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チャイルドレスラー明日を夢見て(その2)





登場人物


(鈴木夏美)
16歳、高校1年生
身長・161センチ 体重・49キロ
スポーツ経験〜バレーボール
性格
・真面目で後輩思いのかわいくて素敵なお姉さんといった感じ。基本的におとなしい。
・シャギーの入ったロングヘアーのかわいい女の子。後輩は、妹のように慕ってくる。

(ボンバー酢飯田)
13歳、中学1年生
身長・149センチ 体重68キロ
「いじめっ子同盟メンバー」
スポーツ経験〜綱引き、ハンマー投げ
性格
・姉、モンスターよりガキでいじめ好き。姉よりガキな分だけ、姉より性格が悪くていじわる。
・姉同様のデブでブス。チビだがデブでバワーがある。

(山保美鈴)
中学1年生
身長139センチ 体重29キロ
スポーツ経験〜新体操
性格
・姉、美香より気が強いが泣き虫。姉と比べると明るいが、おとなしめ。
・チビだがかわいいルックスでサラッとしたロングヘアー。かわいい上に背が低いところが、男の子達に人気がある。





ファイト4「美少女先輩の屈辱」


同期ながら敵だと思っていない山保美香を、さんざんいじめて相手にしなかったモンスター酢飯田の今日の対戦相手は、正規軍で先輩の鈴木夏美。

酢飯田は、かわいい女の子が嫌いである。
鈴木もアイドル性抜群のルックスで、体格的にも酢飯田の方が年上の先輩に見えなくもない。
鈴木は、山保ら後輩達にとってお姉さんのような存在。
だから、山保達は甘えるように慕っている。
もちろん、いじめっ子同盟のメンバーにとってはそんなことどうでもいい、自分達には関係ないことだと思っているし、そんな女の子した仲良しこよしをアザ笑っていた。
ましてや人一倍かわいい子が大嫌いで、人一倍かわいい子をいじめるのが大好きな酢飯田となれば、そういう光景を人一倍ムカついているだろう。

そして今日、そんな酢飯田の人として最低な思いが、無情にも通じる形となる。

酢飯田は黒に銀のまだら模様の水泳水着という、性格の悪いデブスにピッタリなおばさん臭いデザイン。
鈴木は緑の水泳水着。(リングシューズはここの女子プロレスは全員、白。)
酢飯田は鈴木に勝ったことはないとはいえ、ここ数試合は内容ではいつ勝ってもおかしくないぐらい圧倒してて、回転エビなどの負けた気がしないような返し技で負けている。
酢飯田にとって、腹の中で企んでいることを実現させるのは、今だと思っている。
いやな臭いがプンプンする中、試合が始まろうとしている。

(レフェリー)ファイト!
(ゴング)カーーーーーーーーン!!!
鈴木「コノヤローーーーッ!!」
鈴木の先制フライングクロスチョップ。
そしてドロップキック、アームホイップと、積極的に責めたてる。
そしてアームホイップから酢飯田の太い腕を決める。

鈴木「どうだっ!この!」

しかし回りの空気がどことなく怪しさを感じるくらい、冷たい。
回りをよく見ると、いじめっ子同盟のメンバーは皆、何か知っていることをゴマカすように無表情のもいれば(これはだいたい先輩どころ)、何かを楽しみにしているようにニヤニヤしているものもいる(これの多くは新人。)。
そしてそれは、鈴木のドロップキックを酢飯田がスカして反撃開始した
ときに始まった・・・・・・・・・・。

酢飯田「お前、私の先輩としては、いじめたいぐらいにかわいすぎるのよ。だから今日、私にエラソウにできない立場にお前を落とそうと思ってたの。今日やられることはこれからは当り前のことだから、たっぷり味わってならしな!」

酢飯田の企みは、これだったのだ。
まず、うずくまる鈴木に大きな足で、触りたいくらい綺麗でかわいい背中にストンピング。
酢飯田は、一転して顔を真っ赤にして鬼のような形相になった。

酢飯田「オラ、オラーーー!どうした先輩ちゃんよーーー!!!!」

ドコッ!ガスッ!!バコッ!!!

鈴木「アーー!!キャアア!!!」

その後も、場外でいたぶったり、チェーンを首に巻き付けた、チェーンホイップなどでいじめまくった。
セコンドの山保ら新人は、泣きそうなせつなそうな顔でその光景を見ていた。
竹刀を持ち出して、鈴木のかわいい体をビシバシ殴りつける。

酢飯田「オラ、オラーーーーなんだコノヤローーー!!」

ビシッ!バシッ!!

鈴木「キャアアー、ワーーーー!!や、やめ・・・・・。」

座り込んでる鈴木をサーフボードでかためる酢飯田。
鈴木も攻めはするが、酢飯田には余裕いっぱい。
ルックスや体格がよけいそう見せているが、酢飯田が鈴木に胸を貸してるような内容は、酢飯田の方が先輩で、鈴木が後輩の新人にみえる。
そしてとどめは、酢飯田が鈴木を抱えて対角線を何度も大復しながら、鈴木のかわいい背中を何度もコーナーマットに打ちつけてからのアバランシュホールド。
鈴木の背中が悲しく見える。
フォールされてる鈴木は涙を流して、汗でかわいい体も水着もビッショリにして、グッタリしていた。
ゆっくりカウントが数えられる。

レフェリー「ワン!ツー!・・・・スリー!!」

(ゴング)カンカンカンカンカーーーーーー!!!!

なやましげに横たわる鈴木に、酢飯田は無情のキャメルクラッチ。

鈴木「ウワーーーーン!!!アアアアーーー!!イヤアアアアアア!!!!(号泣)」

酢飯田「これからは私には敬語で挨拶しろよ!!よええ〜んだよ!!」

山保ら正規軍新人が助けに入ったが、巨体でドッカリ鈴木の体に乗ってキャメルクラッチを決めている酢飯田は、山保達の非力な救出など、まるで動かない。

山保「うわああああ、夏美さ〜〜〜〜ん。」

鈴木は、この屈辱をしばらく受け続けた、号泣しながら・・・・・。
山保にとってもお姉さんみたいに慕ってた鈴木先輩まで、酢飯田に負かされた上に、いじめられたという、悔しい日になった。

(夏美さんまで・・・でも酢飯田は、本当に・・・・・。)

山保が酢飯田に、一矢報える時がくるのか?
ファイト!山保美香!!





ファイト5「妹を拉致された」


山保美香の妹・美鈴は中学1年生。
身長は低いが、姉を追って「ジュニア女子プロレス」入門。
まだデビュー前の練習生である。
山保姉妹は本当に仲のいい、美少女姉妹である。
こんな小さくてかわいい姉妹が、女子プロレスをやるなんて、ちょっと
可哀想・・・・・。

今日の試合は「モンスター酢飯田VS鈴木夏美、山保美香組」のハンディキャップマッチ。
すっかり酢飯田の格下に落ちた鈴木は、こういうカードに名を連ねる立場になってしまった。
酢飯田は、赤紫にピンクのまだら模様の水泳水着。
鈴木は「ファイト4」の時と同じ水泳水着。
山保は、茶色の水泳水着。
試合はダブルのドロップキックなどを見せて、鈴木達も、健気に果敢に頑張ったが、酢飯田は軽く受け流して最後は、山保をボディスラム一発で、小さな体を余裕でフォール。
山保をカバーする酢飯田に、鈴木は健気にストンピングを連発するが、大きな体は全く動かず。

(レフェリー)ワン、ツー、スリー、

(ゴング)カンカンカンカンカ〜ン

鈴木をパイルドライバーでKOして、横たわる山保の胸を踏みにじり、まさにやりたい放題の酢飯田。
そして帰り際になにやら・・・・何と、デビュー前の練習生である山保美香の妹、美鈴を拉致、連行。
今すぐに助けたいが、相手の陣地に入っていまえば助けようがない。
こうして、美鈴は酢飯田に連れていかれた。

夜、正規軍の合宿所に美鈴はいじめっ子同盟の手で、送り返された。
ジャージは脱がされ、デビューはしてなくても着用しているようにと、下に着ていた白い水泳水着姿で(白いリングシューズは常に履いている)。

水着も体も汗と涙で濡れてて、美鈴はグッタリしている。
何かに帯えたように、体が少し震えている。
美香は、姉として解放された美鈴を気遣う。
そして美鈴と共に、一本のビデオが送られた。
さっそく正規軍の面々は、ビデオを見てみた。

ビデオの中では、酢飯田の足元に美鈴がヒザまづかされ、そのまわりはいじめっ子同盟の新人部隊が囲んでいる。

「オラー!コノガキー!!」

「やっちまおうぜ!!」

美鈴は帯えている。
するとその中の一人が・・・

「ただいまより、モンスター酢飯田対山保美鈴のデビュー前のチビ、チャレンジマッチを行いま〜〜〜〜〜す!!!」

美鈴は入門したてで、まだ何もわからない練習生である。
そんなのヒドすぎる。

「おらっ!ジャージぬいで水着になれよ!」

むりやり脱がし、水着姿にした。
試合(?)は、何もわからずただ今の状況に帯えている美鈴を、酢飯田がいじめ放題。
そして、そのうちまわりも美鈴いじめに加わり、美鈴は号泣しながらいたぶられた。
そして、そのメンバーの中にはモンスター酢飯田の妹、ボンバー酢飯田もいた。
彼女もデビュー前である。
あとは肩もめやら敬語で挨拶させたり美鈴をいじめまくって、テープは切れた。
妹のむごいいじめられっぷりに、思わず涙がでた美香・・・・。
そして、美鈴は号泣した。
そして、酢飯田姉妹と山保姉妹のタッグマッチが決まった。
これがボンバー酢飯田と山保美鈴のデビュー戦となる。
はたして、勝者は!!?





ファイト6「姉妹対姉妹」


モンスター、ボンバーの酢飯田姉妹と闘うことになった美香、美鈴の山保姉妹。
デブス姉妹対美少女姉妹の闘いだ。
酢飯田姉妹は、お揃いの黒い水泳水着。
山保姉妹は、お揃いの槐に青いラインがデザインの水泳水着。
ボンバー酢飯田と山保美鈴の両妹は、これがデビュー戦である。

ゴング前にモンスターが美香を、ボンバーが美鈴をそれぞれ襲い、それぞれを場外で連れ回した。

モンスター「オラオラー、よええから連れ回されんだよおおお!!」

美香を客席になげる。

ズシャアアア〜ン!

美香はイスに座り込んで、苦しそうな顔をしている。
一方、ボンバーは。

ボンバー「おいおい、てめー弱いなあ。てめーの姉ちゃんも弱そうだなあ。私の姉ちゃんがでるまでもないや〜。二人とも、私がいじめてやるよ。」

本部席に叩きつけ、その上に横たわらせてエルボー一撃!

美鈴「ゴブッ!」

本部席の上で、苦しそうに横たわる美鈴。
酢飯田姉妹はリングに戻って、山保姉妹を見下した。
試合は、美香とボンバーが先発。
ホンバーに攻められる美香。
ボンバーの座り込んでのボディーシザースを受けながら。

ボンバー「お前ら姉妹して弱いなあ。これゃ私一人で十分だな。」

美香「う〜ん、苦しい〜〜。」

その後もボディースラムのように抱えての、かわいい姉妹のかわいい背中のゴッツンコ攻撃などで、山保姉妹をいたぶり、最後はふたり並べた所にボンバーがジャンピングボディプレス。
かわいい姉妹のかわいい体が、デブスの臭そうな巨体に潰される。
試合権利は姉の美香にある。

レフェリー「ワン!ツー!・・・・・スリーーー!!。」

(ゴング)カンカンカンカンカーーーーン。

美香は、モンスターの妹のボンバにフォール負けをした。

モンスター「こいつ、私を倒すとかいって、それ以前に私のデビュー戦の妹にフォールされてやんの。だせ〜〜〜!!」

ボンバー「はあ、楽勝!二人で私の半分の力になんねーよ!!」

そして、山保姉妹は酢飯田姉妹にコブラツイストをかけられて、いたぶられた。
姉妹で号泣しながらこの屈辱を・・・・・・。
悔しい!でも強すぎる!!
山保に明日はくるのか?
いつかをめざして負けるな!

 

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