モモのパリ日記1998 3月その2
1998/03/11

「パリのウィークエンドそして、、、」


 またまた、水曜日メルクルディです。
日本のみなさま、コンニチワ!!私はモモです。(おやおや、もう外人きどりだあ)
 頭クルクルの第一週め、そして2週目ものこすところ、明日と明後日の授業となりました。毎日言葉の洪水のなかを、泳いでいる私ですが、かなり、なれてきましたよ。

 そうそう、パリに速報ニュース。メールが届きました。
 加茂町が、その活動に対して 自治大臣賞をいただいたそうです。なんでも、ビリオネアの活動とスポーツの活動に対して。詳細は、日本に戻らないと分からないのですが、うーーん、きっとすごいことなんだあああって、嬉しくなりました。
 みんなよろこんでいるだろうなああ。そして、今は加茂町にドリカムがくるんで、こりゃまた大騒ぎ。今度私が加茂に行くときにちょうど重なっています。何かと、話題の多い加茂町です。

   そして、本題にもどると?
 モモのパリ日記3月編、その2は、週末をどうすごしたか??です。

 日本からヨーロッパに着いてしばらくは、夜やたら早く眠くなって、朝がとてお早起き。そのパターンも一週間すると、日本の夜更かしパターンにもどってしまいます。

 木曜日から、パリの友人にお目にかかりだしました。
まずは、木曜日、12月に逢った、カトリーヌです。車会社で有名なルノーに勤める彼女です。週末はスキーにいくという彼女。そんなら、木曜日にね!!と、夜9時過ぎに、宿舎に迎えにきてもらました。クルマはもちろん、ルノーーー!!。
 この間は、若者の町「バステイュ」今回はその近くの「サンミッシェル」です。カフェでビールを飲みながら、お話し。
 習いたてのフランス語。私がはなすと「?????」どうしてか、それは、間違えかたがとっぴょうしもないからなんですよ。たとえば!飛行機は「アヴィオン」それを「アビニオン」と発音したりするからです。発音自身は、にてるでしょ??ところが意味は全くちがう。だから、フランス人には?????
 名詞にはひとつずつ男性と女性がありますから、それを間違えること、それはしょっちゅう、動詞の活用は、もちろんの事。はははあ!!でもでも、子供のように一生懸命な私を、優しくみていてくれました。

 気が着くと12時。ほらね!日本と同じになっちゃった!くるまでおくってもらって、オーボワーーール。マタネ!!すぐくるからね!!

アトリエ そして週末。土曜日は、またまた12月にお目にかかった、芸術家の御夫婦。ジュンサンとグナエルさん。  今回は、まず、ジュンさんのアトリエにお邪魔することにしました。

 電話をくれたジュンさん。ソウダ!アトリエにおいで。。。地下鉄の6番で終点ナシオン。そこから一番に乗って、駅をおりたら、大通り///をみつけて、そして//通りをみつけて、小道の 9番だよ。駅にある、地図をみておいで!!
 うんうん!と言っていたわたしですが、きっとこりゃ、まようなああ、と察知。
前の日にちいさなパリ市内のポケット地図を購入。アシュテ プラン デゥ パリ!!!
みっけておいたもんね!意気揚々と、メトロに乗った私です。
 さあてっと、表にでてみて「ガーーーンン!!!」大きな通りがあってどちらが北かわかんなーーーーいい。こういうときは、道をきくんだああ。そうだ、まずマックにはいろう。とマツクにはいってしまうところなんか、やっぱりにほんじんだああ。
 売り子さんは、かえって道が分からない、地図を見せてるのに、ダメ。そこで、大きな黒人の紳士の助け舟。
 わたし、イスィ!シルブプレ!なああんちゃって、こうなったら、指差し攻撃。
ラバ!グランブルバードゥ。。。ウイウイ。なんて工合。でも、結局、わかったわかった。
ここまでくればあんしんさ!9番あったあった。緑のトビラをあけて入れば2かいだったっけ。大きな倉庫あとを、アトリエとして、借りたんだってきいたもの。まず記念撮影を。というわけで、これがジユンのアトリエの概観。
 問題はこのあとでした。緑のトビラがあかない!!ええ!!なんでえええ。
もう少しさきなのかなあ??先に行ってもとびらが ない!!うえーーん。ここまできて逢えないのかな。と思ってこまっているとジュンの登場!!!ああ!よかったあ。
 風でトビラがしまったんだね。そうかああ。となんだか分からないけれど、なっとく。

わあ!すごーーーい。ほんと芸術家!って感じの建物の中身です。10人のいろいろな分野の芸術家たちが集まって、それぞれの作品を作っている。家具のひともいれば、鉄のオブジェの人もいる。共通のバーを今製作中。このニュワンス日本ではやりそうだあ。

 ジユンさんと、お互いの事たくさん話しながら、作品をひとつひとつみせてもう。
前にアパートで見せてもらったとき、「僕は浮いてる物がすきなんだ」って。そのとき船だった。磁石を利用しながら、浮きながら動くオブジェ。でも、オブジェというと、バケツがひっくりかえっていたり、なんだかわかんない、物がおおいけれどジュンさんの作品には物語がある。物語というより、詩がある。
ジェラペッシュ フランス語で「元気だよ!」は「ジェラペッシュ!」というのだそう。ここに、箱のなかに桃の種がひとつ。表には絹の布でふたがしてある。絹の文様が見えるなか、桃の種がひとつ、浮いている。この作品の題は「ジェラペッシュ」直訳すると、「私は桃をもっている」要するに、そういう、ことわざや決まり文句からうまれた作品。

 私の「めぽっち」と同じ発想。そんな、ジュンさんには、THINKING BELLの話は、大うけ!!モモリーだいかんげき!!あっという間に3時間が過ぎてしまったとさ!
 あたりは暗くなり、倉庫街の静けさが。。隣の家具やさんと鉄やさんと一緒にバーへ。
とょっとたちのみする所。ビールをいっぱいずつ。習いたてのフランス語で自己紹介。途中に英語がまじって。どうやら功やらコミニュケーション成立。セ ノン ブレ!(ノンプロブレム)
 ジュンさんの愛車でグナエルさんのまつアパートへ。愛車くん、なかなかドアがあかない。トビラをパンパンとたたくと、開くんですよ。はは、いい子。なんでも、車検で10万円かかったとか。フランスでは、車は、とことんのるんだそうですよ。10年しか乗っていない。という乗り。物を大事にするというのは、本当に日本人が見習うべきところ。

 この日は、3人で ベトナム料理にでかけました。もうすごい人気。昔フランス領だったベトナム。フランスでは、少し中国料理と一緒になって、フランス人の口にあう。そして、モモもとてもきにいりました。
 フランス語を勉強しているグナエルさんと、今回はフランス語と日本語でお話し。漢字もおぼえたよ!って書いてくれるのをみながら改めて、日本語の難しさをなっとく。
 そうそう、「火」は人に2つの点。こういうとらえかたに新たに、感激!!3000個漢字を覚えれば新聞がよめるって//フランス語もむずかしいけれど、日本語ももっとむずがしいかも。漢字をこれだけ覚えた私達にフランス語だっておぼえられるといわれれば、本当にそうだあああ。
 うーーーん、活用がどんなに込み入っていても、がんばるぞおおお。
 夜中のメトロも、ガイドブックにあるように、恐くはないですよ。ちゃんと宿舎にもどれました。
 さあて日曜日。
 座長のお嬢さんの親友は、フランス人と結婚して、パリ在住。そのサミさんと15:00に待ち合わせ。その前に、国際農協博覧会がパリで開かれているから。。とチケットをもらったので、そこに出かけてみることにした私。
 メトロで。。

国際農協博覧会 大きな展示場にたああくさんの人。会場に入るなり、うーーーん、別名田舎の香水。
いろんな農業機器、トラクターとか脱穀機をみてあるいていると、うしろから「モーーーーー!!!」大きな牛が近ずいてきました。「わおおお!!」
ふとみまわすと牛だらけ。どうやら、ヨーロッパのいろいろな国の、牛の品評会。
 わあ、どの牛もピカピカ、キエイキレイ。
なんと、触ってしまいました。やわらかいんですよ
フニャとして、象を触った時とは大違い!!もう、モモ感激!!見て下さい、こうして牛さんと記念撮影をしよう!もあるんですよ。

 その牛のすぐ隣で、牛肉の試食。まあ!美味しい、おもわず、ステーキを食べてかえりました。うーーん、まんぞく!

サミ 午後はサミさんのところへ、なんでも、10年前、スペインを旅行しているときに、しりあった人、そしてすぐ結婚してフランス在住10年というから、大ロマンス!!わおーーーー!!息子さんは4歳半、名前は「円蔵くん」なんでも、かれの、おじいさんがイタリア人で、エンゾウというのは、日本とヨーロッパどちらでもインパクトがあるからなのだそう。いやあ、ハンサムボーーイ。
 お話しに花が咲いて、楽しいひとときでした。
そして、また水曜日に!!とお招きを受けて、今夜お目にかかったんです。
 おいしいタイ料理。
先日亡くなった、偉大なるアーティスト バルバラが大好きなこのだんな様。
なんと、日本でほとんど歌われていない、バルバラの曲をお互いうたえたりして。話はもりあがりました。

 そうそう、言葉は、最大の手段。言語ってすばらしいなああってまた思いました。
どうして??っていう難しい文法をお持ちのこのフランス。でも、それが文化なんだなああってつくずく思います。

   書き方の時間は フランス人にとってもとても大切にされているそうです。
フランス人でも、きちんと正確に書くことは難しいとのこと。
 だから、言葉が美しい。

ほおおんと、ひさしぶりに、はじめの壁の高さに目をまわしたきがしました。フランス語の勉強には。やっとはじめの一歩を踏ませてもらった感じです。

   なんでも、ほおんとはじめがたいせつだああってすごーーく感じたこの日々。
と、真面目な締めくくりのパリでのパリ日記でありました。
 あと2日間のお勉強と 日本に帰るための12時間のフライト。続きはまた東京でね!!

    アビアントゥ!!!!!!!


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