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第1章 フェイスシット・ホールド

 

 

 岩関 香奈(いわぜき かな)は、今、顔の上にある物体を力なく見上げていた。リングに長々と横たわる彼女は、体操服姿だ。可愛い童顔は、まるで子どものようだが、これでも高校生だ。胸とお尻はむちむちっとしている。別名「フェイスシッター 香奈」。
「ベビーシッター」はよく聞くが、「フェイスシッター」とは?
 上半身は白半袖体操服に学年名前名札がついている。「2年B組 岩関」と黒々とかかれている。下半身はブランドものの紺ブルマー。柔らかくお尻を包むというより、かなりお尻に食い込んでいる感じだ。足は白のハイソックスがきちんと履かれ、スポーツシューズの中にすっぽり入っている。
 いずれも汗でしっとり濡れている。運動をしたのか?激しく上下する胸、汗が流れ落ちる顔。その顔が陰で隠れている。陰は、もう一人の女の子だ。明るく照らすスポットライトは二人だけのリングをくっきりと浮かび上がらせていた。
 来島 沙羽(くるしま さわ)は、香奈の顔をまたいでいる。何をしているのだろうか?「2年A組 来島」なぜか、彼女も別名「フェイスシッター」。横たわっている香奈の足の方を向き、香奈の腕を足で挟むように膝立ちになっている。香奈と同じ格好をしている沙羽は、得意げに腰に手を当てている。

 香奈が見上げているのは、沙羽のお尻だ。ブルマーに包まれ・・というより押し込まれている感じだ。それが、興奮にゆれている。ぴくぴくっとうれしそうに痙攣している筋肉。たっぷり付いた柔らかそうな脂肪。ブランドものだけに、縫い目があからさまには見えない。紺色のその布地が、柔らかい沙羽のお尻を強調している。
 先ほどまで、この二人は相手を屈服させようと戦っていた。本人たちの趣味でプロレス風にリングで戦った。プロレスと違うのか?スタイルはプロレスだが、彼女らは技ではなく、女の子の魅力を前面に押し出していたのだ。胸で押さえつけたり、H技で責めてみたり、関節技で体を押しつけ合いながら締めあげたり・・。
「女としての魅力は私にあるのよ!」「圧倒されちゃいなさいよ!」「負けを認めなさいよ!」「私の魅力に降参し逝き果てなさい!」
 そんな声が聞こえてきそうだ。そして・・!今、リングへ横たわっている香奈にとどめを刺そうとしているのは沙羽だ。
 大の字の香奈は、いやいやをするように、首を左右に振っている。何がイヤなのか?二人の荒い息が響くリングに近寄ってみると・・・。

沙 羽「ふふ。ようやく大人しくなったわね。手こずらせちゃって。可愛いんだからぁ。」

香 奈「はあはあはあ・・いや・・・あ・・。やめ・・て・・お願い・・ぃ・・。」

沙 羽「だあめ!校内のフェイスシッターナンバーワンはあたしって言ったのは?」

香 奈「あ・・あん・・やあ・・あたしよ・・。」

沙 羽「一番は二人といらないから決着を付けようって言ったのは?」

香 奈「あ・・ん・・あたし・・・。」

沙 羽「というわけで・・決着を付けるわ。覚悟なさいね。香奈ちゃん!!」

香 奈「お願い・・許して・・ああん・・。」

沙 羽「そんなこと言って・・先輩もそうやって敷いたくせに!お仕置き!」

 そう宣言すると、沙羽は、お尻を香奈の上におろしていく!なんと!!フェイスシッターとは・・顔をお尻で敷いてしまう格闘家?を表しているのだ。顔を敷くまでにはいろいろな展開がある。H技で責め合うもの・・プロレスで責め合うもの・・相撲・・柔道・・レスリング・・様々だ。が・・!!とどめは必ず顔を敷くのだ。しかも・・お尻で!
 香奈と沙羽は、女子校内でナンバーワンを争うフェイスシッターだったが、大好きな先輩を巡って争い、先手を取って敷いてしまった香奈に沙羽が挑戦したのだ。そして今・・香奈は沙羽に敷かれようとしている。

香 奈「いや・・ああ・・・。あん!」

沙 羽「ああ・・だめじゃないの。顔を背けちゃ。くい!」

 沙羽がお尻をゆっくりおろしていく。紺ブルマの布地がじわじわおりてくる。布地の模様や汗のしみ具合までよく見える。女の子の大の字名部分がじわっと盛り上がり、香奈の顔を求めているようにぴくぴくっとうごめく。香奈は逃げ出そうともがくが、痛めつけれていて抵抗できない。せめて顔を背けるしかなかった・・。が!
香 奈「うう・・顔を避けたのに・・お尻が動いて・・はさみ直してくる・・。」
沙 羽「ふふ。逃がさないわよ。くいっくいっくいっくい!ぎゅむう!」
 沙羽は、腰を上手に動かし、お尻で香奈の顔の形を確かめるように圧力をかける。くいくいっと動くお尻は、ブルマごと動いてとうとう鼻と口の形をとらえた!

香 奈「ふぐ?!・・むっぐうう・・うぐぐ・・くは・・あ・・。」

沙 羽「ああ!ああん!いいわ・・!とうとう敷いたわ・・香奈の顔!うん!」

 ぎゅむっという音が聞こえたか聞こえないか・・・。ブルマの布地がお尻ごと香奈の顔をとらえ、ぴったりと押し当てられる。息が漏れる感触を味わいながら沙羽は、ゆっくりと動かし始める。

香 奈「うむう・・ふん・・む・・うう・・うぐう・・むうん・・むぐう!」

沙 羽「何を言っているのか・・分からないでしょ?はっきり言いなさいよ。」

 沙羽は、香奈の顔に股間の形を合わせるように動かして楽しんでいる。そしてじわじわと体重の圧力を強めながら顔をすりつぶすように前後させた!

ぎゅちい!!ぎっしぎし!ぎゅぎゅ・・ぎゅしい!くちゅ・・くちゅ・・ふう。

 香奈は沙羽の女の子のにおいを存分にかがされる。密着するはずはないが、ブルマの布地が顔を塞いでしまい、呼吸をじゃまする。真っ暗の視界に、沙羽の股間からの突起や汗が見えるようだ。何が言うたびにお尻が動いて、口を塞いでしまう・・・。香奈は沙羽の太ももをつかんで足をばたつかせブリッジで跳ね返そうとするが・・十分に呼吸ができず、先ほどまでの攻防でグロッキーになってしまったので、跳ね返せない。
10分後・・。急に香奈の視界が明るくなった。

沙 羽「ギブアップする?香奈・・。今なら許してあげてもいいわよ・・・。」

香 奈「はあはあはあはあはあ・・。誰が・・沙羽にギブなんか・・。」

 沙羽の挑発に乗ってしまい、つい口答えをしてしまった香奈。それを予期したかのように・・イヤ・・期待していたかのように沙羽はうれしそうだ。

沙 羽「じゃあ・・とどめね!えい!」

 先ほどゆっくり見せつけるようにおろされたお尻が今度は豪快にどっかりと下ろされた。

ずっしいいいん!ぎゅちちちちちちちち!ずりっずりっずりっずりっずりっ!

 勢いよく動くお尻に容赦なくすりつぶされる香奈の顔。ぺっちゃんこになっちゃいなさいといわんばかりに香奈の童顔が見えなくなってしまう。額から下がすっかり隠れ、苦しむ香奈の瞳もゆがんだ眉毛も隠れていく。

香 奈「あ・・むう・・うぐ・・あ・・・むううん!!ぱんぱん!ぱんぱん!」

沙 羽「今頃ギブアップしたって・・だめよ・・大人しく逝っちゃいなさい!」

 そう言うと、沙羽は香奈の弱々しくばたつく足を抱え込み、ぺちぺちと叩く両手を無視して、エビ固め!プロレスのフォールのようだが、違うのはお尻が顔に乗っていることだ。足と手を固められ、体をエビのように曲げられる。それだけでも苦しいのに、顔を敷かれては・・・。さらに、顔の上を往復するお尻が時折急に浮いてはずしんと下ろされる。

ずりい!ずりい!す!どむううん!・・ずりい!くちゅくちゅ・・ずりい!どっしん!

香 奈「はあん・・はあはあはあ・・きゃああ!!ずむううん!・・ぐは・・・・。」

沙 羽「可愛いわよ・・それそれ・・・!!逝っちゃうのよ!」

 さらに・・目の前の香奈の股間へ攻撃が!!ぴくぴくっとこちらは力なくもがくように動く香奈のお尻!!ブルマに包まれ突起を思い切り立てている香奈のそれをやさしく指でなでる!感じてしまいなさいと言わんばかりの攻撃だ。目に見えないだけに屈辱的だ。香奈が瞳を閉じぐったりしても、香奈の肢体は別の生き物のように反応し続ける。

香 奈「うう・・むう!!むぐむっぐう・・むぐむっぐう!(ギブアップ!)」

沙 羽「ごっめえん!聞こえないわ。何か言った?あはは。」

 沙羽は香奈を征服していく感触を十分に味わっていた。相手がじわじわと弱っていき、最後は屈服するがそれを許さず失神へと追い込んでいく。お尻を武器として!これがフェイスシッターの醍醐味だ。もちろん、力が足りないと逆に敷かれてしまうのだが・・この緊張感がたまらないらしい。そして・・!!

香 奈「びっしゃああああああああああ!!!びっくびく・ぶくぶく・・・・。」

沙 羽「あっはあ!!やったわ・・。これが屈服の証拠ね。あはは。最高!!」

 香奈が最後の意思表示?を行動で表すと、ようやく沙羽は満足した。フェイスシッター同士の壮絶な戦いはいつもこうして終わる。特に、力が高いもの同士が戦うと互いに容赦しないのだ。

香 奈「ぴくぴく・・・ぴくぴく・・・ぴくぴく・・・・。」

沙 羽「じゃあ・・約束通りもらっていくわよ。証拠にね。うふふ。」

 沙羽は、香奈のブルマを勢いよく抜き取ると、大事そうに手で包む。そして・・香奈の可愛いブルーのショーツをもはぎ取ると、香奈にかぶせる。
こうして、校内ナンバーワンは決定した。


2年B組フェイスシッター VS 2年A組フェイスシッター ナンバーワン決定戦
● 岩関香奈(35分58秒 フェイスシットホールド→絶頂KO)来島沙羽 ○

 

 

 

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