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[7月のBS/WOWOW★注目番組 ]
2010.7.31
- 遠方の花火を観察する「隅田川花火大会」
我が家から10kmくらいなのかなぁ…。
川の上流下流の2会場での打ち上げで、下流の花火は完全に「スカイツリー」をシルエットにする位置。
これはこれで面白い。
しかし、昨日以上に水蒸気の多い空気で、非常にうっすら見える、という感じ。
音は、居眠りしていたら目が覚めたくらいしっかり聞こえた。
土曜なので、他にも色々な会場で打ち上げがあったようだが、空気が澄んでいないため、
音は聞こえるけれど見ることが出来なかった。
- 妻が携帯を機種変
長いこと「小さいのが良い」と言ってアナログなmovaのちっこい折りたたみを使っていたけれど、
i-modeのごく初期の機種で出来ないことが増えていたので、FOMAに乗り換えるといっていたのだが、
シャープの「フルキーボード付きでi-modeが使える」という機種になった。
一般量販店ではこの手の高機能機種はすでに「スマートフォン」の方に移行してしまい、カタログ上は
現役機種だけれど、売っていないのだそうで、ドコモショップで買ったとか。
私の携帯はFOMAだがやはりもう古くて、動かないアプリが多くて買い換えたいところなのだが、
妻の携帯が「FOMA最上位機種」ということになると、対抗上(?)スマートフォンに行くべきか悩む。
スマートフォンのネックはやはりi-modeに対応していないこと。有料のサイトが多いけれど、お金を取るだけあって
きちんとした内容で、小画面でも見やすく作ってあるのは捨てがたい。
- 今年初スイカ。夏らしくてよろしい。
2010.7.30
- 遠方の花火を観察する「さいたま市花火大会」
我が家から35kmくらい離れていると思うが、高温多湿でもやもやする中でも、辛うじて音と光が見えた。
とはいっても、肉眼ではほとんど確認できず「x8の双眼鏡」でやっと。
撮影は500mmのズームレンズで、どうも、ファインダーでのぞいた感じ(倍率)が、
八倍の双眼鏡とほぼ同じ感覚だった。
2010.7.29
- ひもの結び方、まとめ
そういうわけで、10年近く前に買った二冊のハウツー本はどちらもほんのり微妙なデキだったけれど、
いずれにしても100を超える様々な結びを全部覚えて使いこなす必要も無い。
もっとも原始的に言えば、結びなど知らなくても、コマ結びひとつでも、ぐるぐるにからげてやれば
何が相手でも止まることは止まる。
そこで、ちゃんとした結びの意義というのは、「結びの堅さと解きやすさをコントロールできること」
だ。
結びの基本要素は「端と端を結ぶ」「端に輪を作る」「中間に輪を作る」「棒杭を縛る」「二つのものを接合する」
などがあるけれど、一時的に結びたい場合と、絶対にほどけてはいけない場合がある。
人命救助なんかだったら、「どんな力がかかってもほどけてはいけないけれど、素早くほどけなければいけない」
という、相反する要求に応えなければならない。
だから、最初の結びの基本要素それぞれについて、強固さについて三段階くらいの結びのパターンを知っておきたい。
あとは、結びの強さにも影響するが、輪を作ったり、端を結んだとき、結び目が移動して輪の大きさが変わる結び方と、
変わらない結び方がある。
と考えると、およそ50種類前後の基本の結び方を覚え、あとは、荷造り系の結びを
「四角いもの」「丸いもの」「長いもの」「瓶もの」などいくつか知っていれば、
結んで出来るたいていのことは出来る。
後は、装飾的結び方とか、釣りに役立つ結びなど、特別な用途に合わせたやり方を追加で覚えれば良い。
- そう考えると覚える結びの数というのは、あっというまに100近くなってしまうのかなぁ…。
しかし、結びの「原理」というのは、摩擦で止まっているか、絡んで止まっているかの二種類しかない。
摩擦で止まっている結びは、力がかかっていないと解け、絡んでいる紐はくぐらさないと解けない。
そういう原理にバラして理解していけば、100のバリエーションの理解も無理は無いとは思う。
2010.7.28
- 図書「イラストで分かるひもとロープワークの結び方百科」小暮幹雄・新星出版社
昨日に引き続き、昔買った結び方の本、再読。
構成は先の本とそっくりなのだが、こちらの本のほうが収録している項目数が多くて、複雑な結び方も
多い。しかし同じ量の紙面で表現しようとしているので、難しい結びは結果的に説明不足気味。
でも、明らかな図版のミスは多くないし、ボーイスカウトの経験深い著者の経験談が
コラムになっていて、読んで楽しい本。
同じ用途の結びのバリエーションについて、細かな優劣・特徴も書いてある。とても良い。
中にネクタイの結び方があり、「ウィンザー・ノット」「セミ・ウィンザー・ノット」
「プレーン・ノット」の三種類が紹介されているのだけれど、私が普段使用している二種類の
結び方のどちらも違ってた。
強いて言えば、細めの結び方が「セミ・ウィンザー・ノット」の左右逆バージョンのようだが、
太目の結び方のほうは、正式な「ウィンザー・ノット」の方が中心部がふっくらと仕上がって
良いような気がするので、練習したいな…。
考えてみると、ネクタイの結び方を誰に教わったのか、さっぱり記憶に無い。
ご先祖様は畑や田んぼや牧場や漁師なので第一次産業何でも来いだが、西洋系の文化には弱いのだ(笑)
2010.7.27
- 図書「写真と図で見るロープとひもの結び方」ロープワーク研究会・西東社
手を動かす仕事は、気分転換になかなか良いのである。
で、何年も前に買ったロープワークの本を久しぶりに引っ張り出してきて通読してみると、これが結構、
図版・解説の書き間違いが多いし、同じ結び方が何度も出てくる(水増し?)し、参照関係が前後して、
後ろに書いてある結びの解説を読まないと分からないところもあるし、参照先のページ数が間違っていたり、
こりゃ結構適当な本だ…。
同じ目的の複数の結び方が書いてあるときに、特徴・優劣が書いてない場所も多い。
というわけでテキストの校正・間違い探しモードに入ってしまい、
「頭を使わない気分転換」では無くなってしまったような(^^;;
2010.7.26
- 土用の丑の日だということで、妻がうなぎを買ってきた。
一ヶ月ほど前に妻がおなかの調子が良くないと言い出してから、小食の日が多くてイマイチ勢いが
無いのだが、イベントはきちんとこなして行きましょうという配慮ではある。
ちなみに「今日はうなぎを買った」と聞いたので、飲み物担当として、先月駅前で発見した小さな酒屋にて
「真澄の純米」を見つけて買ってみた。
「美味しんぼ」の記述のチェックをしているうちに、地元(長野)の酒を買ってみたくなったのだけれど、
今日見つけたのは、まず「長野の酒で一番有名」と言ってもいい真澄の、純米と純米吟醸の二種類だけだった。
長野県の酒蔵の数は全国で三番目くらいに多いらしいのだけれど。
(私の高校時代の通学路の周りにも二軒の造り酒屋があった。今はHPで様子が伺えるのはいい世の中だ)
ここの酒屋は、どちらかというと駅前にたくさんある「小さな飲み屋」を相手に、業務用の酒を扱うほうが
多そうな雰囲気で、私が日本酒を端から端まで見ている間にも、前掛けをした姉さんが
焼酎を箱で買っていった。
ともあれ、最近はちゃんとした日本酒を扱っている店が減っているので、たまには買って「消費者の存在」
をアピールしておかないとね。
2010.7.25
- ゴーヤの成長が止まらない。ということで、もっと広がれるように支柱の拡張のため、
10cm強の網目のネットを手編みしてみた。総面積は窓一枚より一回り小さいくらい。
めちゃめちゃ暑いベランダで製作時間 3時間くらいかかってしまった(^^;
同じようなものの完成品が100円ショップで買えることを考えると、とっても「自己満足」だけれどね。
網目を作るための結び方にも、簡易で手数が少なくて済むものから、がっちり絶対に緩んだり
ずれたりしないものまで数種類あり、最初は枠の部分は頑丈に、内側は簡易に…などと考えていたのだが、
徐々に網目の美しさに陶酔的になり全部複雑で美しい方法になってしまったり、それでやたらに
時間をかけたり(笑)
2010.7.24
- 朝から晩まで暑い。夜半に雨が降ったけれど、あっという間に乾く。
NHKの「どれみふぁワンダーランド」を10本くらい見ながら、「美味しんぼ」の「日本酒の実力」ネタの
間違いを調べ続ける。
この話で雄山が「フランスのワインのラベルはいろいろなことがひと目で分かって合理的で、日本酒はデタラメだ」
と言っているのだけれど、ワインの諸問題を扱うサイトを読んでみると、ワインの世界も問題山積みで、
どうみても1980年代以降の日本酒よりも、現代フランスワインの方が「病気度が深い」ようである。
そもそも生産者たちが、フランスワインの没落の原因は「地名しか書いてないラベルの分かりにくさ」
だと思っているらしい。
フランスワインはAOCごとに色々な規格が決まっていて、ラベルにはその「地名」だけが書いてある。
ただ、現在フランスワインのAOCの数は460にもなっていて、「そんなの誰も覚えられない」と
地元の人間が言ってるらしいよ。
2010.7.23
- 容量倍増のBlu-ray Disc新規格「BDXL」
BDXL-Rは、100GB/3層、128GB/4層の2タイプが発売。リライタブルの100GBも。
たいていの映画は、従来の1層25GBで収まるわけだが、100〜128GBもあると『ロード・オブ・ザリング三部作』
あたりでも一枚に収まりそう。
当初は一枚5,000円くらいの価格でスタートということなので、なかなか売れないと思うけれど、
実は「33GB/1層」というディスクが出ると現行の50GB/2層より安ければ、案外需要があるのでは
ないかという気がする。
- 三谷幸喜、生誕50周年の2011年は新作7本で大忙し
新作映画「ステキな金縛り」のほか、舞台4本、テレビドラマ1本、書き下ろし小説1本の合計7本を作るのだそう。
- 映画「ステキな金縛り」コメディ。深津絵里&西田敏行主演
- 舞台「ろくでなし啄木」石川啄木の素顔に迫る文芸ミステリー、藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵
- 舞台「国民の映画」ナチス政権に立ち向かったドイツ映画人たちの姿を描く、小日向文世、段田安則、新妻聖子
- 舞台「ベッジ・パードン bedge pardon」引きこもりになったロンドン留学中の夏目漱石。野村萬斎、深津絵里
- 舞台「90ミニッツ」戦りつの物語。西村雅彦、近藤芳正
- ドラマ「ウォーキング・トーキング」コメディ。キャスト未定
- 小説「KIYOSU」織田信長の後継者を決める清洲会議の全ぼうを描く。
2010.7.21
2010.7.20
- 演劇「子供のための シェイクスピア シリーズ『お気に召すまま』」(アウルホール@東池袋)
2010.7.19 [海の日]
- ゴーヤの花が咲く
気温は35度にもなり、夜も30度近いまま。我が家で元気なのはゴーヤだけな感じ。
毎日二回水をやっているが、すぐに乾いてきて、ものすごく吸い上げている感じだ。でも
あまりお部屋を涼しくする効果には貢献していない感じ…(^^;
2010.7.18
- ネット動画で「はやぶさ」の帰還映像を見る
JAXAの公式なカメラが捕らえたもの、NASAなど外国チームの映像から大学の観測チームが撮影したものまで、
幾つかの別々の角度からの映像があるが、帰還カプセルと探査機本体が並んで大気圏に突入して
わずかに先行する帰還カプセルのすぐ後方でバラバラに砕けて輝く本体の映像が、
1stガンダムの大気圏突入シーンが本物だったらこうなる…というデジャブ。
探査機が燃え尽きる瞬間の強烈な光に「助けて下さい、シャア少佐〜!!」というザクパイロットの
叫び声の幻聴が聞こえたね。
2010.7.17
- 美味しんぼ54巻の「日本酒の実力」の検証作業を続ける。
とにかく間違いだらけで泥沼である。
2010.7.16
- NHKのBS-hi『スター・ウォーズ』まみれ週間スタート
2010.7.15
- SEIKOからダイバー45周年モデル「シロイルカ」
1000mダイバー(外胴モデル=只)の、外胴が白いモデルが8月に発売予定。
2010.7.13
- 『風の谷のナウシカ』ブルーレイ版・発売 ★★★
封入された小冊子に、ブルーレイ化作業の経緯などが書いてある。
宮崎監督は過去の作品があまりにもこってりピカピカになることには批判的だったようだが、
ブルーレイ用にデータ化したそのままのものを見て、「今の感覚から行くとやはり
鮮やかさが足りない」と思い直して多少の補正は施したということだそうだ。
『ナウシカ』の場合オリジナルネガから直接100本以上の上映用ポジを焼いたために、
キズは付いているし、退色もあったらしい。
ともあれ、今まで世に出たLDやDVDの画質はなかなか酷いものだったので、
ブルーレイの画質は非常に鮮明になっているが、落ち着いた色合いはもともとのイメージを
逸脱しない範囲に出来上がっている。
思えばLD時代には全体に白っぽく色が薄かったので「パンツはいてない疑惑」なんて
ネタも存在したけれど、BD版は、肌色とズボンの色の違いがちゃんとしていて、間違えようも無い(笑)
冒頭のオームの抜け殻のシーンで、ナウシカがオームの触手の向こう側に回るカットで、
抜け殻の透明感にはっとした。何度も見ているのに初めての感覚だった。
解像度はもちろん最高。
カット単位で時々ぼやけた映像が混じるが、もともとの「セルの撮影」の時に
ピントが合っていなかったのか、と推測される。
特典に「音声解説」が入っているが、これはDVD版で収録したものの使いまわし。
- キラキラ・G-SHOCK
電車の座席の前に立ったマダムが、真っ黒なG-SHOCK(樹脂側・ベルト)のベゼル部分に、
ピンクゴールド(外周)とシルバー(内周)の二列同心円状のラインストーンでキラキラに
なった時計をしていた。
これって、自分で細工したのか?
遠目には、今月発売のSEIKO PROSPEXの「フィールドマスター限定モデル」を
一回り小ぶりにしたような感じである。
無骨なG=SHOCKがなんだかおしゃれに見える。意外に良くて、ちょっと驚いた。
てことは、フィールドマスターも街中でOKなのか?
2010.7.12
- ネットを眺めていたら、某巨大掲示板で先日私が買った腕時計「オリエント・60周年記念モデル」
が爆発的に話題になっていたのを見て、ちょっと満足(笑)
銀(ステンレス)、金メッキ、各限定300本がほぼ予約で売り切れたようだが、掲示板を見ると、
金銀両方買った人もソコソコ居るような。55周年モデルがそれほど話題にならなかったのとは
大違い。安くて絶対利益が出ていないというのも、記念モデルとしての心意気を感じる。
- もうひとつ、現在日常使いにしているSEIKOの「ブラックサムライ・チタン」(現在絶版)が、
オークションでは、中古なのに「現役時代の倍のプレミア価格で取引されている」という話題も、
ちょっと機嫌が良くなった(笑)
これも安い時計だけれど、愛用品がいつの間にか世間で人気が出ているといわれれば、
ちょっと嬉しい。じゃあなんで絶版になったのかというのが不思議だが、たぶん、
SEIKOの機械式時計の再編計画の流れに引っかかってしまったのだと思われる。
「ブラックサムライ」の機械は、海外で「ファイブスポーツ」とかダイバーモデルに使われている
「7S」を採用しているが、国内ではもう少し価格帯が上の「6R15」という機械を使ったもの
しかなくて、7Sを採用したこと自体が最初から「隙間」っぽかった。
デザインも、ケース形状が「クッション型」だったり、国内モデルでは、
大きな「丸型インデックス」がほとんどなのに「バーインデックス」だったり、
回転ベゼルのギザギザが「ライターカット」だったり、このモデルにしかない特徴というのが、
色々ある。
つまり、この時計のデザインがいいなぁと思っても、似たようなデザインの現役時計がないから
中古が高くなっているのだと思う。
中身の機械が安いため、イマイチ精度が不安(一週間に1分以内の誤差で快調なときもあるが、
巻上げが甘い(?)とどっと進むこともある)なので、同じようなデザインのもっと
精度のいい時計が有ればいいと思うが、難しいところだ。
2010.7.11
- 参議院選挙
- F1イギリスGP
色々あるのだが、私が応援するものが同じ日に負けると、なんかへこむ。
2010.7.10
- 演劇「スタジオライフ公演・音楽劇『じゃじゃ馬ならし』」@博品館劇場.銀座
全員が男性の劇団で、これに限らず何でも「歌って踊る演出」で上演している劇団。
これまでも「十二夜」「夏の夜の夢」など、男女が入り乱れる系のシェイクスピア作品を
演じているし、萩尾も都の「トーマの心臓」など、美少年系がアレな系の原作の芝居も上演。
というわけで、お客さんのほとんどは若い、あるいはかつて若かった女性たち。
「じゃじゃ馬ならし」は、シェイクスピア劇の中でももっとも男性側の理屈で描かれていて、
貴族の二人娘の結婚話を中心に進むが、男たち…娘の父と結婚相手たちは、婚姻を通じて
財産を大きくする話ばかりして「持参金」だけが問題になっているし、
気が強い「じゃじゃ馬」の姉の相手が、徹底的に「貞淑で従順な妻」になるように、
しごき倒す。
「言うこと聞くまで食べさせない」とか、手法は完全にシゴキで、夫が「太陽を月、といえば月」
という理不尽をを乗り越えた、究極の従順を示すまで飼い馴らすという、現代女性から見たら
石が飛んできそうな無茶な内容。
「エリザベス・テイラー」が演じた映画版でも、エキセントリックなまでのじゃじゃ馬女と
夫のバトルは阿鼻叫喚という感じだった。
そこを、女性客主体のこの劇団が演じるに当たって、
「プロデューサーに騙されて酷い目にあっている売れない女優」が見た芝居の「劇中劇」という
設定にして、「女が一方的に酷い目にあっているように見えるけれど、最後は「従順な妻」を
演じることによって夫を良い気分にさせ、女は安楽な妻の座を得ることで利益を得ている」
というような、「劇中劇を見ている女優の解釈・コメント」を提示することで、
本来のストーリーを改変することなく、後味を中和している。
劇中に何度も「歌と踊り」が挿入されるけれど、最初と最後に同じ「女はこわい!」という
曲が歌われるのが、最初は「女は男の言うことを聞かないからこわい」と聞こえるけれど、
最後には「女は男の言うことを聞く振りをするからこわい」と聞こえてくるという寸法だ。
なかなか巧妙な脚本である。
- 日本各地の旬とワイン・MARCHE de GINZA
芝居の帰りに、7丁目のコリドー街の向かいのビルに
今月にできたばかりというレストランに寄ってみた。
日本各地の旬の名産品を食べさせるというコンセプトの店で、今月は「三重県」がテーマ。
で、「三重の食材を使ったコース(3,800円)」とオススメグラスワイン3杯セット(1,260円)を注文。
二人でちょうど一万円というところ。
料理は前菜にテリーヌ、または白身魚のカルパッチョ、カボチャのスープ、
スズキのポワレ、メインに三重牛のステーキ(たたき?)キノコのソース、そして
デザートに蜂蜜風味のアイスクリームとベリーのソースのパフェ。
味はまあソコソコ。量はちょっと少なめだけれど、値段を考えるとこんなものか?という
感じ。
良かったのは白身魚の皮がパリッとして、身がしっとり甘い感じに仕上がっていたところ。
カルパッチョも、上に散らしたあられ切りの赤カブ?のようなものの食感が良くて、
楽しめた。
一方、牛肉のたたき風ステーキは、塩胡椒が全然足りない上に、テーブルに調味料も無いので
もう一つ。ならばキノコのソースがもう少しソース分が多ければ良かったのだけれど。
肉質も妙にスジが多かった。
デザートのパフェがなんか温いのもピリッとしない。ベリーのソース、蜂蜜のアイスクリーム、
生クリーム、メレンゲ、と層を作っているのだが、ほぼ常温の感じの生クリームが支配的で
微妙な食感。
ワインはイタリア産のテーブルワインクラスのもので、泡・白・赤
このコース料理の分量にはすこし少ない気がする。二人で6杯で2500円だから、
高いわけではないけれど、ボトルで3,000円台のワインを一本頼んだほうが
納得行ったのではないかと思う。
しかし、料理よりも、店員の動きがテキパキしていないのが気になる。
料理とワインの説明も、なんだかしたりしなかったり。
オープンから10日目で店員が慣れていない?とはいっても、あまりにも手際の悪さが
店内の空気に滲み出ていて、「どうか?」と思っちゃう。
「フレンチレストラン」のような「格」を目指していないのは、内装や座席の狭さや
食器や、色々なところから感じられるので、堅苦しくなくてもいいと思うが、
ならば、スタッフがキビキビして「大衆食堂」らしい勢いを醸し出さないと。
お皿の縁に漏れなく指紋がくっついていたのも、どうかと思ったよ(^^;;
ちなみに、「食べログ」の評価がわりと良い、と妻が見つけてくれたのだけれど、
食べログの他店の採点水準からすると相当に甘く「開店祝い採点」…もしかして関係者の投票?
という感じがした。実力はたぶん3点というところ。
2010.7.9
2010.7.8
-
夏になるとダイバーズウォッチが気になる。ということでSEIKOの新型の日本未発売モデル"SRP043K1"
「ファイブスポーツ」と「プロスペックス」の間のポジション。値段も中間くらい(税込 27,780円とか)
ムーブメントは新型の4R15。
まあ、本格的な「200mダイバーズウォッチ」なので、裏蓋は透明ではなく、新型
ムーブメントを観察することは出来ないのだけれど。
SEIKOのダイバーズウォッチは、「丸いドットのインデックス」がほとんどだが、
この機種は「12,3,6,9」の数字インデックスなのが珍しく、時分針はすっきりしたペンシル型で、
全体にクッキリ力強い印象。
金属バンドは、ダイバーズエクステンション付きで、重量感有るデザインで確実に
「ファイブスポーツ」より高級。
一方「ウレタンベルト」のモデルも精悍でカッコいい。
ほぼ同じ文字盤デザインで、ダイバーズモデルではない機種(SRP029K1)もあって、
これも良い。(針が色付なので、もしシンプルなモノクロ・デザインだったら即買いなのだけれど…)
ちなみに、こちらのシリーズは裏スケルトン。写真で見る限り、4R15はかなりの部分が
7S25系メカと同じようだ。石数は22石。
7S25は、私が使っているチタンダイバーが採用しているムーブで、巻き上げ効率が高いし精度もまずまず。
4R15の詳細はまだわからないけれど、たぶん7S以上のムーブにはなっているのだろう。
2010.7.7
- 七夕
雨。なんでこんな天気の悪い季節に七夕なのだろう。8月に七夕を祝う地域のほうが
気が利いているな。
2010.7.6
- 映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』鑑賞(錦糸町TC#2) ★★
面白かった、けれど、設定には色々と無理があって、「話を面白くするために無理やり?」
と思うところは多々有った。
過去のシリーズで登場した人物が大勢出てくるのだが、「小泉今日子」の初登場シーンの
不気味さ、インパクトの凄さはなかなかのものだった。
あえてストーリー上の不満を言うなら、「新・湾岸署」のセキュリティーシステムによって、
署員が閉じ込められるという設定のために、それ以後多くの署員の活躍の場が無いこと。
犯罪者側の不気味な雰囲気を追求したり、新・湾岸署の電子の要塞っぽさを強調したあまり
全体が重たい雰囲気なのも、もう少し、快活なシーンを増やしてほしかったかなと思ったりする。
2010.7.5
-
時計話「ハミルトンの2010年新作・Viewmatic 37mm シリーズ」
[ハミルトンの公式ページ]
「シンプルな革ベルトの三針時計」はいつでも気になる存在で、ハミルトンのviewmatic
も何年も前から候補にしていたのだが、「イマひとつ」ピンと来ずに眺めていた。しかし今年のモデルは良い。
viewmaticは同じデザインで直径違いで、40mm、44mm、とあり今回の37mmの登場である。
バブル以降、時計の高額化とサイズの大型化時代が続いていたが、
最近昔のサイズへの回帰が続いている。
腕時計の歴史から言えば、精密加工技術の進化と共に時計のデザインは「薄く小さく」なり、
小さい時計は高級品だった。
しかし、クォーツ時代に「小さいのは当たり前」になってしまったので、その後復活した機械式時計は、
反動として「でかくて目立つ」という方向に行ってしまった。
でも、シンプルな「三針時計」については、あまり直径が大きいと間の抜けた感じになるし、
それを補うように飾り立てれば下品になってしまう。
ということで、ハミルトンの37mmシリーズは、シンプルデザインと相性の良いサイズで、
注目に値する。
値段も8万円前後で買えるので、適正。
- デザインに関して言うと、「骨董的な時計」の人気は結構高い。60〜70年代の
時計が今の新品の時計と変わらない価格で中古屋さんで売っていたりする。
そもそも機械式時計なんか買う人は、レトロ好きである集団とかぶっているはずで、
下手に新しいデザインを入れずに、長く人気のあるデザインの時計を復刻してくれると嬉しい。
2010.7.4
- 「コムラード・マンドリンオーケストラ」演奏会
友人が参加しているマンドリン・オーケストラの演奏会を聴きに行く。
50人くらいのメンバーが居て、ベテラン率が高いので学生の演奏会に比べると、
きめ細かで充実した音がするのがいいなぁと思う。いっぽう、みんなベテランなので
間違った音もけっこう堂々とでているような気もする(笑)
冒頭に二曲続けて学生時代に演奏した思い出の曲が演奏されたけれど、
若い頃にあまりにも深くかかわった曲というのは、譜面の一ページまで思い出されて
落ち着いて聴けないものだ。思い出すだけで恥ずかしい(笑)
後半は、1920〜80年代にかけて重要なレパートリーを発表し続けた
「鈴木静一」の曲を三つ。
この団体は、この作曲家の作品を全部演奏することを目標に掲げていて、
とてつも無い珍曲が発掘されたりするので面白い。
トリは「スペイン第三組曲」で、第二組曲は学生時代に演奏したことがあるけれど、
第三は存在自体初めて知った。
わたくし個人は結構なスペイン音楽オタクであるので、スペインの音楽は中世のものからフラメンコ、
現代ポップスまで色々聞いてきたけれど、この曲の中のスペイらしいフレーズは、
「闘牛の音楽=パソ・ドブレ」で、思い起こせば第1,2組曲の中のスペイン風のメロディーは皆
パソ・ドブレ風だった。
それ以外のフレーズからはほとんどスペインの雰囲気が無い。曲の解説で
ジプシーの踊りが云々と書いてあっても、フラメンコ風でもないし、中東風でもないし、
アフリカとか、イスラムとか、インドとか、スペインに流入した諸民族の色々な音楽と、
特別の関係は無いようだ。
一番近いといえば、スペインとは全然関係の無い「グローフェ/大峡谷」の写実的な雰囲気を
髣髴とさせる。
民俗音楽で言えば、やはり「イタリア」っぽい。マンドリン音楽だからということも
有ろうが。ナポリっぽい甘口のメロディーがところどころに現れる。
これは、たとえば、一度もスペインに行かなかったビゼーが書いた
歌劇「カルメン」に、スペイン風のリズムがほとんど無くて、
演出上フラメンコダンサーを登場させてもイマイチ締まらないのと同様、
スペインに行かないで空想のスペインを思い描いて書いた音楽、という
感じだ。
作曲の背景は知らないけれど、海外渡航の一般的でなかった1960年代に書かれた曲なので、
恐らく、絵葉書の風景やわずかなレコードの音を頼りに書かれたのではなかろうか。
のどかな時代である。
2010.7.3
- 『スターウォーズ祭り in BShi』始まる
第一弾は『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』の第1シーズン22話連続放送
『クローン・ウォーズ』は、実写版本編の歴史的流れの中ではそれなりに大きなエピソードなのだが、
作品としてみると、なんだか毎回じゃんじゃんバリバリ戦闘しているだけみたいな感じで、
イマイチ「子供向け」に過ぎるような気がするし、絵柄も「日本人のイメージするアニメ」
とは全然違って、むしろ「気の抜けた人形劇」みたい。
なのだが、避けて通っていたらマニアとしての基礎教養が満たせない…(^^; というわけで、
頑張って見るしかないみたいな感じ。
しかし、来週放送の第2シーズンと併せて44話も見るのは大変すぎる。構想では100話やるつもりらしく、
23分x100かかるということ。(1シーズンは23x22=506分=8時間半)
実に肉体労働である。
2010.7.2
2010.7.1
-
電車の中で「ブライトリング」の「エアロマリン スーパーオーシャン ヘリテージ 46」
らしき時計を初めて見かけた。
でかい。スーツに合わない…。しかし直径46mmというのは、今日の自分の時計と同じなのに
一回り大きく見えるのは、ケースサイドが垂直に立って厚みがあるのが原因か。丸穴の開いた
ラバーベルトも、スポーティーな感じで仰々しく見える要因か。
まあ、若いうちは「過剰なデザイン」のものがほしくなったりするものよの…と、
生暖かく見守ってみたりするのであった。まあ、買ったばかりだとスーツに合わなくったって
使ってみたいだろうし。
-
SEIKO PROSPEX FIELDMASTER "SBDC013"
プロスペックスの新シリーズ「フィールドマスター」が展開開始した。
プロ用ダイバーと同様の「外胴プロテクター」がついて20気圧防水。ベゼルが方位計に
なっていることだけが違うと言って良い。
直径45mm厚さ13.7mm でかいね。
6/7月のBS/WOWOW★注目番組
- 7/() :- WOW
- 7/ 3(土)- 4(日) 11:30- BShi ★スターウォーズ・クローンウォーズS1
- 7/ 4(日) 15:55- BShi ★THIS IS 'MY STARWARS'
- 7/10(土)-11(日) 11:30- BShi ★スターウォーズ・クローンウォーズS2
- 7/10(毎土) 21:00- WOW イエローストーン(全3回)
- 7/11(日) 15:55- BShi ★なるほど!スター・ウォーズ
- 7/11(日) 19:30- BShi ★スター・ウォーズ・伝説は語り継がれる
- 7/12(月) 4:20- WOW ウォー・ゲーム
- 7/17(土) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード1
- 7/17(土) 22:20- BShi ★スター・ウォーズ・世界の兵士たち大行進!
- 7/18(日) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード2
- 7/18(日) 22:30- BShi ★スターウォーズ・クローンウォーズ劇場版
- 7/19(月) 18:00- WOW うたの日コンサート2010(Perfumeほか)
- 7/19(月) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード3
- 7/19(月) 22:25- BShi ファンボーイズ
- 7/20(火) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード4
- 7/21(水) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード5
- 7/22(木) 20:00- BShi ★スターウォーズ・エピソード6
- 7/23(金) 8:30- WOW 深く静かに潜航せよ(B/W)
- 7/23(金) 17:20- WOW アルマゲドン2009
- 7/24(土) 15:00- WOW アンタッチャブル
- 7/24(土) 17:05- WOW アルマゲドン2012
- 7/25(日) 16:50- WOW トランスポーター
- 7/25(日) 18:30- WOW トランスポーター2
- 7/25(日) 20:00- WOW トランスポーター3
- 7/28(水) 17:20- WOW ピンクパンサー1,2
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からから亭の気になるモノ
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