九州女子体育大学、体操、水泳、柔道、陸上、レスリング、バレーボール、バスケットボール等、様々なスポーツのスペシャリストが集まり、互いに競い、互いに向上していくことを目的とし、何人ものオリンピック選手を輩出してきた。
なかでも体操は全国大会3年連続優勝という快挙を成し遂げていた。
たが今年の大会は一人の選手のミスにより2位という結果に終わった。
ミスをした選手・・・村松 友恵は3年生で鉄棒の選手だった。
しかしミスをした責任をとらされ、レギュラーの座を2年生の青田 藍に譲ることになった。
ある日、友恵は藍が自分のミスを笑っていたことを知り、練習が終わった後に藍を体育館に残し、問いただした。
「なんで笑っていたの!?」
すごい剣幕で藍に詰めよる。
「力もないくせに大会に出てミスしたからですよ」
藍が半笑いで答える。
「なんですって!!」
友恵が藍の頬を平手で打つ。
「なにすんのよっ!!」
藍はお返しに友恵の長い黒髪を掴み引っ張る。
こうして二人は体操の用具が所狭しと置かれている体育館で闘い始めた。
「あうっ・・・」
髪を掴まれ引きずられた友恵はマットの上に倒される。
「最初から私を大会に出してれば優勝できたのよ!」
怒鳴りながら藍は友恵の体に蹴りをいれる。
そして友恵の右手を後ろにまわし立たせると、後ろ髪を掴み近くにあった飛び箱に顔を打ちつける。
「あっ・・・痛っ・・・」
「あんたは何をやっても私にはかなわないのよ!」
藍がそう叫んだ瞬間、友恵の左肘が脇腹に突き刺さる。
「かはっ・・・」
脇腹を押さえて藍はその場にひざまづく。
友恵は藍に近づくと側頭部にキックを見舞う。
「きゃっ・・・」
小さく叫び藍はマットの上をゴロゴロ転がる。
「どうやら・・・どちらか倒れるまで闘わなくちゃならないみたいね・・・。ほら、立ちなさい・・・」
友恵はそう言うと藍のポニーテールにした髪を掴んだ。
そして立ち上がらせると背後に回り藍の首に手をまわす。
「あぐっ・・・うううう・・・」
藍の口から呻き声が洩れる。
「後輩のくせに・・・」
友恵は腕により一層の力を加える。
「あひぃっ・・・はっ・・・うううう・・・」
藍の顔が苦しみに歪む。
だがその時、藍の手が何かを掴んだ。
藍は無我夢中でそれを友恵の頭にぶつけた。
「ぎゃっ!!」
友恵が額をおさえながら転げまわる。
スリーパーから逃れた藍の手にはさっきまで練習で使っていた混棒が握られていた。
「げほっ・・・げほっ・・・」
藍は咳き込み喉をおさえながら立ち上がる。
「先輩・・・苦しかったですよ!!」
そう言い友恵の背中に混棒を振り下ろす。
「あああああああっ!!」
四つん這いになっていた友恵は背中をおさえ顔を床につける。
藍は混棒を捨てると友恵を鉄棒の下まで引きづって行ったそして鉄棒に飛び移り、回転を始める。
回転する藍の下では友恵が起き上がろうとしていた。
「先輩に鉄棒の使い方を教えてあげますよ」
回転で勢いをつけた藍はミサイルキックのように友恵めがけて飛んでいく。
「がはぁっ!!」
キックをまともにくらい吹っ飛ぶ友恵。
後転していき跳馬にぶつかり止まる。
藍はゆっくりと近づいていく。
そして友恵を跳馬に乗せ、自分は助走をつけ友恵の腹部にセントーンのように落ちていく。
「うげえええええええっ!!」
友恵の口から唾液が飛び散り、跳馬から落ちる。
藍は友恵の胸板を力一杯踏みつける。
「ぐああああ・・・」
「どうです?後輩に痛ぶられる感想は?」
「(くっ・・・悔しい・・・)」
友恵の目から涙が流れる。
「あれっ?泣いてるんですか?だったら慰めてあげなくちゃねぇ・・・」
そう言うと藍は友恵の胸もとに手を入れレオタードを一気に引き裂いた。
友恵の胸が露出する。
「いやあああああああっ!!」
「あははははっ!」
藍はすでに勝ち誇っていた、しかしそこに一瞬のスキができた。
友恵は体を回転させて藍に足払いをかける。
「きゃっ・・・」
藍は倒れ、頭を床に強く打ちつける。
「う・・・ううううっ・・・」
藍の意識が薄れていく。
友恵は藍をうつ伏せにすると胴締めスリーパーを極める。
「あううううっ・・・」
藍は抵抗するが体に力が入らない。
友恵が腕に力を加えた瞬間、友恵は突然何者かに後頭部を蹴り飛ばされる。
「ぐあっ・・・!」
藍から離され床に転がる友恵。
藍はすでに失神していて、その横には人が立っていた。
「その格好・・・レスリング部ね・・・」
その女はレスリングのコスチュームを身につけていた。
「池上 奈美・・・二年、藍は中学からの親友よ・・・」
ショートカットの黒髪をした奈美の体は細いながらも鍛えられていることがコスチュームの上からもうかがえた。
「理由はどうあれ、藍をこんなにして・・・覚悟しなさい・・・」
奈美の静かだが怒りのこもった口調に友恵は恐怖を感じた。
奈美は腰を落とすとものすごい勢いでタックルしてきた。
「ひっ・・・」
友恵は倒れ、マウントポジションをとられる。
腕を足でおさえられてガラあきの顔面にパンチを放つ奈美
「がっ・・・きゃっ・・・」
口の中が切れ、血が友恵の口から流れる。
しばらくすると殴るのに飽きたのかマウントを解きヒールホールドをかける。
「あぎゃあああああああ!!」
友恵のアキレス腱が悲鳴をあげる。
奈美はゆくゆくはプロレスの世界に入るつもりでいくつもの技を身につけていた
。
「んっ・・・なっ・・・奈美・・・?」
藍が意識を取り戻す。
「大丈夫?もうすぐ終わらせるからね」
奈美は藍にやさしく言うと友恵を起こして後ろにまわり、フェイスロックで友恵の顔を締め付ける。
「ああああああっ!んー!んー!」
友恵が手足をばたつかせるが、奈美はビクともしない。
そのうち友恵の耳にはミシミシという関節のきしむ音が聞こえてきた。
フェイスロックと同時に腕も締めあげられていた。
「ひぃー!ひぃー!あがあああああ!」
友恵の顔は涙と汗で濡れ、手は藍に助けを求めるかのように伸びていた。
「ふんっ!!」
奈美が力をこめると友恵の手は動きを止め、友恵は失神した。
「起きなさいっ!!」
藍の声で友恵は目を覚ました。
そして自分の置かれた状況に驚愕した。
レオタードは全てはぎ取られ、手足を縛られ鉄棒に吊るされていた。
「なっ・・・何をするのっ!?」
友恵の声は震えていた。
「こうすんのよっ!!」
「あぐぅ!!」
藍の蹴りが友恵の白い肌を打つ。
「わかりましたぁ?先輩・・・SMってやつですよ・・・ねぇ?奈美」
「あんたにはこれからちょっと痛い目にあってもらうわ」
「いやっ・・・やめて・・・お願い・・・」
友恵は体を揺らし必死に懇願する。
「ダァ〜メッ!そらっ!!」
「ぎゃあ!ひいっ!やっやめてください!お願いしますうううう!!」
「ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ!」
藍と奈美は友恵の体を殴りまくる。
「ひゃあああああああああああああ!!げふっ!ぎっ!あうっ!けぼっ!」
友恵の体はサンドバックと化していた。
二人が殴り疲れた時、友恵の肉体は赤くなり、ところどころ腫れていた。
「藍・・・」
奈美は混棒を藍に渡す。
藍は受け取ると友恵の股間に先端を突っ込む。
「あうっ・・・はああああっ・・・」
友恵は痛みと快感で吐息を漏らす。
「ふふふ・・・感じる?」
藍は混棒を激しく上下に動かす。
「はうっ・・・あっ・・・あっ・・・うつ・・・」
友恵の顔が赤らみ、汗がしたたり落ちる。
「うっ・・・はあああああ・・・」
5分後、藍の手に友恵の股間から流れた液体がつく。
「なめなさい・・・」
藍が手を出しやさしく言うと友恵は藍の手にしゃぶりつき、ペロペロとなめだした。
友恵は藍に完全に屈服した。
「奈美・・・」
藍が合図すると友恵の腹部に強烈なボディブローがめり込み、友恵は再び気を失った。
翌日、朝練のため体育館に来た学生は鉄棒に吊るされた友恵を見て腰を抜かした。
その股間には混棒が刺さったままだった。
完