

女官と他愛もない世間話で時間をつぶす玄宗は、料理を運んできた女官に、思い出したように尋ねた。

「今は何刻かな?」



話は半刻前(30分前)にさかのぼる。

長い長い回廊を急ぎ足で歩む1人の女性がいた。

回廊の途中には無数の蝋燭の灯火が立ち並び、歩み去る女性の影を照らしている。

(化粧に時を費やしすぎたわね。急がなくては、陛下がお待ちかねだわ)

ちょうど宴も始まってしまった頃合いだ。

逸る心を抑えつつ先を急ぐ、この女性こそ玄宗が待ちわびている楊妃その人である。

玉笛が巧みで、豊満かつ官能的な魅力に加え、絶世と断言できるほどの美貌の女性であった。

黒絹の様な髪を巧みに結い上げ、身に纏う豪奢な衣装と宝石の装飾具が、その美しさをさらに彩っている。

その楊妃に、誰かが声をかけた。

「お待ちなさい、楊妃どの」

声に驚いて回りを見渡した楊妃は、露台(今でいうバルコニー)に立つ1人の女性に気付いた。

「まあ、梅妃さま。お久しぶりでございます」

優雅な仕草でお辞儀をする楊妃に、梅妃(ばいひ)と呼ばれた女性もお辞儀を返した。

この女性は名を『江采蘋(こうさいひん)』といい、琴・碁・書画に優れた美貌の才女である。

この淑やかな美女も玄宗の愛人で、梅の花を好む事から『梅妃』の愛称を賜っている。

その美貌も、衣飾の見事な着飾り具合も、楊妃と互角で少しも遜色がない。

満天の夜空を背景に露台に立つ梅妃の姿は、同性の楊妃から見ても絵画的な美しさを醸していた。

玄宗の愛人の中では、楊妃と梅妃は最も美しく才長けた女性の双璧なのである。

ゆるりと典雅な立ち居振る舞いで歩み寄る梅妃と、待ち構える楊妃。

静かに相手を見つめ合う2人の美妃の間には、まるで不倶戴天の敵と出逢った様な緊張が溢れた。

「お話がありますの。少し時間を割いていただけて?」

秀麗な美貌なのに、不自然に表情を消した梅妃が話しかける。

「よろしゅうございますわ。私も貴女とはゆっくり語りたく思っておりましたもの」

受け答える楊妃も、全くの無表情で応じた。

2人は肩を並べて、人気のない一室に消えた。



灯もつけず、月光だけがほのかに照らす室内で、楊妃は梅妃と向かい合っていた。

「本日の宴、陛下のお相手役を私に譲ってくださいませんこと?」

それが梅妃の用件だった。

無論、楊妃にとって承諾できる話ではない。

「お断りいたしますわ。陛下は私をご指名なのですから」

「それは心配なさらなくてもよろしくてよ。陛下のご機嫌は、私がなだめておきますから」

「いいえ、ご遠慮いたします。先を急いでおりますので、失礼させていただきますわ」

立ち去ろうとした楊妃の腕を、梅妃が意外なほど強くつかんで止めた。

つかまれた腕の肉に彼女の指がめり込むようで、その痛みに楊妃は少々顔をしかめた。

「行かせはしませんよ」

低く呟く様に話す梅妃の声に、まるで呪詛の様な気配を感じ、一瞬、楊妃は身がすくむ思いがした。

実際、気のせいどころか、梅妃は楊妃を強く憎んでいる。

もともと後宮内で、玄宗の寵愛を最も独占していたのは梅妃だったが、その後に楊妃が入宮してきた。

絶世の美女を2人も得た玄宗は、ある時は梅妃を愛し、ある時は楊妃を可愛がり、我が世の春を謳歌した。

だが玄宗の寵愛が自分から離れる事を恐れる梅妃は、当然ながら心中穏やかではない。

宮中でも楊妃の人気は高まるばかりで、武官・文官や女官達も、口々に彼女の美しさを褒め称える有様だ。

何よりも玄宗自身が楊妃の魅力に日一日と魅せられていく様で、梅妃の焦燥と嫉妬をかきたててやまなかった。

だが楊妃とて、梅妃に対する激しい感情は優るとも劣らない。

彼女にとっても、皇帝の寵愛を独占するには、梅妃は目障りきわまりない強敵なのだ。

つまり2人は、互いに強力なライバルを懲らしめる機会を、虎視眈々と狙い合っていた訳である。

月明かりの中、互いを睨みあう2人の美女の中で、抑えていた感情が弾けた。

「どちらが今宵の陛下のお相手を務めるか、勝負しませんこと?」

「ええ、よろしいですわ。勝ち残った方が宴に列席できる事にいたしましょう」

2人は闘志に瞳を輝かせて、相対した。

「どんな勝負をお好み?」

「出来れば思う存分に殴打で決着をつけたいけれど、この後の陛下との宴の妨げになりますものね」

「では精力勝負で参りましょうか?」

楊妃と梅妃は計らずも同時に、艶美な笑みを口元に浮かべあった。

公にはなっていないが、女の園である後宮では、女同士の諍いによる様々な決闘が起こりうる。

2人が提案した『精力勝負』とは、現在のキャットファイトで言う所の『いかせっ娘バトル』である。

互いに相手の性感を刺激し合い責め苛む事で、先に絶頂に達した者が敗北というルールだ。

考えようによっては、互いの女の誇りと尊厳を賭けた、極限の闘いともいえる。

(必ずこの女を、私の足元にひれ伏させてみせるわ)

2人の寵妃の女の意地が火花を散らし、室内は周囲の空気が帯電した様な緊張感に漲った。



帯を解き、衣服を脱ぎ捨てた2人は、緊張と興奮で胸を弾ませつつ、あらためて向かいあう。

楊妃も梅妃も、自信満々で己の肢体を相手に魅せつけた。

豊満な官能美に優る楊妃。

絶倫の曲線美に優る梅妃。

2人の魅惑的な肢体は、月光に照らされて妖しく眩しく輝いて、互いの瞳に焼きついた。

自分にない相手の魅力を認め、羨み、妬み、その事がますます敵愾心を高め合う。

「いきますわよ」

「存分にどうぞ」

どちらともなく近寄った2人の、月明かりに映える影が、1つに溶け合った。

互いに相手の腰に手を回し、紅を塗った柔らかな唇同士が重なり合う。

たっぷりと時間をかけ、互いの唇を味わいあった2人は、唇を離して見つめ合った。

「ほほほ、楊妃どの。もう少し技巧を凝らさねば、陛下に飽きられましてよ」

「うふふ、梅妃さまこそ、それほどの技巧ではございませんわよ」

一見、愛し合う同性愛者が睦言を漏らし合っているかの様に親密気に見える2人だ。

「さあ、もう少し私を楽しませて」

そうささやいた梅妃が、口元から唾液で妖しく光る舌を覗かせた。

「ええ、もちろんですわ」

ささやき返す楊妃も、その紅い舌を口元から伸ばした。

2人の舌と舌が相手を求め合って口元から伸びるや、2人の顔の中間でその先端が当たりあった。

梅妃の舌先が、楊妃の舌を焦らせる様に、突ついては離す。

楊妃の舌先が、梅妃の舌を追いかけて、軽く舐めては離す。

2人は巧みに舌戯を競い合いながら、再び唇を深く重ねあった。

楊妃が唇を捻る様に合わせつつ、口内で舌と舌を絡ませる。

受けて立つ様に梅妃も唇を捻り合わせ、楊妃の舌を絡め獲ろうとする。

そんな舌戦の最中、楊妃の手は相手の臀部へと滑る様に伸びていった。

同時に梅妃の手は、楊妃の豊かな乳房へと伝っていった。

楊妃の掌が、梅妃の程よく柔らかな尻肉を撫で回し、感触を確かめる様に揉んだ。

一方の梅妃の掌も、楊妃の巨乳を下から持ち上げる様に掴むと、やさしく揺さぶり揉んだ。

「う・・う・・・んっ」

「・・あ・・・う・・んっ」

時々かすかに漏れる2人の声は、感じているのか、溜息なのか。

しばしの後、2人が唇を離すと、互いの唇の間を一筋の細い唾液の糸が繋いで、切れた。

いささか上気している相手の欲情具合を、互いに目測し合う2人。

少しのけぞる様な姿勢になった梅妃は、楊妃の乳首を観察して薄く微笑んだ。

「ふふ、貴女、乳首が色づいてきたわね。感じているの?」

楊妃の乳首は、綺麗な朱鷺色に染まっていた。

だが同じくのけぞる姿勢で、梅妃の乳首を観察した楊妃も微笑んだ。

「あら、貴女こそ乳首が尖っているじゃない。感じている証拠だわ」

梅妃の乳首は、はっきりと上向きに勃起していた。

「うふふ」

「ふふふ」

互いに忍び笑いをこぼし合いながら、2人は相手の乳首を弄り始めた。

相手の乳首をつまみ、弄り、突つき合う内、どちらともなく相手の乳首をつねり始めた。

「もう」

「なによ」

互いの瞳に剣呑な光が浮かぶ。

梅妃は相手の乳首を、力一杯つねりにつねった。

楊妃は相手の乳首を、力一杯つねって引っ張った。

「このっ、いい加減にしてっ」

「調子にのらないでっ」

言うが早いか2人は、相手の乳房を思い切り両手で掴むや、乳肉を握り締めた。

「あぁんっ」

「はあんっ」

2人の端正な美貌が、明らかな苦渋の色に歪んでいく。

互いの乳肉に、指先が食い込む痛みが走る。

「くぅっ・・・・お前の乳なんか・・・揉み潰して・・やろうかぁ?」

「・・・くっ・・・お前こそぉ・・・この乳・・・揉み千切ってやるぅ」

互いの乳房を握り潰し合って譲らぬ2人は、姿勢を崩して折り重なる様に倒れた。

乳房の痛みに堪らなくなった楊妃が梅妃を蹴り飛ばし、2人は一時離れて睨み合う。

「もう遊びはここまでよっ。ここからは本気でお前を悶え苦しませてやるっ」

「望む所よっ。お前と私、どちらが女として格上か、はっきりさせてやるわっ」

相手を憎々しげに眺め合った2人は、互いに素早く抱きしめ合った。

楊妃が梅妃の首筋に、舌を這わせて、耳たぶを噛む。

「・・うう・・んっ」

負けじと梅妃も楊妃を押し倒すと、その乳房に吸い付き、舐め回していく。

「あは・・・んぁっ・・・」

対する楊妃は、太ももで梅妃の胴を挟むと姿勢を入れ替えて自分が上位になった。

上位の楊妃と下位の梅妃は、互いに相手の乳房に手を伸ばし、入念に執拗に乳を揉みこんでいく。

「この、いやらしい乳で、陛下を、もてあそんだのね」

「お、お前こそ、陛下に、この乳で、何を、したの」

2人は十分に相手の乳を蹂躙し合った後、下位の梅妃が無理やり体を起こし、楊妃を退かした。

すかさず梅妃は楊妃の上に覆いかぶさる。

互いに相手の股間に対して頭上が向かっている、69の体勢になった。

「覚悟するがいいわ」

「お前こそね」

互いに相手の乳にむしゃぶりつくと、存分に舐めまわし合う。

口一杯に乳房を頬張り、すでに固くなっている乳首を舌で舐め転がす。

さらに、細くくびれた腰のヘソ辺りへ舌を這わせていく。

そのまま、ゆっくりと体をずらしつつ、股間に向かって舌を這わせ合う2人。

互いの股間のアソコに到達した2人は、相手のその部分がすでに濡れているのを確認した。

上気した顔の梅妃が、舌なめずりをする。

(・・・いくわよっ)

梅妃は楊妃の股間に顔を埋め、アソコを舌で猛襲した。

股間から伝わる性欲の波が、ややもすれば楊妃を押し流しそうになる。

「あ・・・はぁっん・・・・このぉ・・・」

悶え苦しみ、体を震わせつつ耐える楊妃は、必死で梅妃のアソコを指を這わせた。

(・・・これでどう?)

楊妃も梅妃の股間に顔を埋め、指で広げたアソコに舌を這わせて存分に逆襲する。

彼女の反撃に、梅妃も股間から伝わる性欲の炎に、その身を焙られていく。

「・・・あぁぁっ・・・う・・・ふぅん・・・・」

悶え苦しむ梅妃も、ここは踏ん張り所だ。

互いに自分のアソコがますます濡れていくのを意識しつつ、ひたすら相手の性欲を引き出しあう死闘は続く。

共にその股間に愛液が溜まる量に比例して、段々と頭の中にもやが立ち込めていく。

(あぁぁっ・・・もうっ・・・うまいぃ・・・・う・・うん・・・・いいわぁ・・・)

(・・・うぅぅんっ・・・なによぉ・・・・やる・・わね・・・そうっ・・・そこよ・・・)

どれ程の時間が経った事か、2人の必死の性戦は、そろそろ終盤にさしかかっていた。

互いに相手の愛液で、たっぷりと顔を濡らし合った2人が体を起こした。

どれ程の欲情が2人の体を責め苛んでいるのか、梅妃も楊妃も相当な疲労と興奮ぶりだ。

激しく辛そうな吐息と、苦しげに汗ばむ表情は、共に絶頂寸前を堪える悶絶地獄に堕ちている証明だ。

「・・・さあ・・・そろそろ・・決着よ」

梅妃が股を大きく開いて、ご開帳してみせる。

貝合わせ対決を挑んでいるのだ。

「・・・これで・・・最後に・・・してあげる」

楊妃も股を大きく開いて、受けて立つ。

2人は腰をずらせて近づき合い、股間と股間を重ね合わせた。

互いのアソコ同士が、互いの愛液を混じ合わせあって、激しく擦れ合う。

「ああっ、はぁっ、あんっ、あぁんっ」

「はんっ、はぁんっ、はあっ、はぁぁんっ」

梅妃も楊妃も、すでにどちらが先に達してもおかしくない状況だ。

(・・・早くぅ・・・早くイってよぉ・・・・もう・・・・持たない・・・・)

(・・・まだなのぉ・・・いい加減・・・・・こっちも・・限界よ・・・)

互いに腰を使って相手を責め合う2人は、あるいは同時に果てるのかとも思われた。

だが、ちょうど雲が月明かりをさえぎり、室内は暗闇に変わったその時。

「あはぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ」

ついに堪えきれなくなった一方が達してしまい、脱力した様に倒れて失神した様だ。

だが勝利を掴んだらしい一方も、余力はすでにない。

彼女は自分のアソコへ指を這わせて、自慰行為で我慢し続けた欲情をようやく処理したのだった。



闘いの幕が下りた暗闇の中を、まだ呼吸の荒い勝者がゆっくりと起き上がって、敗者を見下ろした。

暗闇の為に、その姿が梅妃なのか楊妃なのか、見当もつかない。

勝者の女性は、汗に濡れて乱れた前髪をわずらわしげにかきあげて、弾む息を整えている。

気が静まるにつれ、今の自分の有様では、もう一度居室に戻り、身支度を整え直す必要を感じた。

予想以上の大苦戦と、いらぬ手間を取る羽目にしてくれた相手に対し、あらためて苛立ちがこみ上げる。

「貴女、なかなかよかったわよ。お疲れ様、お馬鹿さん」

彼女は勝利の余韻に浸りつつ、失神している敗者の顔に足の裏を乗せ、ゆっくりと力を込めて踏みにじった。



宴会が始まってすでに二刻(2時間)も経った頃。

外で見張りを務める宦官が、来客を告げた。

宴席中央で舞っていた舞妓が下がり、ようやく現れたその美女の姿に、したたかに酔った玄宗が声をかける。

「おお、待ち焦がれたぞ、楊妃よ。さあ、ここに参るがよい」

最大の宿敵を存分に懲らしめた楊妃は、心から嬉しげに艶やかな微笑を浮かべ、玄宗の元へ歩み寄った。

 

 〜 終劇 〜

 


あとがき


投稿第2弾として、歴史ものを題材に書いてみましたが、いかがなモンでしょう?
「隋唐演義」という小説に、皇帝・玄宗の寵愛を巡る楊妃と梅妃の話があったので、それをヒントに創作しました。
この小説の中で語られる玄宗と楊妃は実在の人物ですが、梅妃は架空人物の可能性があるそうです。

この話に出てくる楊妃こそ、後の世に絶世の美女として語り継がれる『楊貴妃』です。
『貴妃』というのは正式な位の事で、皇后に次ぐ身分の高さだそうです。
だから、『楊貴妃』と名乗る人物は歴史上に何人かいるらしいです。
通常、我々が話の例えにする絶世の美女・楊貴妃は、唐の時代の楊玉環の事だと覚えておいて下さい。

作中の登場キャラの性格設定や、後宮内の舞台設定は、ボクの勝手な妄想&創作です。
歴史小説好き・時代考証好きの方には不愉快かもしれませんが、大目に見て下さい(汗)
書き終わって思った事は、ボクはいかせっ娘バトル小説の描写に向いてないという事でした(泣)

 

れーはかせ

 

 

 

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